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絶望遊戯-ディスペアーゲーム- 作者:くろのす
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第2ゲーム『死合』

「チッ…なにが絶望遊戯(ディスペアーゲーム)だ、下らねぇな」

俺はそんなボヤを帰り道で吐いていた。

悠里の野郎、俺に話したら俺まで参加させられるんじゃねぇか!まぁ…噂通り、ならだけどな。

一応警戒して、スマホをチラッと見たが、どうやらそれらしいアプリはインストールされてなかった。

「ほら見ろ、やっぱ嘘だな…くだんね…って、あ?」

「こんばんわぁ〜!君さ、志波だよね?」

いきなり優男が公園前で話しかけてきた。
なんだ?新手の喧嘩の売り方か?

俺は自分で言うのもあれだが喧嘩は慣れてる…てか、性格のせいかナメられるのが嫌いなのだ。

「あ?だったらなんだオラ!やんのかてめぇッ!」

「ま、まぁまぁ…おれは喧嘩売りに来たんじゃないよ♪」

「…じゃあ、何しに来たんだお前…つか誰だよ」

俺がそう言い終わる前だった。

「殺しに来たんだ♪」

優男はそういうと右腕で指をパチンと鳴らした。
すると優男の周りを業火が包み込み、目の前にいた俺に向かって進んできた。

「…は?……ってやべぇっ!!!?」

俺は間一髪、ギリッギリで避けた。
まぁ、髪の毛がちと燃えたが…まだマシだな。
にしてもこいつ、絶対例のアプリの…

「へぇ、よく避けたな…眼がいいのかな?ま、次は避けれないが…!」

ゴォッと音を立て業火は先程より倍以上の太さになって俺に向かった。

「チィッ!!」

俺は逃げた、全速力で、学校まで。

「ハァッ…ハッ…あんな化物(バケモン)っ!相手に出来るかよ…!熱ぃしよぉ!くっそ…あれがアイツの能力って奴なのか?…っと、なら俺にもあるんじゃ…!?」

俺は物陰に隠れスマホを取り出し、いつの間にかインストールされていたアプリを起動した。

「クソが…ホントにいつの間にか、だな…っと、あったマイページ!」

俺はマイページの欄を見ていった、そこには名前、身長、体重、年齢、出身地が記載されていた。

「個人情報…ダダ漏れじゃん…!」

俺はその下をスクロールして、能力の欄を見た。

「はぁ?俺の能力……《復讐(リベンジ)》…?」

ぱっとしない能力に興ざめした俺は、スマホを閉じ、とりあえず元凶である悠里の元に走った。

「《復讐》だぁ…?なんだそれッ!クソッ…!」

その後数分走ると学校前にいた悠里を見つけ、引きずり隠れた。

「わ、わっ…ちょ、そうちゃん!?どうしたの!?」

「ばっ!でけぇ声出すな馬鹿…今おまえが見たっつー男に追われてる…お前も絶望遊戯、やってんだろーが…どうにかなんねぇのか?」

「あのレベルは僕のじゃ無理だよ…」

「はあっ!?お前の…どんなんなんだよ…」

「えと、《氷結(アイシクル)》」ってやつなんだけど、相性最悪だからすぐ溶かされちゃって…!てか、そうちゃんのは!?」

「俺のはよく分からねぇ…《復讐》ってやつ…なんか役に立つのか?これ」

俺の問いかけに悠里は少し考え込んだ。

「たぶん…復讐って名の通り、受けた攻撃を相手にやり返すとか…?」

「そうか…なら納得いくな…んじゃ、ちゃっちゃかやってくる」

俺は物陰から出て、優男を探した。
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