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建築戦隊〇〇レンジャー  作者: たかげるげVSたこやま
商店街編again
73/114

73軒目 戦えばわかる

本編に戻ります。小説の書き方おかしいのは一発書きだからです。

 【大成視点】

 すぐに切れた電話。でもバックに流れる音で、オレには一斗の居場所がわかった。オレ、天才かも。夏に建築戦隊の研修に行った、苦明寺商店街。そういや、苦明寺の住職は困った事があったら、連絡してと言っていたなあ。

 苦明寺に着いたら、寺の職員  (でいいのか)が

「住職と眼鏡の彼なら、毛明寺に行かれましたよ」

と言われた。遅かったか。オレは職員に礼を言い、毛明寺へ向かった。



【一斗視点】

 「そろそろ、来る頃だと思っておったぞ。温泉ももうすぐ復活するし、関係ないか」

住職は落ち着いた様子で、そう言った。

僕は、防災訓練で、わかった。家は守るもの。会社や学校から帰ってきて、安らぐ場所。戦う場所には向いてはない。苦明寺なら、何かわかるのかも。そう思ったら、住職に電話していた。普段の自分ならあり得ない事だけど。このままではいけない、と突き動かされた気持ちになっている。

「そう、一斗殿の思う通りじゃ。家は戦いには向いてはおらん。ならばどうするか、どうしたら口車に勝てるかなと。ちなみに苦明寺にも口車は来たが、すぐに撤退した。彼らは我々苦明寺商店街の敵ではない」

「!」

「まあ、ここで話すよりも、戦えばわかる。私についてきなさい」


 苦明寺商店街から15分ほど歩くと、海の近くの毛明寺商店街。毛明寺商店街は朝市が有名、昼間は何もないコンクリートで囲まれた空間だけ。そこに建った、寺と一戸建て。

寺の鐘が鳴り響く。お経も鳴り響く。僕はロケットエンジンを組み立てようとしたが、音に負けてしまう。

「これはピンチです。姉さん」

あの声は、この前の黒い双子。

「黒いお姉さん方、これは練習試合だ。建築戦隊ではない、ただの魔法少女には用はない」

住職はそう双子に告げた。

「わかりました。行きましょ、妹」

双子は去っていった。


「建築戦隊 二階建てアパートショージコーポ家賃二万ジャー」

僕の一戸建ての前に、アパートが建った。

「大成、どうしてここがわかったんだ?」

「なんで、一人で行っちまうんだ」

「面白くなってきたではないか」

住職は、鐘を鳴らした。本堂に火をつけた。


班長攻撃も、壁ドン攻撃も歯が立たない。班長は回ってきたら、軽くやってしまう。仕事や学校に行っていて、家にいる時間が少ない一般家庭とは違うんだ。何人もの人に壁ドンされたって崩れやしない。

本気を出した苦明寺には敵わない。


普通の家と、商売をしていたりする特徴のある家、戦いは違う。

「どうじゃ、わかったか。お二人さん」


「ちょっと待って。まだ終わりではないわ」

振り返ると、マンションが二棟。

「建築戦隊 レーアントシティ」

マンションは、寺よりずっと高い。


忙しいほど書きたくなるのかな。

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