34軒目 レイナと大成の恋愛講座?
恋愛講座、になっていません。
こんにちは、レイナです。
今日は、丹羽家、華子さんとえりかちゃんの家に、息子の秀と遊びに来ています。
秀とえりかちゃんはお昼寝中。そして、今ここにいる大人は、大成さん…。
大成さんはリビングのソファで、ぐったりとしています。
30分程前の話をさせてください。
ワタシ、秀、華子さん、えりかちゃんは、ここからすぐ近くの公園で遊んでいました。
秀とえりかちゃんは砂場にいて、ワタシ達大人はその周りにいました。その時、砂場の砂が急に盛り上がり、ワタシ達を襲いました。急いで、子どもたちを砂場から出しました。敵、久しぶりの不意打ちな敵です。ワタシは建築戦隊、レーアントシティに変身して、敵を倒さないといけません。ワタシは家の鍵を握り変身しました。
「建築戦隊 高層鉄骨マンション レーアントシティ 一街区一号棟3200万ジャー 101号室」
この公園は小さいので、私の住んでいるレーアントシティ一街区一号棟の101号室だけにして変身しました。子ども達と華子さんを変身したレーアントシティに入れて、砂の恐怖から守りました。
砂場は砂を巻き続けています。砂埃がすごいです。そんな時には、水を撒けばいいんだわ。シャワーを窓の外に出そうとしても、届かない。台所の水道…長さが足りなくて、外へ出せない。マンションって不便。そうだ、ロケットエンジンで飛んで攻撃しよう。
「ごめん、私達がいるから、重くて飛べないね」
ワタシがロケットエンジンを用意していたら、華子さんが申し訳なさそうに言った。
そうだったのか…もう、。ワタシ全然役に立てない!とがっかりしているところに、
「建築戦隊 二階建てアパートショージコーポ 家賃二万ジャー」
仲間の大成さんが現れ、ショージコーポに変身し、砂場に突っ込みました。
砂場は怒ったのか、砂場の周りを囲んでいるコンクリートをショージコーポに向けて投げた。
ガッシャンとショージコーポのガラスが割れた。
「いて…」
大成さんが肩を押さえてうずくまっていた。流血している。
「大成さん!」
「レイナさん、オレに構わず、レイナさんでしかできない攻撃を…」
ワタシにしかできない…攻撃…
ワタシは高層マンションの一階に住んでいる。同じレーアントシティの建築戦隊、真由さんみたいに、高層を生かした攻撃はできない。主婦としても、母としても、2年程の半人前。
こうなったら、やってみるしかないわ。
「作者がワタシの必殺技を考えてくれない攻撃~」
ワタシの卑屈な波動が砂場を倒した。
砂場は静まり、カードが落ちていた。久しぶりのカード、これを集めると家ができる。
大成さんの傷の手当てをする為に、ワタシ達は丹羽家へ移動した。大成さんは、丹羽家に借りたDVDデッキを返す為に、来たそうです。DVDデッキで、庭付き一戸建て4000万ジャーの戦いを見たんだね。
華子さんが大成さんの手当てをしていると、電話がなりました。中断して電話に出る。
「はい、えーと、じゃあ、今から行きます」
華子さんは電話を切ると、急いで出かける用意をしました。
「ごめんね、町内会の用事で行かないといけないところがあって。レイナちゃん、すぐ戻るから、えりかお願いしてもいいかな。大成くん、動くと傷が割れるから、しばらく休んでいるといいわ。一斗ももうすぐ帰ってくるし」
公園で疲れたのか、えりかちゃんと秀は寝てしまってました。とりあえず布団をかけて寝かしておきます。
「全く、班長が回ってきたと思ったら、ブロック長もセットでついてきた攻撃~ね。今年は大変だわ。そうそう、お茶冷蔵庫にあるから、飲んで行って。じゃあ、すぐ戻るから」
「大成さん、お茶どうぞ。大丈夫ですか?」
ワタシは大成さんに冷蔵庫のお茶を入れました。
「どーもです」
んー。なんだか間が持たない。ワタシもお茶を入れて、飲みました。
「建築戦隊、飛べるようになったけれど、何か、足りなくないですか?」
ワタシ、何を言っているのでしょう?
「そうそう、やっぱ、レイナさんもそう思います?」
「戦隊物って、女性がいるじゃないですか?で恋愛要素もあったり。カイトクジャー見ていたけれど、男性3人、女性2人で 何かありそうな感じでしたもの。でも建築戦隊では、女は子持ちのワタシと真由さん、そしておばあちゃんの寛子さん。無理だね。そうそう、大成さん、彼女とかいるんですか?バイト先とか、バンド仲間とかで出会いありそう」
「いや、バイトもバントも男が多くて、女はいても、彼氏持ちばっか」
「じゃあ、こんなのどうですか?
レイナと大成の恋愛講座~。」
「え~、なんすかそれ!」
「じゃあ、好きな人へのアプローチ方法~、大成さんどうでしょ?」
「そりゃ、先ずは押してみるとか?自分の存在をアピールするとか…?」
「大成さん、好きな人いるんですか?」
「え~と、それは…」
大成さんは誰か好きな人を思い浮かべているように見えた。
「好きな人って、誰なんですか?」
「それは…ちょっと…」
「あれ、でも、バイト先やバンドでは出会いがないって言っていませんでしたか?まさか…禁断のBL?」
「うぅそんなことは…あれは友達だし…」
「あははは」
いやだ、ワタシたら、どうしてしまったの?笑いが止まらない…
「そういえば、若い女の子なら、いるよ。もうすぐ、帰ってきます」
大成さんが思い出したように言いました。
「え、誰ですか?」
「現役女子高生の、あやか。一斗の妹。全寮制の高校に通っていて、夏休みに帰ってくるんです」
「あ、そういえば華子さん、高校生の娘さんがいるって言っていた。どんな子なんだろう」
「色々つえーっすよ。ってこのお茶、なんかおかしくないですか?」
大成さんにそう言われ、お茶のにおいをかいでみた。これってもしかして…
「お茶だと思ったらお酒…」
だから変なテンションになって、変なことをしゃべっていたのね、ワタシ。
次回JKあやか登場




