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異世界転生した先はスラム街でした~無一文から始めるスローライフ~  作者: 熾之


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45 レッドボア



 拠点についたのでその周辺を調べることにした。やることが多いけど、焦っても仕方ないからちょっとずつ進める。


 移動しながら採取をし、名前のついていない食用の植物を登録し直した。数は少ないけど、果樹も生えているな。


 マップを見ながら少しずつ森の奥へ行く。もう少し先に川が流れているみたいだから、その周辺にいい場所がないか探してみよう。


 自給自足をするなら米や野菜を作りたいから、水源が近くにあるのはありがたい。できるかどうかは別問題だが。


 しばらく歩くと水の流れる音が聞こえてきた。思ったより時間がかかったな。


 ここに来るまでにいつもより多くの魔物に出会った。殆どがスライムだったけど、草原と比べると倍以上多い。ホーンラビットもたくさん倒したな。


 おかげでレベルも上がったしお肉の補給もできたけど、魔物の数が多いから油断しないように気を付けよう。


 川についたので水質の鑑定してみる。見た感じ綺麗だけど、飲めるかな?


 手で水をすくい鑑定したが、特に問題ないようだ。これだけ綺麗なら魚もいそうだから後で探してみよう。釣りもスローライフっぽくていいな。


 川沿いを歩きながらいい場所を探していると、遠くから強い魔物の気配を感じた。


 ホーンラビットよりもかなり強い。そろそろ新しい魔物を倒せるようになりたいけど、ここまで強そうな気配だとちょっと怖いかも。


 なんの魔物かだけでも確認しておいたほうがいいかな。スキルを使えば遠くからでも確認できるし、いざとなったら逃げよう。


 気配を消して慎重に進み、気づかれても逃げ出せる距離まで近づいた。【千里眼】のスキルで離れたところから魔物を鑑定する。



 【レッドボア】

 大型の魔物で攻撃力が高い。食用可。

 獲物を見つけると突進してくる。

 長く鋭い牙はかなりの硬度があり危険。

 肉は豚肉に似ていてとても美味。

 毛皮は革製品、牙は武器に使われる。



 豚肉……、美味……。よし、倒そう!!


 やっぱり食欲には勝てないな。遠距離から魔法で攻撃すれば倒せるかもしれない。新しい魔法も試してみたいし、やれるだけやってみよう。


 今回は覚えたばかりの【ストーンバレット】を使ってみたいんだよね。石を銃弾みたいに飛ばす魔法なんだけど、上手く使いこなせれば攻撃にはもってこいだと思うんだよね。


 狩りといえば鉄砲でしょ。スキルで遠くからでも狙えるからライフル銃みたいでいいと思ったんだけど、ちょっと安易に考え過ぎだろうか?


 でもイメージしやすいし、飛ばす石を増やせば散弾銃みたいになりそうだから試してみる価値はあると思う。


 何事も経験だ、ダメだったら別の方法を探せばいいや。


 まずは一発試してみようと思い狙いを定める。イメージしやすいように指を銃に見立てて、人差し指に魔力をためる。


 その状態で腕を伸ばし、レッドボアの頭を狙うことにした。


 「あ、これちょっと恥ずかしい……」


 周りから見たら完全にアレな人だ。身体は3歳児だからまだ微笑ましいかもしれないが、中身は三十路だ。


 おばさんが仁王立ちでポーズを決めているのを想像したら、精神的にくるものがある。


 ここは異世界だし諦めよう。誰にも見られなきゃいいんだ。


 気を取り直し狙いを定める。レッドボアはこちらには気がついてないようで、下を向き餌を探している。


 石は銃弾のような形で、さらに回転をしながら飛ぶようにイメージする。


 正面から狙うよりも少し横からのほうが撃ちやすそうだ。レッドボアの頭を横に貫通するように狙う場所を調整する。


 「こんなもんかな。…よし、ストーンバレット!」


 かなりの魔力を使ったストーンバレットはものすごい勢いでレッドボアに飛んでいき、その勢いのままレッドボアの頭を吹き飛ばした。



 「おぉぅっ、ナイスヘッドショット……」



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