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何時ものように、大宮へ。
川越線で大宮に向かう。
電車の窓から見えるのは、家のまばらな郊外の風景。
開発されきっていない。
そんな風景が僕は好きだ。
丁度土曜日だったからかもしれない。
南古谷からは部活帰りの男子高校生が、
西大宮からは仲の良さそうな高校生の男女が乗車してきていた。
男子高校生たちはどこか、「いいな」。
そんな風に思っている。様子だった。
僕にもわかる。
もう何年も前の話だが、僕も男子校の学生だったからさ。
トンネルを抜けると、そこは大宮だった。
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また、下記連載もしてます。
「オンラインノベルに於ける傾向分析を科学的にしていく」
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