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17話 風雷棒戦


キレイが見つけ出した一本道の下水道。

そこを進んだ先、

たいした時間もかからず、それこそ5分も歩いていないそんな浅瀬ともいえる場所には1人の男が膝を立てて座っていた。


握るランタンの薄い黄色の光に照らされ、姿を表したそいつは細い体の男だった。

ボロボロにくたびれた服に伸び放題の髪を後ろに纏めた無精髭。目の下に特徴的な大きな隈があり、腰にかけた刀のような武器以外はいかにもスラムに住んでいそうな容姿をしたおっさんという表現がぴったりな男。


怖いくらいに真っ白な顔だった。

死人のそれと同じくらいの真っ白な肌。

こんな場所にいることもあったが、

それ以上に、目に見えて、肌で感じてわかるほどの異質なオーラをその男は放っていた。


「童ども、何をしにここに来た?」


男は俺らにそう語りかける。


「帰れ。

ここは童どもが遊びに来るような場所ではない」


物静かに、

座ったまま微動だにせず、ただ淡々と語りかける。

フォルカとキレイも俺と同様このおっさんがただものじゃないことに気付いたのだろう。

合図もなしに腰からダガーを引き抜き、臨戦態勢をとっていた。


「この先には化け物がいる」


しかし、男はそんな俺らに対して明確な敵意は持っていなかった。それどころか、俺ら3人に親切にも何かを伝えようとしていた。


…分からない。

事情が分からない。


もし彼がアカリを攫った元凶。

このアリュザークを騒がせる子供失踪事件の犯人ならば…まず間違いなく子供である俺らのことも攫おうとするはずだし、襲ってくるはずだ。


開口一番にそれをしないということは、彼はアカリを攫った犯人ではないのだろか?

いや…それはおかしい。

おかしいな。

アカリが連れ攫われたのは間違いなくこの場所のはずだ。

俺はキレイのことを信用してるし、それについては間違いはないだろう。犯人の拠点ともいえるこの場所にいるここにいる時点で、目の前の男が事件と何かしらの関係があるということは間違いない。


それに…。

それ以上に…だ。

この男…なにかが引っかかる。

それが何かは分からないけど、俺の中の勘が言ってるのだ。

コイツとは話が通じるかもしれないって。


…なら…。

話し合えるなら、こちらとしても是非もないことだ。平和に済むのならそれが一番。

俺は戦いに来たんじゃなくアカリを助けに来たんだから。

俺は後ろの2人にハンドシグナルで待ての合図を出した。


「…俺らは…遊びに来たわけじゃないんです。

ここには攫われた友人を探しに来ました。

俺らと同じくらいの年齢の女の子が拐われてきたはずです。

知っていますか?」


「ほう、攫われた…友人を…?

聞こう。

その女子おなごの格好は?」


「金髪です。

髪はあまり長くない」


「ふむ…金髪の女子か。

見たな、ああ見た、つい先ほど見た。

それなら確かにアレらに運ばれた。

今頃、吾輩の後ろ。

ここの最奥にいるだろう」


飄々と顎髭を撫でながら、そう親指を後ろに向ける男。


「オイ!テメェコラ!!

他人事みたい言ったんじゃねーぞクソ野郎!!

アカリを返せ!今すぐに返しやがれ!!」


後ろのフォルカがキレた。


「まてフォルカ」


俺はそんなフォルカを制する。


「待てって!なにを!?

コイツが諸悪の根源だろうがっ!

敵だろうがっ!!?

