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彼という人間

作者: めぐみ

そんなときだってあるだろう、そう自分に言い聞かせ、いつもの赤ワインを飲み干す。

独りが寂しいなんて、柄でもないかもしれない。人といるのは苦手だし、出来れば大人しく生きていたいと言い続けているのは自分だ。

それでも31歳にして独り身であるという事実が少しずつだが身に沁みて、錯覚か勘違いかもしれないが、独りで呑むのが寂しくなる日がある。今日もそうだ。それを打ち消したくて、ワインを飲み続けた。


「…常葉でも呼ぶか」


ここはあいつが来るような店じゃないだろうけどな、そう思いながらも、常葉龍氷と書かれた画面を表示させる。常葉は4コール目で電話に出た。奴にしては少し遅めだ。


「…もしもし、伊織くん」


耳につく独特のイントネーションが電話の向こうから聞こえる。静かなバーとは真反対の騒がしい人の声が後ろで聞こえ、そこがきっと居酒屋かどこかなんだろうとすぐに予想出来た。


「…今、来れるか」


多分無理だろうな、と思いながら言ったからか、声のトーンはきっといつもより低めで、彼の耳に届いたかも分からない。だが奴は、すぐに返事をしてくれた。ただ、それは予想通りで、俺の期待に添うものではなかったけれど。


『あ…ごめん、今ちょっとドラマの打ち上げしててん。ごめんな』

「…いや、別に来なくていい」

『自分から誘っといてその言い方はないやろ!!…まぁ、また誘って。』

『ちょっとトッキー!早くこっち来てってばー!』


電話の向こうでは、常葉を愛称で呼ぶ声が聞こえる。知らない女の人の声で、知っている人間が知らない人間と喋っているというだけなのに、疎外感が感じられた。


『あ、すぐ行くからちょい待ってー!…そんじゃ伊織くん、またな。』

「…ああ」


電話が切れる音が耳元で鳴る。騒音から解放され静かな世界に戻された気分は、いつもなら良いと感じるものだとしても、このときだけは最悪な気分だった。


一人に断られただけだと思っても、正直常葉以外で、今呼んで来てくれる人が思いつかない。アイドル以外にはほとんど国内の友人はいないので、必然的に仕事仲間から探すことになるのだが、二階堂は深夜番組の収録だと言っていたし、弥生は呼んでも奢る羽目になるし、神楽坂は酒が飲めないと言っていたし、何よりまず話が通じないだろう。そうなるともう八方塞がりだ。


誰か呼んで来てくれる人はいないだろうか…しばらく考えるも、自分の友人と言える存在があまりにもいないことに直面する他ない。ため息をつき、今日何杯目かも分からないワインを飲む。そこでふと、呼んでもいいかもしれない人のことを思い出した。ワイングラスを置き、電話をかける。常葉よりも更に遅い、5コール目でその人は電話に出た。


「…もしもし、冠城さん」

『何でこんな時間にかけてくんねん』


常葉と似た独特のイントネーションで、第一声から怒られる。しかし、『吹雪くんが冷たいのは愛情の裏返しやから!』という常葉のいつかの言葉を信じ、会話を続ける。まぁ常葉の言葉なので、あまりあてにもならないのだが。


「今…時間、ありますか」

『何?』

「ワインは…お好きですか」

『は?』

「…ワインの美味しい店があるんですが」


常葉だったら即電話を切るレベルのやる気のない返事。ある意味、神楽坂以上に会話が通じない人かもしれない。


『あー待ってな行くわ。行くからどこか教えて』

「えっと…」

『俺さぁ、方向音痴やから。なんかこう…地図かなんか送って。それタクシーのおっちゃんに見して連れてって貰うわ』

「…ああ、はい」

『んじゃ切るでー。』


切るで、と言った次の瞬間には、もう通話は切れている。掴みどころのない人だ。掴みどころがないと言うよりかは、謎が多いといったほうがいいだろうか。とにもかくにも奇人であることに間違いはない。


この店周辺のマップを送ると数秒で既読がついたが、返事は何も来ない。まぁそういう人だから仕方ないだろう。


「…はぁ」


ワインの減りがいつもより早い。久々にかなり飲んだような気がする。乾いたため息が暗い店内に広がり、余計に気分が沈んでいく。


「早く来ねぇかな」

「来たけど」


気だるげな声が後ろからして、思わず立ち上がり振り返った。


「立つなや、俺がちっちゃいのバレるやろ」

「え…あ…はい。あの」

「来んの早い思た?めっちゃ近くおってん」


そう言うと冠城さんは、俺の左に座る。子供かと見紛うほどに小柄だが、顔はいくつとも言えないような絶妙な老け顔で、口元のほくろがより一層アンニュイさを醸し出している。アイドルというよりかは歌手や個性派俳優の雰囲気に近かった。


