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プリンセス達の花詩集  作者: 白百合三咲
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オーロラ姫とりらの花5話

 オーロラ姫誘拐の話を聞き、妖精の国からリリアンもやってきた。

オーロラ姫を助ける相談のため国王様が呼んだのだ。そこにライラも同席した。

「あの国王様、なぜシーラはオーロラ姫にあのようなことをしたのでしょうか?」

ライラが尋ねるが国王様は口を開かない。

「失礼致します陛下。」

そこにやってきたのは王妃であった。

「シーラのあの行動にはわたくしに原因があるかもしれませんわ。」



 それはまだ王妃がこの国に嫁ぐ前のこと。王妃は没落しかけた貴族の令嬢であった。王室主宰の舞踏会に招かれたとき、王妃は初めてシーラの姿を見た。シーラはそのころすでに妖精のバレエ団のプリマドンナで王妃の夫であり、当時まだ王子であった国王様と恋仲であった。しかし舞踏会で出会った王妃を見初め結婚したのだ。


(シーラに取って王妃様は恋敵だったのね。)

「きっとシーラはわたくしを恨んでるのでしょう。」

「王妃様は何も悪くありません!!」

ライラが立ち上がる。

「失恋が悲しいのは分かりますがオーロラ姫様や国民を巻き込んでいいなんてことありません。私行って説得してきます。」

「ライラ」

リリアンが止める。シーラはオーロラ姫に強力な呪いをかけたのだ。ライラ1人で太刀打ちできる相手ではない。それにシーラの隠れ家だってどこか分からないのだ。

「失礼致します。」

国王様の側近が入ってくる。

「シーラの居場所が分かりました。」


ライラにリリアンとローサが同行することになった。

「ライラ、これを貴女に」

リリアンが手渡したのは紫のりらの花だった。厳密に言えばりらの花の杖だった。

「この花の杖は妖精が王女に贈り物をするのに使うの。もしオーロラ姫に何かあればこれを使いなさい。」

「分かりました。」




 その頃オーロラ姫は木の椅子に座らされロープで縛られ地下の牢獄に監禁されていた。口は塞がれ声は出せない。自由が聞く目を動かしながら辺りを見渡すが場所に見覚えはない。

複数の足音が近づいてくる。

シーラが村民連れてきたのだ。

「シーラ様王女はどうします?」

「ギロチンにでもかけますか?」

シーラが村民達の問いに答える

「お前達はどうしたい?」

すると村民達は口々に要望を言い出す。殺してやりたい、許せない、家族や兄弟、恋人を返せなど。

「そうか、ならばお前達の好きにしろ。」

村民達はオーロラ姫に近づいてくる。


そこに一人の若者が現れた。

「シーラ様建物内に侵入者が来ました。」

シーラ達は村民を連れて地上に上がる。


見張りはみな強い薔薇の香りでむせかえっている。

そこに現れたのはライラ、リリアン、ローサの3人の妖精だった。

ライラはシーラに向かって告げる。

「オーロラ姫様は返して頂きますわ。お覚悟はよろしくて?」


ライラのラストの台詞は某少女アニメのヒロインみたいですね。

 次回最終回です。

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