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建築戦隊〇〇レンジャー  作者: たかげるげVSたこやま
建築戦隊〇〇レンジャーに密着取材します
61/114

61軒目 庄司ビルへご案内

寛子戦います。

 庄司ビルの内部の取材。

「庄司ビルX円ジャー」の本体である、庄司ビルは、富川駅前、古民家博物館からは3軒隣にある。3階建ての古めかしいビル。文子はオーナの庄司寛子に従い中へ入った。

寛子「1階は、わたしゃの自宅じゃ」

文子「広いですね、3LDKかな。ここ、お一人で住んでいるのですか?」

寛子「今は、一人じゃ」

文子「今は、ですか?」

寛子「昔の事など、忘れてもうた」

窓辺にあるプランター、かわいらしく並んでいる。文子はそれに注目した。

寛子「それは株、じゃなくてカブ野菜のな」

3階へ移動

寛子「3階はコンビニ用テナントじゃ、別にコンビニでなくてもよいと思うのだが、色々なコンビニが代わる代わる入ってくる。今はセ○ブンじゃが、この間までは、ロー○ンじゃった、その前は……」

文子「3階にコンビニって珍しいですね」

寛子「わたしゃ、一階に住みたい、それは譲らぬ」

文子「寛子さんって…」

寛子「わたしゃ、まだ若いんだよ」

コンビニは絶賛?営業中、エレベータはないので、ここまでお客さんは上ってくるのだろうか。

2階へ移動

寛子「2階はテナント募集中じゃ、なかなか応募が来なくてのう」

文子「中はきれいですね。」

寛子「家賃は月100万じゃ」

文子「高い…」


下へ行こうとしたその時、

ガシャン

廊下のガラスが割れて、将棋の駒が飛んできた。

「爆発」

駒にそう書いてある。駒が爆発した。爆風が吹く。

目の前に、庄司ビルそっくりの3階建てのビルが現れた。

寛子「また。習字ビルか」

習字ビル「庄司ビルさん、いきぬきフェスタで会えなかったね」

寛子「わたしゃ、人ゴミは嫌いなんじゃ」

習字ビル「この前の続きをしようではないか」

寛子「なんの事じゃ、忘れた」

習字ビル「忘れたのか、おばあちゃん」

寛子「おばあちゃん?わたしゃ、まだ若いんだよ。ああた(文子に向かって言う)わたしゃに付いてきなさい。変身じゃ」

寛子と文子は階段を下り、庄司ビルの外へ出た。習字ビルの右側に立った、反対側は車が多く、通行の邪魔になる。

「建築戦隊 庄司ビルX円ジャー」

寛子は庄司ビルに変身した、文子も変身した庄司ビルの中にいる。

文子「習字ビルも建築戦隊?」

寛子「わからぬ」

文子は庄司ビルの窓から習字ビルを覗いた。白衣を着た男が中にいて、習字ビルから攻撃

をしている。

文子「あ、あの人は…」

寛子「ああた、知っておるのか?」

文子「いけめん☆まほう少年の敵、口車一家、口車3兄弟の3番目、かりる

寛子は水道にホースをつなげた。飛んでくる駒に水をかける。駒に習字で書いているのだから、文字が消えて攻撃力がなくなる、はず、だった。

が、消えない!

文子「駒がビニールテープで包まれている」

習字ビル「フフフ」

文子は辺りを見回した、何か使えそうなものはないものか。

文子「寛子さん、これ、使っていいですか?」

大中小の袋、スーパーの袋や、紙袋を駒にかぶせていく。

でも、飛ぶ駒は抑えられても、爆発には負けてしまう。

寛子「これなら、どうじゃ」

寛子はガムテープを駒に巻き付けた。駒が減った。

寛子「とどめじゃ、2階のテナントになかなか入居しない攻撃」

売れない波動が辺りを包み込む。

習字ビル「うぐぐ、次こそは勝…」

寛子「もうええわ」

文子「しまった、戦いに夢中で写真を撮るのを忘れた!」


次回はショージコーポへご案内。

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