「兄ちゃん、こいつが飲んでんのとおんなじの頂戴」

「お酒、飲めるんですか?」

「八剣、お前俺のこといくつや思てんの?」

「そう、じゃなくて…お酒強いのかって」


冠城さんの前にグラスが出され、今日何度も見た注がれる赤ワインの様子がまた繰り返される。吹雪さんはそれを一口飲み、グラスを静かに置いた。


「まぁ、そこそこ強いとは思うけど。あんま飲まへんよ。あとたまに年確されるし」

「年確されたらどうするんですか?」

「そら免許出すよ」

「免許に年齢書いてるんですか?」

「…お前ほんまに俺のこと何や思てんねん」


吹雪さんはポケットからおもむろに財布を取り出す。小さめの財布を開いて慣れた手つきで免許証を取り出すと、人差し指と中指でそれを挟んで俺のほうへ向けた。


「内緒やで?」

「…そんなにあっさり教えるものなんですね」

「教えへんよ、普通は。美琴ぐらいしか知らんし」


美琴、というのは、恐らく俺や神楽坂と同期の千金楽美琴のことだろう。冠城さんが事務所に入る前から知り合いなのだと自慢している彼ぐらいしか知らないことを、どうして俺には教えようと思ったのか。やはり謎が多い人だ。


差し出された免許証を見ると、普段と何一つ変わらぬ無愛想な顔写真。生年月日の欄には『昭和62年12月24日生』と書かれている。


「お前のほうが年上やぞ。ちょっとやけどな。まぁお前のコンビの相方の一個上や」

「…常葉のことですか」


だが俺が何より気になったのは、年齢ではなくその左の名前の欄だった。冠城吹雪が芸名だということは小耳に挟んだことがあるが、それでも驚いた。そこには『千金楽吹雪』と書かれていたからだ。


「千金楽、って」


普通にどこにでもいる名字ではないだろう。本名か疑いたくなる珍しい名字だ。頭の中に浮かび上がった様々な疑問を口にしようか悩んでいると、それを察してか冠城さんは口を開いた。


「美琴とどんな関係かって?」

「…ご兄弟か何かで?」

「兄弟、言うてええんか分からんねんけどな。美琴の親が芸人いうんは多分知ってるやろ?千金楽ただし・みさえいうやつ」

「まぁ、なんとなくは」

「その人らが拾てん。俺のこと。俺、捨てられた子やから」


え、と小さな驚きの声が零れる。冠城さんはいつもと何一つ変わらぬ様子で、その言葉を飲み込むようにワインを飲み干した。


「おかわり」

「え、捨てられた…って」

「俺もよう覚えてへんから分からんよ。何年前や思てんねん」


ワインが静かな音を立てて注がれる。冠城さんは憂うわけでもなく、ずっと無表情のまま。


「テレビとか雑誌で話すときは、うちのオトンが〜オカンが〜言うてるけど、いっぺんもそんな呼び方したことあれへんし、今でもおうたら、ああただしさん、みさえさん、どうもって言うてるで。息子いうよりお弟子さんみたいな感じやったな。」


その語り口調からは悲壮感は感じられなかった。何故だか分からないけど関西弁は聞いているとどこか落ち着くし、最悪だった気分も良くなるような気がした。それでも語られている内容はシビアでしかない。彼から感じる妙な落ち着きや年齢的な余裕は、多分こうした過去によって作り出されたのだろうと想像出来る。


「甘えさせてくれなかったんですか?」

「別にそういうわけやあれへんよ。寧ろめっちゃようしてくれたと思うで。ただ、俺が嫌やってん。特に美琴が生まれた後は。だって拾われた時点でもうそこそこおっきかったし、自分がよその子いうんは分かってたんやろな」


ワイングラスを見つめてそう話す冠城さんは、いつもの冠城さんだ。


「あとさぁ、その生年月日やねんけど。分からんねん、誕生日。これに書いてるのも、拾われた日やから。俺、ほんまは、もうちょっと年上なんかもしらんなぁ。まぁ今何言うてもしゃあないことやけど。それとはよ免許返して」


