危ない橋を渡る
「今回の実習はリレーだ。ただのリレーではないぞ、各班に1枚の地図を配布してある。そこの目印が着いている場所がゴールだ。しかし、この森は迷いやすい上に自然の罠が沢山ある。難易度が高い場所に赤マルをつけてあるから考えて進め!以上、出発!」
先生が始まりの合図を発すると同時に大勢の参加者が森へと駆け出して行った。
この学院には地下にダンジョン、つまり今いる森がある。ダンジョン自体はこの世界にはたくさん存在しているが、学院がダンジョンを保有しているのは珍しい。
「何してるの?行くよ!」
そして自分も実習に参加している。メンバーに呼ばれて早足で森へと入っていった。
「レン、とりあえず地図を見てルートを考えてくれ」
「ああ、見た所最短距離だと、この先の高難易度エリアに直撃するな。抜ければすぐにゴールだが……どうする?」
ここにいる全員がもちろん知っている。
高難易度エリアは、重傷者どころか瀕死の生徒が出るほど危険な場所だ。
去年の先輩達も、無策で突っ込み怪我をした人が大勢いた。
「さすがに少し迂回していこうよ」
もう少し進めば普通のエリアを通っていくことができる。安牌策はこちらだ。
「それじゃあ他のチームに勝てないぞ!俺たちなら何とかなるって!」
この実習に随分とご執心なライオがさっきから時間をやけに気にしている。
確かにもうすぐで第1報酬が得られる時間になる。
やはり報酬目当てか。
「別に問題はないけど……危険だよ」
「分かってるよ!でも行ってみないと分からないだろ!」
「言っていることが矛盾しているぞ」
あまり気乗りしないが、俺も報酬は欲しい。
1度入ってみてもいいと思う。
「とりあえず入ってだけ見よう、それから厳しそうだったらこちらに向かって少しでもルートを短縮できるようにしよう」
最終的に満場一致で高難易度エリアに入っていった。
「お前ら……あそこを抜けてきたのか?!」
無事に時間内1位で到着した俺たち。
道中色々会ったが、全員無事にゴールに辿りついた。
「ギリギリでしたけどね」
「いや……ここを通って来た生徒はこの学院始まってから2回しか無い。よく無事だった、お前たちが優勝だ!」
結果、あの選択は間違っていなかった。
もちろん、一か八かの賭けなところはあったが。
危ない橋を渡る : 危険な道を選んで進む。危険な手段を用いてことをなす。危険すれすれのことをする。
今日はこの後予定があるので手短に。
どうも、深夜翔です。
少し急いでいたので、多少雑な内容になってしまったと思います。申し訳ありません。
ですが、時間がないのも事実。
明日も是非とも読みに来ていただけると嬉しいです!
ではまた明日……さらば!




