58軒目 庭付き一戸建て4000万ジャーと庄司ビル
「どうも、遅くなりました」
一斗の父、ロンと庄司ビルに変身するおばあちゃん、庄司寛子が古民家博物館に現れた。
文子「お越しくださってありがとうございます。(二人に座らせる)ではインタビューします。いつから建築戦隊になったのですか?」
ロン「我が家は先祖代々、記録があるのは江戸時代から続いている建築戦隊の家系です。私が建築戦隊になったのは、18歳の頃、それから35年間続けて、息子に譲りました」
文子「大ベテランなんですね」
寛子「わたしゃ、子どもの頃からやっているよ。40年くらいかのう。今も現役じゃ」
文子「印象深いエピソードがありましたらお願いします」
ロン「最近、鍵に力を込めれば、やる気のある人は誰でも、建築戦隊になれる事が発見されました。これは大きな進歩です。私の気持ちも楽になりました。必ずしも、子どもに引き継がなくともいいのだから」
一斗「?!」
寛子「庄司ビルと習字ビルの戦いかのう。(13軒目)習字ビルは将棋の駒を出して戦うんじゃ、ダジャレみたいだのう」
文子「得意技はなんですか?」
ロン「やはりご近所との絆を生かした攻撃ですね。みんなで使う公園を掃除したり、頂き物をしたりされたり、近所の人とも協力して戦っていました」
寛子「なんだね、まだジェットパックがうまく使えんでのう。あれができればいいのじゃが」
文子「普段は、どんな事をされていますか?」
ロン「会社員です。好きな事は、色々な建物を見て、強そうな建物を探して、建築戦隊にならないか勧誘する事です。なかなかなり手もいませんけれどね。」
寛子「庄司ビルとアパートのオーナーをやっておる。趣味は、株にはまっておる。お金が増えて楽しいのじゃ」
文子「読者の皆さんに一言お願いします」
ロン「強そうな物件を見かけたら、是非私に連絡下さい。連絡先は…(略)」
寛子「わたしゃまだ若いんだよ、うっ腰が…」
文子「大丈夫ですか?」
次回、特別篇折り返し地点企画、作者インタビュー。