差し出された手に免許証を渡す。冠城さんはそれを年季の入った茶色い財布に仕舞いポケットに入れた。


「誰にも言いなや。内緒やで」

「…はぁ」

「じゃあ何で言うたんや、思てる?」


この人は、俺の言おうとしていることを先回りするのが好きなのか。


「先輩やいうだけで、妙に気ぃ遣われてるな、思て。だって常葉とか見てみいや、アホやでアイツ」

「…はぁ」

「まぁあれは極端な例やけど。お前のほうが人生に置いては先輩やねんから、何もそこまで丁寧にならんくてええねんで、って言お思て」


その為だけに、俺に年齢を教えたのか。だったらどうして、自分が拾い子であることまで教える必要があったんだろう。


「まぁ別に強要するわけやないよ。敬語で喋りたかったら敬語で喋り。そんなん言うたらなぁ、もう12年一緒におる悠久でさえ、未だに吹雪さん言うてるしな」

「ゆひさ…?」

「黒井」

「…ああ」


思い浮かぶのは、ヒールのブーツと革ジャンが目を引く、二階堂と同い年の青年。女性口調で喋る彼は確か、冠城さんと2人組ユニットを組んでいた。


「てかお前さっきから全然飲んでへんやん。まぁ、こんな話されたら飲む気も無くすよな」

「…貴方はよく平気で飲めますね」

「まぁ俺はな、あんま気にしてへんし。ほら、捨て子は世に出る、いうやろ?」


いつになったら世に出してくれるんやろうな、と彼は少し笑った。


どうして笑えるんだろう。どうして自分の過去を平気で話せるんだろう。それとも平気じゃないのだろうか。彼のワインを飲み進めるペースは変わらない。人の心は身勝手に掻き回すのに、自分はいつだって平常心。それが冠城吹雪という人間なのだろう。


俺だって、自分の過去の話ぐらいしたことはある。でもそれは、メンバーに少しと、雑誌で一度話しただけだ。それも話していていい気分はしない。出来るものならなかったことにでもしたいし、だけどそれは絶対に消えることなく、今でも俺を苦しめる。一生向き合いたくもない過去だ。


だけど彼は、俺より重く辛いであろう過去に静かに向き合い、受け入れている。仕方のないことだ、誰も悪くない、誰も不幸ではない、と。その達観しきった人生観が何より羨ましかった。


「もうほんまに飲まんの?」

「今日はもう、結構飲んだので」

「…ごめんなぁ、気分沈めるような話して」


空になったグラスをカウンターに差し出し、冠城さんは小さくため息をついた。


「…さっきの話、黒井さんはご存知なんですか」


なんとなく問いかけると、首を横に振りながら、彼の気の抜けた生返事が返ってくる。


「お話しようと思わないんですか?」

「思わへんよ」


ワインをおかわりした冠城さんは、そのワインに口をつけず、しばらく見つめていた。


「あいつは弱いから。秘密とか背負わしたらすぐあかんくなる」

「俺もあまり強い人間ではないですけどね」

「お前はなぁ、でも強なったと思うで。5、6年しか見てへんけど。」


強くなった、と言えるということは、やはり俺を最初は弱い人間だったと彼は見抜いていたのだろう。どれだけ虚勢を張っても、彼にはどこか、俺の人間としての弱さが浮き出てしまっていたのかもしれない。


「…あとさ、ずっと言おう思ててんけど」


急に少し真剣な、重たい話でも始めるのかという口調で彼は話し始めた。先程からかなりのペースでワインを飲み続けていた冠城さんは流石に酔いが回ってきたのか、白い肌が少し赤くなっている。


「お前のインタビュー読んでん」

「…どの、ですか」

「1万字のやつ」


先日発売日だった、俺の一万字インタビューが掲載された雑誌。Ragged Starの個人インタビューの第3弾で、二階堂はかつて事故に遭ったときの話、常葉は実家を飛び出したときのことを赤裸々に語り、反響を呼んだ話題の雑誌だ。

だから俺は、2人とその企画のテンションに合わせるつもりで、過去に勤めていた弁護士事務所で虐めや嫌がらせに遭っていた話をした。そのまま話すのはなんとなく嫌で、少しぼかして。


「大した話じゃなかったでしょう」

「大した話やない思て喋ってたんや」

「…まぁ」


自分の心を見透かされているような心理状況が妙に気味悪くて、誤魔化すようにワインを注文した。よく『お前と喋っているとなんでもお見通しみたいで怖い』と言われることがあるが、こういう気分だったのだろう。そりゃあ嫌われる訳だ。


「喋んのしんどかったやろ?」

「…別に。俺が虐められる程度の弱い人間だっただけですし」

「それはちゃうやろ」


少し強い口調で、冠城さんはそう言った。まるで怒られているみたいで、だけど、どうして怒っているのかは分からなかった。


「例えば美琴やってちっちゃい頃虐められてたことあるけど、それは美琴が弱いからとちゃう。寧ろ弱いのは虐めてたほうで、そいつが人を落として下に見ることでもせな自分の価値を見出されへんようなただのアホやっただけやし。」


静かなバーに、普段声を荒げて怒ることのない彼の、怒る声が響き渡った。この人は本当に千金楽美琴のことを、弟としてなのか、後輩としてなのかは定かではないが、心から愛している。でもそれがきっと上手く伝えられない不器用な人でもあって、きっとその愛は本人のいないところで、怒りとしてしか形になってくれないのだろう。


