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異世界転生した先はスラム街でした~無一文から始めるスローライフ~  作者: 熾之


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39 部屋を作ろう



 完全に暗くなる前になんとか寝る場所を見つけたいけど、よさそうな場所がないんだよな。


 森の奥に行き過ぎるのは危ないだろうから、この辺りで見つけたいな。


 気配察知をしながら、安全そうな場所を探すが寝るには微妙なところしかない。


 前の家に戻るしかないか? でも、負けたみたいて嫌だな。とりあえず、家のチェックだけでもしておくか。


 マップを表示して家の場所を確認する。ここからじゃ気配察知は出来ないけど、母親だと思っていた女性は城壁の中だから戻っても大丈夫だと思う。


 しばらくマップとにらめっこしていると、母親だと思っていた女性が移動を始めた。


 どこに行くんだろうと見ていたら、どうやら、城壁の外に向かっているようだ。


 この時間から外に行く用事ってそうそうないだろう。多分、私が家に戻っていないかを確認しに行くんだと思う。


 おかげで、前の家に戻ろうという気はなくなった。


 さて、これからどうしようかな……。家に戻る選択肢がなくなったので、なにがなんでも野宿する場所を探さないと。


 近くにヤバそうな気配はないから下が平らなところならよしとするか。ある程度開けた場所を探すとしよう。



 しばらく歩くと少しだけ平らな土地を見つけた。大体8畳くらいかな。これなら横になって寝れる。


 地面にそのまま寝るのはさすがに無理なので、四方を壁で囲ってみよう。土魔法でちょうどいい大きさの壁を作る。


 壁のイメージがちゃんとしているからか、思っていたより簡単に作ることができた。同じように残りの壁を作って、野宿用の部屋が完成した。


 あ、天井はどうしよう? 一晩だけならなくても大丈夫だと思うけど、虫とか落ちてきそうで嫌だな。


 魔力的には問題ないし、安全に寝るためにも作っておこう。部屋の天井をイメージしながら壁を作っていく。四方の壁よりは難しかったけど、なんとか作ることができた。


 でも、密閉されているうえに真っ暗だ。このままじゃ窒息しちゃうかもしれない。小さな虫は諦めるとして、動物やモンスターが入ってこれない程度の隙間をあけよう。


 空気が入ればいいから、小さな穴を数ヶ所あければ大丈夫だと思う。土魔法で壁に穴をあけ、部屋の中に空気が入るのを確認する。


 よし、完成だ。作った部屋は6畳くらいだから、これなら一晩しっかり寝れるだろう。


 もう暗くなってしまったので外での活動は終了して、採取した植物や集めたゴミの整理をしちゃおう。結構頑張ったから楽しみだな。


 生活魔法にあった【ライト】で部屋を明るくしてから作業を始める。


 まずはすぐに終わるホーンラビットの解体をしてから植物の仕分けをして、眠くなければゴミの整理をしよう。


 アイテムボックスの中でできる作業が多いから、すごく楽チンだな。血抜きと解体をしている間にステータス画面で新しいスキルをチェックする。


 採取した植物を加工するのに必要なスキルがいくつかあったから習得しよう。


 とりあえず、【洗浄】と【乾燥】は確実に習得するとして、【加熱】と【粉砕】もあると便利だよな。


 錬金術のスキルなんだけど、植物の加工にちょうどいいんだよね。ハーブティーやタンポポコーヒーを作るのに最適だ。


 画面を操作してスキルを習得する。試しにタンポポの洗浄をしてみよう。といっても、画面をタップするだけなんだけど。


 少し待つと【洗浄が完了しました】と表示された。早いな。以前は、たわしと歯ブラシでちまちま洗っていたから結構時間がかかっていたけど、スキルだとあっという間に終わった。


 アイテムボックスから取り出してみると根の部分がとても綺麗になっていた。葉や茎に付いていた土汚れも綺麗になっている。


 根の部分をちぎって分けておく。採った時期が微妙だから葉と茎はお茶用にするか。多分飲めるだろう。


 分けたタンポポの枯れた部分や状態の悪いところをちぎりながら、分別を進める。


 それが終わると他の植物も洗浄してゴミと分別し、すぐに食べられるように小分けにしていった。



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