37軒目 海の家 VS ショージコーポ・レーアントシティ
原案者リクエスト、海の家対ショージコーポとレーアントシティで書いて、と言われ。
33軒目と34軒目の間の時期の話。大成がけがをする前の時期です。
海の近くのライブハウス、オレ達のバンドは前座を務めた。その帰り道、海水浴場を通った、男4人。ギターのオレと、ベースとキーボードとドラム。さすがに楽器を抱えているのは、ギターとベースだけで、キーボトとドラムは、会場にあるものを使った。
「いつかオレ達も、メインのバンドになりたいな」
そんな事を話しながら、夕方の海岸を歩いていたんだ。
「なんだ?海の家同士が戦っているぞ?」
ベースが指す場所を見ると、昔ながらの海の家と、藁でできたハワイ風の海の家が戦っていた。
「大成、お前の仲間なんじゃない?一緒に戦ったら?」
「そんな、全然知らない建築戦隊だそ」
「何?建築戦隊?」
海の家の動きが止まり、海の家の中の人が、オレのいる方に向いた。
「あ、こいつだよ、二階建てアパートに変身するんだよ」
ドラムの奴がオレを指す。
「ちょ、ばらすなよ」
「どちらから?え?横浜の○○レンジャーさん、聞いたことありますね。是非私たちと対戦しませんか?今練習試合をしていて、違う相手が欲しいなと思っていたところなんです」
バンド仲間も煽るのもあり、断るに断れなかった。
「建築戦隊 二階建てアパートショージコーポ」
地面が砂浜だから、動作が不安定になりそうだ。
「建築戦隊 海の家 波風亭」
昔ながらの畳敷きの海の家。
「建築戦隊 海の家 ハワイ食堂」
藁でできたハワイ風の海の家。
海の家たちは温水シャワーを、ショージコーポにかけてきた。木造だから、水分、お湯に弱いと思ったのか。熱い、木造はこの攻撃はヤバい。壁ドンしても、ハワイ食堂の藁がはらはらと崩れるものの、壊れるまでには大分時間がかかりそうだ。
「あ、海の家が戦っている! なにこれ!かっこいい。」
子ども達がこっちに来ようとする。危ない。
オレの前に黒い影が立ちはだかり、視界をふさいだ。
「建築戦隊 高層鉄骨マンション レーアントシティ二街区二号棟@まゆ」
え?真由さん?何故、ここに?
「あんたたち、危ないから、マンションの中に入りなさい」
真由さんが子ども達を中に入れた。
「私なら、どんなにシャワーを浴びても平気よ」
そりゃ、鉄骨だからな。
「真由さん、どうしてここに」
「実家の近くなの。偶然ね。なんか、うちの子が練習試合の邪魔をしてしまったみたいね。私も、子どもを守るためとはいえ、とっさに変身してしまったわ」
「シーズンが終われば、跡形もなく壊してしまう海の家は、常にある建物には、勝てないみたいだ。○○レンジャーさん、今日は対戦ありがとう。海にも遊びに来てくだされ」
38軒目はJKあやか編再開します。あやか変身の謎に迫ります。