コイツを叩き潰せばアカリは返ってくるんだろ!?」


「そうとも限らないから待てと言ってるんだ」


「何が限らないんだよ!?」


「フォルカ。ここにくる前に約束したよな。

俺の命令には絶対に従うって」


「フォルカさん…」


フォルカの隣にいたキレイもフォルカの肩に触れ、その怒りを宥めようとする。


「ッ…!んぐっ…。

ああ、クソッ!分かった、分かったよ、話を聞いてやる」


俺とキレイの二人からそう言われたら無理に出られなかったのだろう。

不満げに腕を組むフォルカ。悔しそうに歯を食いしばりながらも、ひとまずは黙っててくれた。


大人になったな。

以前のフォルカだったら有無を言わさず、言葉すら交わさずあの男へ殴りかかっていたのに。

こんな時なのに友の成長をしみじみと感じてしまう。


「黒髪の女子はなかなか活気盛ん。

うむ、いいことだ」


そんな俺らを見ていたその男は顎に手を当てうんうんと満足そうに頷いていた。


「気の強い女子は強い子を産める。

そして、そこの…雪兎の坊」


そう、その男は俺に指を差した。

雪兎の坊。

…って、ああ俺か…。

初めてそんなふうに呼ばれたから反応が遅れた。


「なかなか頭が切れるように見える。

雪兎の坊が童どもの纏め役か」


……纏め役ね。


「ああ、そうですよ俺がリーダーです」


「童どもが友を取り返しに来たというのは分かった。

分かった。が、しかし、それは無駄なことだ。

友を想う勇敢な童どもよ。

引き返すがよろしい。

この先は禁足地。

押し通ろうとすれば吾輩が殺さなければならぬ」


「…悪いですけど。

その問答はさっき答えが出ていましてね。

俺らに引き返すと言う選択肢はないんです」


「ふむ…立ち向かってくるというのか。

この吾輩に。

みすみす命を捨てにくるのか。

それは悲しきことだ」


男は鞘に片手を置き、物音を立てず静かに立ち上がれば名乗った。


「吾輩の名は、風雷棒ふうらいぼう

ドミノ三剣人の1人にして、

戦国の世から甦らされし、死体人形である」


「風雷棒!?」


後ろのキレイがその名に反応して割り込むように叫んだ。


「…風雷棒ってなんだ?」


そんなキレイにフォルカが間抜けな声で聞いた。


「…えっ?

…まさか、フォルカさん…風雷坊を知らない?」


「うん、知らない…え?だれ?有名人?」


「ふっ、はは!!

はははははは!!」


風雷棒と名乗った男はそんな2人を見て高笑う。


「そうかッ!

風雷棒たる吾輩を知らぬか!!

ああ!!そうか!そうか!もうそんなに時が経ったか!!面白いッ!」


風雷棒。

そしてドミノ三剣人。

俺もそんなに詳しくはないが、名前くらいは聞いたことがあった。

なんでもこの世界の歴史上の有名人物だ。

彼の話をするには、3000年も前の話をしなければいけない。

アリュザークがあるクレピス連合国ができるよりも、ずっとずっと前の歴史の話。


世界にはパルゲアという巨大な大陸があった。

あった…というかパルゲア大陸自体は今もあるのだけど。

俺らが住んでいるこの場所がそのパルゲア大陸なんだけど。

ま、そこはいいか、

とにかく舞台は巨大大陸パルゲア。


そこで人々は繁栄し、やがてパルゲア全土を掌握する一つの巨大帝国が出来上がる。


それを『第一帝国』という。

第一帝国は1000年間もの間パルゲアを、そして人々を支配し続けた。

しかし、どこの世界も盛者必衰は変わらず、第一帝国は時代と共に内部分裂に見舞われることになる。

1000年もの月日は帝国の内部を腐らせるには十分過ぎる時間。

腐った内政に絶望した市民が立ち上がり、ある時、時代の革命を掲げて第一帝国旧政府と打倒皇帝を企む新政府との天下分け目の戦いが起こった。

ドミノ三剣人というのはそのときの第一帝国、

新政府側で戦った3人の革命軍の英雄。

その中の、1人、風雷棒。


そいつが俺らの目の前にいると、キレイは言った。


「いかにも、その風雷棒が吾輩だ。

といっても今の吾輩は遥か大昔に死んだ英雄の死体人形だがな」


「死体人形…」


「英雄なんぞとは言われているが、今の吾輩は操り人形にすぎないのだ。

かの魔女の忌々しき呪いのおかげで黄泉から使役され自由に動かせぬ」


操られているということか。なるほど、どおりで敵意もなければ、襲ってもこないわけだ。


「つまり、その先には貴方を使役している魔女がいるんですか?風雷棒さん」


「さあ?

どうだろうな、

アレはもはや女と呼べるのかどうか…」


「…その先に誰かいるのは確かなんですね?」


「ふむ、これ以上の発言は許されていない。

言いたくても言えぬなぁ。

しかし、魔女の話はもういいだろう。

童ども、吾輩が言いたいことがなにか分かるか?

吾輩とて子供斬るのは本意ではない、だがそれでも童どもがこの先に押し通ろうとするならば吾輩は抗いようもなく、魔女の命令において童らを殺さなければならぬ」


…。


「…吾輩は子供が好きだ。

子供というのは眺めているだけで安らぎをくれる。

…だからできるなら殺さずいたい」


「おい!コイツ何言ってるかよく分かんねえよ!!

ユッキー!さっさとぶっ倒しちまおうぜ!!」


フォルカがそう叫ぶ。


…どうする?

俺はどうする?

戦うか?