「虐められる側に原因があるなんてのはただの妄言。虐めてる奴らは美琴の関西弁をきしょい言うとったけど、そんなん虐めたい奴が適当に後からつけた理由でしかなくて…聞いてる?」

「…ええ、聞いてます」

「お前もなぁ、プライドはアホみたいに高いのに、自尊心アホみたいに低いやん。自分のこと弱い人間や言う前に、もっと自分に自信持ったらええねん。」

「…そう簡単に言われましても」


多分この人、そんなにお酒強くない。そう確信した。このキレようからして、酔っていることに間違いないだろう。冠城さんの興奮具合はどんどん増し、しまいには椅子から立ち上がり、店主にまでガンを飛ばす。俺が落ち着いてください、と窘めると、若干不機嫌そうにこちらを見つめた後、静かに座った。ため息をつき、髪をかき上げる。ふと彼はこちらを向いて、こう言った。


「お前の髪の毛、銀色やん」

「……はぁ、そうですね」


長く伸びた俺の髪を眺めながら、彼はそう言った。俺の最も目を引く特徴であり、同時にコンプレックスでもあった銀髪。冠城さんは一瞬髪に手を伸ばしかけたが、何を思ったのかすぐに手を引っ込めた。ため息をこぼし、憂鬱そうに髪を触る俺を見て、彼は少し寂しそうな顔をする。


「綺麗やと思うで、俺は」


そう言うとすぐに、体をカウンターに向けてワインを飲み出した。


「ど、どうしたんですか?」

「どうしたもしたもあれへん。髪綺麗なんはええことやから、大事にしいや。シャンプーはええのつこといたほうがええで。売り場で一番安いのはアカン。」


何だろう、照れ隠しか何かなのか。ワインを一気飲みした後、大声でおかわり!と居酒屋のノリで叫んだ。


「…の、飲み過ぎですよ。もうやめましょう。明日仕事は?」

「ない…と思うよ。ただ、後輩のコンサート観に行く約束してる…」

「じゃあ尚更です。二日酔いで後輩のコンサート観に行くなんて言語道断でしょう。タクシー呼びますから、家まで…」

「えぇ嫌や…帰りたない」


その場で駄々をこね始めるその様は、まるで子供のよう。とりあえず2人分の酒代を払い、冠城さんの腕を掴んで店の外まで連行する。


「我儘言わない。大人でしょう?」

「お前より子供やし」

「2つしか違いませんよ」

「チビやし子供みたいなもんや」

「子供はワイン飲んで酔い潰れません」


タクシーを拾い、冠城さんを引っ張って車内に乗せる。だが今度は乗せて数秒ですぐに大人しくなり、何かと思ったら寝ている。


「…本当に子供じゃないですか」


呆れるしかなくて、ため息だけが溢れる。人の心は身勝手に掻き回すのに、自分はいつだって平常心。それが冠城吹雪という人間だ。重々承知していたつもりだったが、まだまだ理解は足りていなかったのだと今になって思う。この人は確かに凄い人だが、一言で言うと面倒臭い。


『綺麗やと思うで、俺は』


冠城さんの声が、脳内で何度も響き渡る。虐められる原因にもなった銀髪を、綺麗だと。辛くて悲しくて、何度も染めて別の色にしてやろうと思った。だけどもしそうしてしまったら、何かに屈してしまったようで、それだけは嫌だと拒んできた。


髪を褒められたのは、初めてではない。アイドルのスカウトを受けたとき、最初に褒められたのは銀髪だった。多分、今まで縁もゆかりもなかったアイドルになろうと決意出来たのは、失われかけた自尊心を、あの人が取り戻してくれたからだと思う。


けれどそこからも、ずっとこの髪は嫌な思い出を引きずったまま自分に取り憑いているようで、怖かった。誰かに言ってこそいないが、今でも時々昔の上司に会うと、あの頃のような扱いを受ける。アイドルになって強くなれたと思っていた自分が消えかけて、もう一度あの頃に戻ってしまいそうな予感だけがしていた。


でもきっと、大丈夫。この髪を美しいと言ってくれる人はいる。髪だけじゃない、歌や踊り、舞台上での俺を好きだと言ってくれる人は数え切れない程いて、皆俺を肯定してくれる存在だ。


それにもう、俺は独りじゃない。この先もずっと、Ragged Starの一員としてなら、きっとどんな困難にだって立ち向かえる気がする。人1人ぐらい、どうってことないだろう。


「…その前に、まずこの人を家に送り届けないと…」


面倒だと思いながらも、この人に少し救われたんだと思って、静かに笑った。

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