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異世界転生した先はスラム街でした~無一文から始めるスローライフ~  作者: 熾之


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50/74

50 ネーミングセンスはありません



 飼うと決めたなら名前をつけてあげないといけないな。白っぽいからシロでいいかな。


 さすがに適当過ぎるか。違う名前を考えるがなかなか思いつかない。いくつか候補をあげてみたが、これだっていうのがなかった。


 まぁ、呼べればいいんだから分かりやすい名前にしよう。シロはそのまますぎるからハクにしようかな。


 「今日から君はハクだよ」


 「キャン!!」


 う~ん、ハクも微妙かもしれない。でも、もう呼んじゃったし嫌がってないみたいだからいいか。


 自分のネーミングセンスのなさに落ち込んでいると、ステータス画面が出てきた。


 【魔物のテイムに成功しました】


 お、新しいやつだ。確認してみるとどうやらテイマーのスキルらしい。正式に飼い主になったってことかな。


 スキルポイントを使ってスキルを習得していなくても使えようになるみたいだ。


 ちゃんとした飼い主になったんだからハクのステータスを確認しておこう。


 ハク(ダイヤウルフ)・生後5日・♂

 LV 1

 HP 10/10

 MP 5/5

 習得スキルなし



 5日!? そりゃ小さいわけだ。この時期なら母親とかと一緒にいるんじゃないのか? 


 私みたいな状況ならいいけど、もし親が探しているなら返してあげないといけないな。それまでは大事に育てよう。


 そういえば、魔物にもレベルがあるんだな。このままじゃ何かあったらすぐにやられちゃうからハクのレベルアップもしていこうか。


 「ハク、頑張ろうね」


 「キャン!!」


 とはいっても、どうすればレベルアップするんだろう? 他の魔物を倒せば上がりそうだけど、まだ小さいしもう少し大きくなるまでは様子をみようかな。


 「そろそろ行こう」


 予定通りギルドに向かう。歩く速さはハクに合わせて移動しよう。


 最初は元気に歩いていたけど、1時間も歩くとフラフラしてきた。生後5日でよく歩いたよ。


 抱っこして移動することにしたけど、昨日より重くなっていた。あれだけ食べれば重くもなるか。まだ大丈夫だけど、近いうちに抱っこできなくなるだろうな。


 休憩をしながら歩き、いつもよりも時間はかかったがなんとか城門までたどり着いた。


 ダイヤウルフが入ってもいいのか分からないから、ハクの名前の種族名のところに【ステータス偽装】と【隠蔽】をして(雑種犬)にしておく。


 見た目は普通の子犬だから大丈夫だろう。念のため抱っこして城門をくぐる。


 私のギルドカードを出すだけで大丈夫だったけど、何か手続きしなきゃいけないかもしれないから、ギルドに行ったら聞いてみよう。


 人気のないところで袋を出し、アイテムボックスから売る物を取り出す。レッドボアの牙はまだ使わないから売ってしまおう。


 残っていたレナウス草30本とホーンラビットの角も袋に入れる。レッドボアの魔石はどうしようかな。金額が高いなら売っちゃおう。


 準備ができたのでハクを抱っこしてギルドにいき、中で受付が空くのを待つ。


 今のうちに依頼の確認をしておこうか。クリーンを使えばすぐに終わるから清掃系の依頼があればいいんだけど。


 見習い用の依頼をチェックしていると、農場のお手伝いをする依頼があった。どうやら牛舎などの掃除や餌やりの手伝いらしい。


 報酬額は少ないが、仕事が終わったら牛乳が飲み放題になるそうだ。持ち帰りもいいみたい。


 久しぶりに牛乳飲みたいし、アイテムボックスに入れて持って帰れるからこの依頼を受けよう。


 依頼書を剥がして確保しておく。受付を見るとちょうど人がいなくなったので早速受けに行こう。


 「ソニアさんこんにちはー。買い取りと依頼お願いします」


 「いらっしゃい。かわいい子犬ね」


 「いろいろあって育てることになりました。ハクって名前です」


 「キャン!キャン!」


 「よろしくね。買い取りが先でいい?」


 「はい、お願いします」


 準備しておいた荷物を渡す。ソニアさんは荷物を受け取ると鑑定をしに別室に向かった。


 ハクを撫でながら待っていると奥の部屋からギルド長がやって来た。


 「坊主、また来たのか。今日はなんだ?」



 ……なんで絡んでくるんだよ。まだ疑われているのかな? 不自然にならないように、当たり障りのないことだけ話そう。




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