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ことわざ大百科 ver.短小説  作者: 深夜翔
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鮑の片思い

(アホらしい……)

教室の片隅で窓の外を眺めながら思う。

教室では頭の悪い陽キャ達が好きな人だのなんだと騒いでいる。自分が頭がいいとは思わないが、あれはどう見ても悪いと言わざるを得ない。

「お前、奏が好きなのか!」

「あんまり大きな声で言うなって!」

「お前こそ誰かいないのか!」

「僕は既にいるからなぁ」

「羨ましいやつだな」

こんなやり取りを教室の真ん中で大声で話している。そもそも誰が誰を好きになろうとそいつの勝手だろ、なんでそんなに聞きたがるのか。

「江藤くん、どうしたの?」

「わっ……ビックリした……近いって」

くだらない話に聞き耳をたてながら窓を向いていたら、耳元から突然に声をかけられて驚く。

桜田真知、僕の隣の席でやたらと僕に話しかけてくるおかしな奴。こっちは女子と話すのが苦手だと、直接言った事もあるのに何故か話しかけてくる。

本当に厄介きわまりない。

「なんでもない、もうすぐ休み時間も終わるから早く準備した方がいいよ」

「はーい」

毎日こんな感じ。

意味が分からない。

もしかして、僕の好きな人の話を聞いた事があるのか?誰にも言った覚えは無いし、今後も言うつもりも無いけど………気にしてはダメか。

高校生の男子は、女子に構ってもらえるだけで好きだと勘違いできてしまう。僕だって例外では無いけど、余計な事をすると返ってダメになると知っている。そういう気持ちは卒業するまで何処かに置いておく方がいい。

「あっ宿題終わってないんだった!江藤くん、ノート見せて!」

「……はい、こっからここまでね」

「わーありがとう!」

宿題を忘れる常習犯。基本毎日、何かしらの宿題を見せている気がする。僕は宿題はしっかり家でやってくるのが当たり前だと思っているから、忘れる事は無い。昔は割と忘れる方だったけど。

数学の授業が始まると異常に眠くなる。

聞く気力も無いから、いつもの通りにボーッとしながら窓の外を眺める。

気づけばまぶたが落ちてきて寝かけるも、肘の支えから外れそうになって起きる。その拍子に肘に当たった消しゴムが床に転がっていく。

そっと床に手を着いて取ろうとすると、前側から伸びてきた手とぶつかる。

咄嗟に手を引っ込めると、その相手が消しゴムを取って差し出してきた。

「はいこれ、よく寝るねー江藤くん」

「あ、ありがとう……数学は嫌いだから」

そういうハプニングは心臓に悪い。

意識しているからこそ余計に危険だ。

いいか全国の男子諸君。

こういう所で勘違いするのは後で痛い目を見るからやめておくといい。何事も起きずに高校を卒業出来ればそれが1番いいのだ。


誤っても1人勘違いで告白などしては行けないからな



あわびの片思い : 鮑の殻は二枚貝の片側だけのように見え、いつももう片方の貝を求めているということから、一方からだけ恋い慕うこと。片思い。

「磯の鮑の片思い」と言われることもある。

毎回思う事がひとつ。

ここの後書き、あんまり後書きしてなくね?


どうも、後書きとはなんぞやと今更考える、深夜翔です。

まぁ自分のスタンス的にこのままでもいいかなと。

適当に話したい事を書いてます、はい。

そもそもここまで読んでくれている方がどれだけいるのか………。


というわけで、ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。

それではまた明日……さらば!

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