誕生編:3
医療系の内容等は情報源もあやふやな記憶(本・テレビ・誰かとの会話等)を基にしており事実とは異なることも多々あるかと思います。大丈夫だとは思いますが打呑みなさいませんよう宜しくお願いします。又、雰囲気が伝わるようにと造語を作っているつもりが実在する名称だった場合はごめんなさい。
することもないのでエンドレスに続ける循環とヒアリング
繰り返す単調な時間は思考が過去へと…
一人暮らしを始めれば保証人になったのだからと合鍵を要求され別宅扱い
物を勝手に持って帰ったり壊したり自身の友人を連れて寛いだりと常識が私と違い過ぎた
親しき仲にも礼儀ありって言葉を知らない?
私の不運は生まれた時からなんだと深く実感
そんなこんなで基本的には係わらない方向へとなった家族との距離関係
思いきれるようになったのも学生時代の友人達が私なんかよりすごい状況(?)を普通の会話で何気なく披露してくれたからだ。
自身が愛人の子とは知らず育ち父は週に一日か二日しか戻らないものだと思っていたんだよねと笑っていた。
また別の友人は孤児院で暮らしており学校に通うことも知らず親と昼間は飲み屋で(今は現存すらしないかもしれないレコードの)カラオケをするのが普通だと思っていた。
悪い親ではないが子供を育てるには向かない人だったんだと苦笑しながら話してくれた。
何故私に話してくれたのか今でも分からない。
実の両親、特に母親の異常と思える行動を誰にも話せず一人思い悩んでいたから何となく伝わっていたのかもしれない。
親を異常だと思うなんて親不幸なのではないかとか私の方が異常なのではないのかと…
だけど交友関係が広がり「社会」を知れば知るほど親子だから家族だからの範囲を超えるカレラの常識に「オカシイ」が増す
普通に話してみても良いのだ相談して良いのだと友人達のお蔭で勇気(?)を得た私は当時特に仲の良かった友人に思い切って生まれて初めて両親について話した。
「そんなこと言うなんてありえない」
と真っ向から全否定された。
負傷して血を流した経験がないとその痛みを分からないようにオカシナ家庭で育った者にしか理解は得られないんだと感じた。
社会に出て知り合った友人も言っていた。
子供がお手伝い中に食器を落とし割った時、最初にするのは怪我等していないかの確認であって割ったことに対して怒ることではないと大人になって知ったと…
余裕があればそういう対応ができるが余裕がなければ恐らく無意識に怒るだろうと…
「虐待の連鎖」
そのように育てられたからそのようにしてしまう
子育てに余裕なんてあるはずがないから無意識に親にされたように子にしてしまうかもしれない
自分と分かり合える「家族」として自分の子は欲しかったけど諦めた。
何故かダメンズばかりが寄ってくるので面倒で友人付合いはしても彼氏として付き合うことも少なかったし結婚は最初から考えてなかった。
将来大切に思いあえる家族が欲しいという思いは自分のように家族のもとで孤独を感じるようにはなってほしくない思いの方が強く簡単に諦めもついた。
ところで胎児の今は過去の記憶があるけど生まれたらデリートされてまっさらになるよね?
アラフォー女の記憶を持ったまま乳幼児体験は勘弁してほしい。
オムツプレイに萌える性癖は持ち合わせてない!!
そんなことを考えつつも母体ともどもリズムを整えることに専念した。
自律訓練法を基にした「元気」を循環するイメージ
しかし時々ある温かいキラキラはなに!
もちろん(?)目が見えないので感覚だけどもしや「愛の力」とかって噂のアレ?
その日はある日突然やってきた
『イタタタターギャーー』
出産経験はないけど出産される経験をするなんて!!
お母さんヒーヒーフーお願いします。
頭が下の正しい出産時の位置についていたので産道を通るために頭蓋骨に穴があいてて生まれやすいように頭の形を変えるとかって柔軟に対応(?)しつつ何とか出た!
酸素のある外へ出たのに酸欠のように息苦しい
羊水を吐き出さなきゃです
しかし逆子とかだったら頭がつっかえて圧死とか窒息死とか嫌過ぎるーーー
お母さん頑張ってくれてありがとう(感涙)
「フギャーフギャーフギャー(疲れたー)」
「元気な女の子です。おめでとうございますベリーチェ様」