あの、風雷棒と戦うのか?

伝説の英雄と戦って勝てるか?

いや、

もうやるしかない。

ここまで来たんだ、やるしかないだろ。


「キレイ、フォルカ。今から戦闘になる」


「ほう。正気か?

童ども、本気で吾輩と戦う気か?」


「…貴方と戦わなければ、アカリを救えない。

なら戦います」


・・・


風雷棒はこちらを静かに見つめ、ただ立っているだけだったが、そこに近づけば『斬る』という殺気が確かに見えた。


けれども、

そんなのにビビってるようではアカリは助けられない。

俺は腰の鞘から剣を引き出し、鞘を投げ捨てる


「来るか。

相手がこの風雷棒だと知ってなお、立ち向かうか。

無謀…いや違うな、勇気と言おう、それを」


なんだかごちゃごちゃ言っている風雷棒に向け初めに動いたのは


「はぁっ!」


フォルカだった。

彼女は距離を詰め、風雷棒の左足に向けダガーの刃を走らせる。

まずは起動力から奪う、フォルカはきっとそんなことを思ったのだろう。風雷棒の足を狙ったが、その考えが読めていたのか、風雷棒は腰の刀で受け止めた。

刀身を鞘に納めたまま優々と受け止めた。


「なかなかのうち筋だ。

だがしかし、まだ若いなぁ」


さらにフォルカは回し蹴りで追撃しようとすれば、


「…ふむ、武器だけではなく、己の身体。

蹴りも使うか…いいな、お主」


風雷棒はゆうゆうとフォルカの足を掴んでいた。

そして、フォルカの身体を手元に引き寄せ、腹に膝蹴り。


「がはっっ!!!!」


フォルカの鳩尾は流されるように風来棒の膝に貫かれた。

フォルカの腕が力なく垂れる。握るナイフがからんと石の地面に跳ね、風雷棒はフォルカの身体をふわり空中に放り投げると、

鞘に手をかけ抜き放たれた刃で切り刻む。

その前にだった。

風雷棒の刃がフォルカに命中する一コンマ前に俺が割って入った。

右手で風雷棒の刀を俺の剣で受け止め、左手でフォルカの身体に触れ、彼女を2メートル後ろに飛ばし、避難させる。


風雷棒の刀を受け止めた俺の剣は見事に真っ二つにされてしまったが、幸い人が真っ二つになることは避けられた。


…っ…くそ!危なかった!

マジで危なかった!!

少しでもフォルカを飛ばすのが遅れていたら今頃フォルカが真っ二つだった!!


「ふむ、仕損じたか。

雪兎の坊は能力者。

それも瞬間移動系の能力。

なるほど、なるほど、それは恵まれているなぁ」


「きっ!キレイ…っ!!!

フォルカの手当てを頼む!!」


「はいっ!!ユキ様!これを!!」


そう俺の名を呼ぶキレイ。

後ろからダガーが投げ飛ばされてきた、

俺は折れた剣をその場で捨てキレイがくれたダガーを空中でキャッチし、握り込む。


風雷棒は一歩後ろに下がった。

一歩だけで、俺と1メートルもの距離を置く、


「……ホラ、どうするどうする?

さっそく仲間が1人やられたぞ?

アレでは当分動けまい、

それでも立ち向かってくるか?」


「…っ…」


後ろのフォルカを見れば、腹の痛みに悶絶しているようでキレイが心配そうに腰を揺すっていた。


「…なら、仲間が回復するまで待ってくれるか?

風雷棒?」


「吾輩はいつでもいいが、友を助けにきたのだろう?

ちんたらとしているその間に奥にいる友が殺されなければいいがなぁ」


「…くっ」


そうだ。風雷棒の言う通り。

俺らはアカリを助けに来た。

時間がないんだ、待ってられないのはこっちだった。

俺はもう一度、目の前の風雷棒を睨みつける。


「そうか、闘志は消えぬか。

ならばさあ、いつでも来るがいい雪の坊。

一対一だ」


肩に刀をかけ左手の中指を立てくいくいと俺を挑発する風雷棒。その顔には戦闘を楽しむもの特有の笑みが張り付いていた。


俺は一息つき、風雷棒目掛けダガーを投げた。

でもそれはただ投げるわけじゃない。

キレイから受け取ったダガーを投げる途中、この手の指先から離れる寸前で【瞬間移動】を使う。


ダガーは能力通り風雷棒の背後にテレポートした。


「なっ!」


そしてそのままグサリ、と。

背中で俺の奇襲を受け入れてくれた風雷棒。


「…お、おっと…これはなかなか、やるのぅ。そう来たか」


背中からナイフで胸を貫かれ、ガハッと、口から血を吐き出しながらも風雷棒は笑った。

なぜ死んでないのだろう。

心臓をひと突きした。

普通の人間なら即死の怪我だ。

そう戸惑う心のまま、俺は風雷棒が見せたその隙を見逃さなかった。フォルカが地面に落としたダガーを拾い上げ、飛び跳ねそのまま風雷棒の首元目掛け刃を走らせる。


風雷棒の素早い剣戟が再び、今度は俺の腹目掛け迫った。

が、俺はその刀を避けようとはしなかった。


「なに?」


風雷棒も俺が刀を避けないのは予測できなかったのだろう。

しかし、何も捨て身の特攻ってわけじゃない。

風雷棒はすぐに俺の真意を知ることになる。

この身体が斬りさかれる寸前。

風雷棒の刃が身体を貫こうと俺に触れた瞬間、俺は風雷棒の刀をテレポートさせた。それもキレイ達がいる方。風雷棒から遠く離れたその位置だ。

取り返すのは無理な位置。


「なるほど…そういうこと…」


武器を取り上げられたのに余裕綽々の表情を見せる風雷棒。

その顔は感心という一言だった。


「止めだ風雷棒…っ!!」


風雷棒の肩を抑え首筋にダガーを突きつける。

風雷棒の首からは血が吹き出し、俺の顔にそれがかかる。

けれども刃を突き立てるのをやめなかった。


風雷棒はナイフを持つ俺の腕を取ると、俺の身体を投げ飛ばす。5メートルほど後ろまで吹っ飛び壁に打ち付けられ、身体は止まった。


「ユキ様!!」


俺を心配するキレイの声が聞こえる。

理力で身体を硬化して、受け身を取ったとはいえ、身体を石に強く打った。

チャンセバと体理術の稽古をしておいて良かったと思う。きっと、瞬間移動の能力だけだったなら今ので死んでいた。


くそ、だとしても痛い…な。

骨でも折れてんのだろうか、歩けないくらい痛い。

痛い…けど、風雷棒のやつの方が重症だ。


「…あっ…うっ…!これは…ちと、まずいのう」


ぴゅっ…ぴゅっ…と、首筋から血が吹き出す風雷棒。

確実に致命傷だ。

風雷棒の瞳はぐるぐる回り、焦点が定まっていない。


「…少し揶揄いすぎたのう。

けど、…これだから子供は…いい」


…なぜだろう。

しかし、それでも。

なぜ、風雷棒は死んでないのだろう。

心臓を刺され、首を切り裂かれ、

それでもなお、なんで死んでいない?


「…それは、吾輩がもう既に死んでいるからだ」


風雷棒は言った。

俺の疑問に答え合わせをするように言った。


「この身体は所詮死体人形。

既に死んでいる身体を操ってるだけにしか過ぎん。

しかし人形とはいえこれは壊されすぎた、この身体は時期に動けなくなろう」


「そっか、それならよかったよ」


「うむ、しかし惜しいなぁ。

こんな身体じゃなければ…

生前の吾輩の肉体ならば、吾輩は負けていなかったのだがな。

ああ、そうだ…吾輩は負けていない。

だから、雪の坊…吾輩に勝利したと浮かれるなよ。

こんなのは邪道だ。

吾輩は生前の力の3割も出せていないのだから」


「なんだよ?風雷棒…言い訳か?」


「うむ、そうだ。言い訳だ。

吾輩は大の負けず嫌いの性格でな。

負けた時は決まってああだこうだと言い訳を残すのだ。

…ただ…。

そうは言ってもだ、雪の坊。

…天晴れ、いい勝負であった。

死後も…このような戦いが出来るとは…思わんかった。

…礼に一息で殺してやろう」


もう事切れる寸前の風雷棒。

足に力を入れ、重症の俺を殺そうと向かってくる。


しかし彼はまだ気がついていなかった。

俺が風雷棒に腕を掴まれ投げ飛ばされたその瞬間。

風雷棒の頭上にダガーをテレポートさせていたことを。

ダガーはそのまま風雷棒の頭上を自由落下していき。


そして、


ドスッ。と

風雷棒の脳天に深々と突き刺さった。

それが最後の一撃だった。


白目を剥き、そして顔から倒れる風雷棒。

やがて風雷棒の身体は徐々に分解されいく、

流れる血すらも分解され。

やがて風雷棒の服と刀だけを残し、

あとは灰になって彼の全てが消えていった。


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