表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初見殺しの有栖さん  作者: 篝茉莉
第一話
9/21

人生終了?

飲み物を買った俺と白はあの後は何事もなく教室まで着いた。

入学二日目から色々問題が多すぎる。

噂に関しては全校生徒の大多数が参加するようなイベントで見せつけて無くすとして。

会長の方は何事もないことを祈ろう。

マリアの方は…こっちもどうにかなると信じるしかないな。

倭鳥さんとも早く仲良くなりたい。

はぁ。俺はため息をつきながら教室に戻る。

あれ、マリアがいる。なんで気になる奴らがこのクラスに集結してんだよ。

あ!倭鳥さんもいる~!可愛い。

「そろそろHR始まるし解散な。」

「はいは~い、またあとでね~」

俺と白はそれぞれ自分の席に戻る。

それにしても白の奴、話せば話すほど男とは思えなくなってきたな。ただのアホっぽい。


席についてから数分後にHRが始まった。

まず最初にクラス委員を決めてから、決まったクラス委員が委員会活動の担当割り振り。

クラス委員長は前田幹佳〈まえだもとか〉と成沢藍紀〈なりさわあいき〉。両方男。

男女一人ずつだと思ったがその辺は別にどうでもいいらしい。

委員会活動は俺が風紀委員、マリアも俺と一緒の風紀委員、白が運動委員、倭鳥さんが図書委員。

俺が風紀委員になったのに特に理由はない。

とりあえずどこかに所属しなければいけない、ということで余ったやつに参加しようと思った結果。

まさかマリアと一緒になるとは思わなかったが。

倭鳥さんと同じ委員会っていうのも魅力的ではあったが、倭鳥さんも余りもの戦法だった。

さっさとマリアに友達作ってもらって俺はゆっくり倭鳥さんとお話ししたい。


HRも終わり、部活見学の時間、放課後になった。

俺は教室の窓から、走り込みで中庭を駆け抜けていくサッカー部達を眺めていた。

ここでは特に部活に入らないといけないわけではないので、俺は入らない。

マリアは電話番号を教えた時に「めんどくさいし、学校慣れたら仕事入れるから入らない。」って言ってたな。

白は「部活やってる暇があるなら帰っておやつ食べて寝るね。時間がもったいない。」って言ってた。

矛盾してる気がしなくもないが、睡眠は大事なのでスルーした。

そんなことより倭鳥さんが部活動するのか気になって仕方がない。

倭鳥さんと一緒の部活なら入ってもいいな…

『涼花君、今日も遅くなっちゃったね、一緒に帰ろ?』的なシチュエーション。やりたい。

色々考えていたら教室にはもう俺一人しか残っていなかった。

俺もそろそろ帰るか。


昇降口で外履きに履き替え、駅まで歩き始めた。

この辺は結構賑やかで、人通りも多く洒落た店も多い。なので結構な頻度で同じ制服を着た人を見かける。

そういえば明日は身体検査だな。あ、ここでちゃんと俺は男だ!って皆に思い知らせるか。

身体検査が終わってからは、中学の復習テストもやるって言ってたな。

あぁ、忘れてた、明日から昼ご飯必要だった。恵梨に頼んでおかないと。

帰っても家にいないかもしれないと思いスマホを取り出し、『明日から昼ご飯お願い』と恵梨にメールを送ろうとしたその時。

「おい!嬢ちゃん危ない!」後ろからおじいちゃんの馬鹿でかい声が聞こえた。

歩行者側の方は青信号なのに、赤信号をガン無視して交差点を突っ込んできた車がいた。

そして俺の先には、信号を渡っている誰かが見えた。

畜生、これで三回目かよ。今度こそ本当に死んじまう。

なんで俺はこんな場面に三回も遭遇することになってんだ。

まだ倭鳥さんと会話もしてないのに。

無意識に俺は全速力で信号を渡ろうとしている誰かを押しのけ、車に轢かれた。

一件ブックマーク登録されてました…!あろがとうございます!

頑張って毎日投稿するようにします…!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