表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
建築戦隊〇〇レンジャー  作者: たかげるげVSたこやま
建築戦隊〇〇レンジャーに密着取材します
64/114

64軒目 庭付き一戸建て3000万ジャー VS 貸出アパート・ショージコーポ VS 庭付き一戸建て2万円ジャー

気づいたら、下書きと違う攻撃を繰り出していました。これがキャラが動くという事でしょうか。

つぶされる……

そう思って、身構えた。

ボン。

私の前に煙が立った。

「建築戦隊 庭付き一戸建て3000万ジャー」


気づくと私は、さっきまでいた庭付き一戸建てにいた。

そして中には、丹羽一斗さん。変身した家の中にいるのか。

「大丈夫ですか?危ないので、テーブルの下に隠れていてください」

「一斗さん」

私は言われたとおりに、テーブルの下に隠れた。そうだ、ここ家の中じゃない。私は靴を脱いだ。

「靴は脱がなくていいです。変身した家の中だから」

あ、そうなんだ。私は靴を履いた。一斗さんも靴を履いたままだった。

「ちょっと浮きますね、つかまっていてください」

ロケットエンジンの音がして、ふわりと家が浮きあがる。


「安いが一番攻撃!」

貸出アパートが安い光線をまき散らす。庭付き一戸建てはよけて行く。揺れて、気持ち悪くなりそう。一斗さんは、私の様子に気遣ったのか、よけるのをやめた。

「安いのはいいけれど、町内会費請求攻撃~」

「うっ、そんなものは払うか~」

貸出アパートが怒った様子で、仲間を呼んだ。

「建築戦隊 庭付き一戸建て2万円ジャー」

布団で作った、家の一戸建てが現れた。

「この布団丁度二万円。羽毛布団」

布団、いや二万円ジャーはそういうと、攻撃を始めた。

「いねむり攻撃」

なんだか急に眠気が襲ってきた。一斗さんも眠そうにボーっとしている。危ない。でも、眠い。

 浮いていた3000万ジャーは、地面に落ちた。壁がドンとたたく音がした。


「建築戦隊 二階建てアパートショージコーポ家賃二万ジャーの壁ドン攻撃!」

隣にショージコーポが現れた。

「起きろ」

「味方に攻撃するなよ」

一斗さんもそう言いながら、目を覚ました。


 「私は一週間無料で借りられる、貸出アパート。一週間後には、その命は、消える。だから……」

貸出アパートは寂しそうにつぶやいた。いつもとは違う調子に、私達はつい聞いてしまった。しかし、それは罠だった。


「フフフ、だから、どうとでもなれ、攻撃~」

貸出アパートは強風を吹かせた。3000万ジャーの窓が、ガタガタ音を立てる。

飛ばされそう。

「もふもふ攻撃」

二万円ジャーの布団が巨大化し、ショージコーポを包んでくる。

しかし、攻撃は効かずに、布団は元の大きさに戻った。

一体、何が起きたの?

ショージコーポは浮いた。そして布団の上に落下。

「こっちは一戸建て、強風くらい平気。 一週間無料貸出。そんなうまい話には、裏があるんだ」

一斗さんはパソコンに向かった。班長の波動を出すのか?でも少し様子が違うようにも見える。

「班長が回ってきた攻撃、裏の意味」

班長の波動だけど、何かが違う。そうだ、暖かいんだ。

班長が回ってくるのって、面倒だけど、顔見知りが出来たり、悪いことばかりではない。




敵は、消えた。

「ちっ、またカードなしか」

大成さんが言った。

建築戦隊は敵を倒すとカードがもらえて、カードをたくさん集めると、家ができるとロンさんは言っていた。しかし、最近口車家との戦いではカードがもらえないとぼやいていた。

「そういえば、大成さん、聞いてもいいですか」

私はさっきの疑問をぶつけた。

「ああ、オレは201号室。攻撃に使えるのは201号室と廊下などの共有部分。それ以外の場所が攻撃されても、効かないんだ。一戸建てと違って、攻撃に使える範囲は狭いけれど、これはこれでいいところもあるっしょ」

「すごい」


これで建築戦隊○○レンジャーの取材は一旦終了。帰って記事にまとめよう。

建築戦隊○○レンジャーの皆さん、ありがとうございました。


次回から、新章。 進め!口車家の野望  口車家が動き出す。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