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~閑話~

今回は短いです。次回から幼少編となります。拙い文章を読んでくれてありがとうございます。

【ある付添い女性】


ベリーチェ様の様子を前回の妊娠出産と同様に常に寄り添いお世話させていただいた。

今回も母子ともに大丈夫だろうか

前回は初産に加えての双生児出産

普通の出産でも命の危険があるのに虚弱体質ではより一層命がけとなった。

周囲は子供を諦めることをすすめたが頑なに出産することを譲らず皆の協力を得て無事ご出産された。

数日生死の境をさまよい数か月は寝たきりで過ごされたが…


虚弱なベリーチェ様が軽く体調を崩され、いつものことだからと無理をしないように気を付けるだけで別段医官にもお診せにならなかった。

あまりにも体調不良が続くので心配した夫であるロイズ様によって強制的に医官の診断を受けさせられ妊娠が発覚し絶対安静となった。

おそらく妊娠していることにお気付きになられ、お子様を諦めるよう説得されるのを防ぐ為に堕胎不可能となるまで黙っているおつもりだったのでしょう。

その後月齢とともに母体への影響はどのように出るだろうかと皆、戦々恐々としながら心配していたが弱っていくどころかお元気になっていった。

虚弱体から健康体へと

出産と育児で女は母となり強くなるというが前回には無かった変化


「元気な女の子です。おめでとうございますベリーチェ様」


とりあげられた赤ん坊は綺麗な紅金の髪に蒼銀の瞳

本来生まれたての赤ん坊はシワシワで動物的で美しいとは表現しないものですが、この地で生まれたにしては今から将来が楽しみに思えるほど生命力にあふれた色彩に神秘的な生命の輝き放っているように見受けられます。


双子のご子息を上回るほどに…


ご兄弟ともども将来が本当に楽しみですね。


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