幼少編:3
最近、父は今までよりさらに朝早くに私の顔を見に来ているようです
私は寝てて気付かないのだけど気配(魔素)が残っています
ポーに乗ってお仕事だそうです。
兄達のお蔭で父のお茶の時間に仕事場へお邪魔しポーに会わせて貰えました!
白い羽、青い瞳で色彩が母と同じ手乗りサイズでとっても可愛い
お茶会用の大きなテーブルに私を乗せポーも端っこにいます
怖がらせないよう、ゆっくり近寄ってご挨拶しようとハイハイを数歩の所で突然中型犬位のサイズになり両羽を広げて私の方へと飛んできました
驚いて固まっているとそのまま両羽で抱きしめるように優しく包まれ
『初めましてロイズの宝物さん』
何と声が直接頭に響きます
私も慌てて埋もれる羽の間から顔を上げてご挨拶です
「あ~う~(初めましてシルディです)」
赤ちゃん言語ですが心でキチンとご挨拶
胸の所の羽が超気持ち良いです
包まれている羽も柔らかで最高!
数日かけてお昼寝の時間をずらしたのに気付けば寝てました。
ぐぅ~
私はさっさと寝っちゃって気付かなかったのですが親兄弟は騒然としていたようです
「「ポ…ポーが大きくなって抱きしめた!?さわれるって…」」
「っく。私も抱きしめたいのにポーのやつ…」
「あらあらまあまぁ~可愛いわねぇ~」
そんな初めましてからポーは時々私に会いに来てくれるようになりました。
私も会話が出来るのが嬉しく、それ以上にモフモフを堪能できるのが嬉しい
大抵お昼寝前に少しお話してポーに抱卵状態で寝かし付けられるので雛気分を堪能しながらお昼寝です
毎日のお茶会を早い目に切り上げてお昼寝している私とポーの姿を見に来て父はポーを回収したいのにと回収できず悶々とした日々を過ごしているようです
ぬっくぬく
前世で動物が大好きだった
野良猫や玄関先に繋がれている犬への挨拶は欠かしません
ペット禁止のマンションだったので道で見かける野良達には他に人がいなければナンパしていました
若干危ない人です
たまに人懐っこいコが触らせてくれたりしたのでラッキーと幸せをかみしめていたっけ
動物相手だとウラギラレルといったことも考えなくて良いので気軽だから甘えてたんだろうな甘えられる人がいなかったから…
人手不足で男性と同じ業務についても男性と同じ手当は付かずく追加の臨時業務にも勿論手当はつかなかった
当時、私へ仕事を仕込みつつ組んでいた男性が上へ掛け合ってせめて臨時手当位は自分の手当を削っても良いから私に手当を出して欲しいと掛け合ってくれた。
私の給与体系が余りにも劣悪過ぎて同じ業務についていた男性も驚いたのだとか…
私的には仕事を教えて貰っているといった面もあり年齢も若かったので手当が自分だけ付けられていないことは知っていたが勉強代(上納金?)だと諦めていた。
まぁ~お昼に出先で食事をした時に配置換えで給料がどれくらい上がったかといった会話がなければ男性も上へ掛け合ったりはしなかっただろう。
そんなある日、手の負傷で一か月ほど全身麻酔の手術を受け休むこととなり出来る限り仕事を前倒しし業務スケジュールを作成しトップの「任せてゆっくり治療しろ」とのお言葉を信じ仕事の引継ぎを行い休んだ。
退院し片手がギブスのまま仕事へいき業務の経過を問えば全く何もされておらず放置されていた
担当のお客様へ平謝りの日々
怪我は自己都合だけど安心して休むことも出来ない職場
面倒なお客様はすべて私に回されており業務量はとんでもないレベルだった
忙しい時を何とか無事に終え賞与もいらないので辞めさせて欲しいと辞めた
私の退社後、後任として2名増員したが業務が追い付かずトップも手伝わなければならない仕事量だったと当時仕事を教えてくれた同僚と久々に飲んだ時に教えてくれた。
業務量なんて担当表を見るだけで把握できるものだと思うのだけど…
退社時に少し出た退職金
今まで遣りたくても出来なかったことに短期間だけでもと全てをつぎ込む勢いでチャレンジした乗馬
移動に少し時間がかかるが犬も猫も馬もいて本当に楽しかったがドクターストップがかかった
あまりにも立ち眩みが頻発するので病院へ行けば疲れる激しい運動はしないようにと言われた。
慣れない乗馬に1~2コマ受講しただけで心身ともにとても疲れ果てていた
中学生になる前から定期的に受けていた貧血検査
貧血ではないが立ち眩みがするので調べれば寝て起き上っただけで血圧が20も下がり起立性低血圧症だと診断を受けた。
本来は姿勢や行動と共に心臓の鼓動が強く脈打つことで血液を脳へと送るが私の心臓はとってもマイペースだった
また眩暈を我慢し耐えると最初に視覚が黒い水玉で塗りつぶすように真っ黒で見えなくなり、次に耳が音が遠のいていき最後には吐き気とともに意識を失う
実際学生時代に一度電車の中で気を失い制服を着ていた為もあったのか周囲の方々がイスへ寝かせ荷物を持っていてくれた
無理をすれば周囲に迷惑をかけるだけだと知った
昔、母も弟も低血圧で朝が起きられないと何故か偉そうに豪語していたが年齢とともに高血圧となっても朝は起きなかったので血圧が原因ではないだろう
私も朝は苦手だった。
一人暮らしで寝過ごすのではないかと心配していたが普通に起きることが出来た
実家では一週間に一度あるかないか程度の便通も毎朝快便と便秘症も改善し年に数回はひいていた風邪もひかなくなった
実家での生活は思っていた以上にストレスだったみたい
しかし一人暮らしには利点(?)だけでなく難点もあった。
婦人病が発覚した時の医師の説明に放置した場合、けい捻転、破裂しての腹膜炎等激しい痛みを伴う場合がる症状へと悪化する可能性も説明された
激痛の中、救急車を呼び、オートロックを解除し部屋の扉の鍵を開け、戸締り
一人ではどう考えても無理だ
また休みの日の朝、目が覚めて目を開いたら天井が回っていた。
寝惚けているのかと寝返りを打ち二度寝を決め込もうとしたら吐き気に襲われ数時間気を失っていた
数か月後同じ症状が平日にあり仕事を休むために電話を掛けようにも目が回っている状態では電話を掛けることが出来ないことを知った
サイレント設定の電話はかかってきても気付くことすらできない…
仕事を休むことも出来ないので無理やり体をおこし目をつぶって眩暈に耐えながら着替えなどの動作をしていると視覚が正常になり通常と変わらない状態となった
さすがに二度目ということもあり病院へ行ったが三半規管でもなく脳ドックを受けても異常が見つからず原因不明
仕事をしていれば白骨化する前に発見されるだろうけど助けは呼べないのでイロイロ覚悟が必要だ
いつ何があるかわからない。
事故・病気・震災
日々悔いのない人生を心がけ、やりたい事は可能な限りチャレンジした。
子猫を助けようとして死んだことに後悔はない。
子猫が無事だったかどうかが気になるだけで…
逆に子猫を見殺しにしていた方が死ぬまで後悔しただろう
正直者が馬鹿をみる世の中
でも私は自分が嫌だなと思うような人にはなりたくなかった
親にも愛されなかった自分を自分だけは愛したい
嫌いな人間を愛せるはずがないのだから自分の理想と思うような人を目指したつもりだ
家族内ボッチだった私の自己満足に過ぎないかもしれない
人を騙して利用して気楽に世の中を器用に生きている人もいるけれど私は不器用でも一生懸命な人が良い
騙すより騙される方がマシだ
その前に騙されないようにするのも必要だけど…
その時その時を後悔のない選択をしてきたつもりだ
奨学金を諦め大学進学を諦めた私は「親」が原因でもあったが孤児院から学校へ通っていた友人は成績優秀で生徒会役員を務め内申書も申し分ないのに公務員となり大学は夜学しか許されないのだと言っていた
友人がいた孤児院だけなのか全ての孤児院が奨学金を借りられないのかは不明だが国により養われている身なので借りられないと…
将来の自分が負う借金が許されない
上をみてもキリがないし下をみてもキリがないけど
平等
何が平等なんだろう?
子供は親を選べない
親の資質や経済力で子供の将来は大きく左右される
出会いによって大きく将来を左右されることもあるだろう
でも出会えば、だ
自身の努力でなんとななりそうなこと
親を選ぶことはできず容姿も才能も努力だけではどうにもできないことも多いが友人だけは自分の努力で得られる
友は私の大切な宝
もちろん一方だけの努力では関係は継続しない
双方の努力が必須
不運とはお友達状態でも不幸中の幸い運か前世で友人には恵まれた。
あのまま人生が続いても友人達とは笑っていただろうか
アラフォーでの転職
高卒で転職件数もそれなりに重ねていた
不可抗力でもマイナス評価だろう
やっと正社員となれても入ってみればブラック企業
救われない
最後の転職と決まった正社員の紹介予定派遣
契約に不備があったため契約書が遅れると説明を受けたが受け取ってみれば一般派遣
社員になれないのなら辞めると伝えれば年二度ある採用でまずは契約社員からだと言われた
二人の採用だったが契約社員化は一人だけ
もう一人は約束が守られる気がしないと辞めた
契約社員化しても正社員にはなれなかった
定年を迎える営業事務の方の業務ひとり分全てを現在業務に追加されることとなったにもかかわらず
二人担当が一人担当
これで二人分
追加で定年者の業務
三人分
大手企業の100%子会社で年配の方は社名を聞けば優良企業だという
しかし私は知らない社名
入社して知る「昔一流今三流」
無駄と無責任と無意味が好きな会社だった
付き合いきれず辞めれば翌年、私より年上の他の業務の契約社員が切られたと聞いた
正社員になれるからと言われたから頑張ったのにと…
定年まで真面目に働いてひっそり老後を過ごす予定でチビチビ貯金をしていた
時々友人達と食事をしながら会話を楽しみ過ごすのだと思っていた
友人達は元気にしているだろうか
幸せであってほしいと願う
共に過ごせた日々は本当に幸せだったから
そして今、意図せず得た二度目の人生
今回は家族にも周囲にも恵まれていそうだ。
健康にも恵まれているのではないかと思う
今生も精一杯後悔のない楽しい笑顔の絶えない日々を死を迎えるその瞬間まで過ごしたい




