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異世界転生した先はスラム街でした~無一文から始めるスローライフ~  作者: 熾之


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44 初めての買い物



 とりあえず、何が必要なのか優先順位を考える。代用できるものや、自分で確保できるものは後回しでいい。


 たんぱく質と脂質はホーンラビットのお肉があるからなんとかなるけど、それ以外は買わないといけないかな。


 主食用の炭水化物は芋か小麦を買おう。あとは塩が欲しいな。他の栄養素なら森にいけばなんとかなりそうだし、何もなかったら買えばいいや。


 買うものが決まったので、店を探す。いろいろな物が売っているから探すのも一苦労だな。


 野菜や果物を観察しながら市場を探すと、ようやく塩を売っている店を見つけた。


 この店も小さな壺に入って銀貨1枚だ。お金に余裕もあるし、絶対に必要なものだから3つくらい買っておこうかな。


 お店のおじさんに声をかけ、塩を3つ売ってもらった。商店街のおじさんみたいでちょっと懐かしい。


 「おじさん、この辺で小麦を売っているお店ってある?」


 「おお、あるぞ。真っ直ぐ行って右側にある。行けばわかるぞ」


 「ありがとう」


 おじさんに言われたとおりに進むと店先に大きな麻袋がたくさん積まれている店を見つけた。


 あれだ、確かにわかりやすいな。店のおじさんに小麦を買いたいと言うと、


 「どのタイプが欲しいんだ?」


 どうやらいくつか種類があるようだ。聞いてみると、粒のままか粉にしたものかだった。


 粒はそのままか、表皮を取り除いたもの。粉は表皮を取り除いたものか、表皮ごと粉にしたものかに分けられた。


 表皮を取り除いた粉は小麦粉で、ついたままのは全粒粉っていうんじゃなかったっけ?


 手間がかかるごとに値段も上がっていくので、1番安い粒のままの小麦を買うことにした。


 粉にするのは普通ならたいへんな作業でも、スキルがあるからすぐに終わるだろう。


 銀貨2枚分の小麦を買うことにしたけど、1番安いやつだからそれなりに量があった。


 食糧はこれで終わりにしよう。あとは生活に必要なものだな。何もかも足りないから、どこから買えばいいのか……。


 あ、そろそろ服が欲しいな。今着ている服1着しか持っていないし、ずっと着ているから生地が薄くなってきた。


 ポンチョのような服で首と腕が出るようになっている。お腹のところを紐で縛っていて、下はスカートだ。


 パンツのようなものを穿いているが、これなら自分で作ったほうがマシって感じの布だ。


 今後、森の中を探索するには無理がある服装だから、安いのでいいから買いたい。できれば靴も。


 いくつか店を見てまわり、1番安いところを探す。どの服も買えることは買えるけど、すぐに着れなくなりそうなんだよな。


 やっぱり、自分で作るか。針と糸は安く売っていたし、布も丈夫で安いものを購入した。パンツ用の布だけは、肌触りのいいちょっとだけ高いのにした。


 こんなもんでいいだろう。全部で銀貨5枚。これで服と下着ができるんだから、完成品を買うより安くすんだ。


 靴に関しては気になることがわかったから後回しにする。上手くいけば買わなくてすむかも。


 最低限のものは買ったし、そろそろ森に帰ろう。家をたてるために探索しないとな。



 ーーーー



 一応、帰りにゴミ山にもよってきた。フライパンが欲しかったんだけど、やっぱりなかったな。


 森に入り採取をしながら帰る。しばらくの間は昨日作った部屋を拠点にして行動しよう。


 この土地の冬は雪が積もるほど寒くないけど、採取できる植物はなくなってしまうから、それまでに集めておかなきゃ。


 しっかり準備しておけばアイテムボックスがあるから冬の間の食糧はなんとかなると思う。


 寒くなる前にできるだけ早く家を建てないとな。



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