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第0話 大宮 葉の独白

大宮 葉。15歳。中学3年と高校1年の間。


俺には友達がいない。

作らないんじゃなくてできない。残念な方。

なぜって?1番には目つきの悪さがあるだろうな。

子供の頃から目つきは悪かった。おまけにゲームのしすぎか視力は悪い。すこし目を細めるとすぐ睨んだと思われる。正直言って目だけで人生だいぶ損してる。

メガネをかければ目つきの悪さは減るだろって?

もちろん考えたさ。だけど絶望的に似合わなかった。

丸メガネとかスポーツ用とかいろいろかけて、全部似合わなくてやめた。コンタクトはアレルギーだかなんだかで入れられないだと。


あとは、あれだ。性格。人見知りが激しくてさ。

親戚の集まりですら無口になる。これも子供の頃からだからどーしようもねー。

考えてみ?クラスで無口な奴が、友達と話してるだけで睨んでくる。そりゃ誰も周りに近寄らなくなるよ。

俺がどれだけ友達に縁がないか?エピソード聞かせてやるよ。中二の時はいわゆる「仲良しクラス」にいたはずなのにお別れ会には呼ばれなかった。

いじめられてないのが目つきの悪さの唯一のいいところ。もはや笑うしかねえよな。


えーと、趣味はラノベを読むこと。転生モノはめちゃめちゃ読んだ。転生して目つき良くならねえかなぁって何度考えたことか。結局良くはならなかったけどな。もちろんみんなには知られてない。隠してもねえのに隠れオタク。

クラスでラノベ読んでたらラノベ好きが寄ってくるんじゃね?これ一回考えた。でもさ、オタクって陰キャじゃん。陽キャですら寄って来ねえのに陰キャが来るわけなくね?

不良なのにオタクみたいなただの恐怖の塊ができるじゃん。


ついでに言うと親が転勤族だったんだわ。だから幼馴染っていうのもいないんだよな。自慢じゃないけど中学でできた友達ゼロ人。そしてそのまま卒業したと。


まじで俺の人生かなり最初の方に積んでたんだと思うわ。これでもさ、いろいろ努力したんだぜ?

コミュ力つけようとしてお笑いめっちゃ見た。でもそれを披露する場は無かった。不良イメージ払拭するために勉強した。テストで良い点取ったらカンニング疑われた。結果一部の先生からの評価がすこしだけ上がったぐらい。運動神経はもとからあった方。50メートルは6秒台だし、球技もそれなりにできた。けど部活の下見会みたいなのの時点で入られたくない気持ちはわかったし、やっぱりダメなんだなって。思った。


何が言いたいかっていうとさ、やっぱり転生してえなってこと。せめて眼鏡が似合う顔にして欲しいな。

まあどーせ無理なんだろーけど。

閲覧ありがとうございます!

できれば2日に1度は投稿したいなと思っているのでこれからも是非!!

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