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建築戦隊〇〇レンジャー  作者: たかげるげVSたこやま
強くなりたければ、私を倒してからいけ
33/114

33軒目 しょうたろう教授 対 建築戦隊 その2

5歳の息子の言うなりに書きました。

「じゃあ、先ずみんなにロケットエンジン渡すね」

のはらしょうたろう教授のスーパーハウスは、ロンの4000万ジャーの隣に着陸した。

「え?もうもらえるの?まだ、ロンさん倒していないのに?」

○○レンジャーからは不満の声も湧き上がったが、しょうたろう教授はおかまいなしだ。しょうたろう教授は、スーパーハウスから出た。こうしてみると、普通の高校生くらいの男の子だ。

「16歳なのに、教授?10年前から教授ってことは、6歳から教授なの?」

真由が独り言を言っていると、しょうたろう教授が答えた。

「ううん、5歳から教授だよ」


「これ、ロケットエンジンの代金です。6つで600円。こんなに安くていいんですか?」

ロンがしょうたろう教授に、600円を渡した。

「ありがとう。6つ買ってくれたから、マンション用一つサービスするね。え、と、600円お預かりで、200円お返しね」

「返さなくていいですから」

ロンはお釣り(?)を受け取らなかった。


「じゃあ、使い方を説明するね。マンションと一戸建ては形状が違うから、先ずは一戸建てから配るね」

戸建ての一斗と古民家がしょうたろう教授の前に出た。

「すごい、大きい…」

一部屋分ありそうな大きさのロケットエンジン。

「これは、組立前。普段はバラして保管してね。組立は、こことここをはめればいいから。」

組立は簡単にできそうだ。ロケットエンジンは、庭付き一戸建ての庭全部を使っても少しはみ出すくらいの大きさになった。

「広いスペースがないと、飛べないからね」


マンションタイプのロケットエンジン。レイナ、真由、寛子は、変身した建物から出て、しょうたろう教授の前に出た。大成も前に出た。マンション、アパートは、自分の号室だけ飛ぶ。だからロケットエンジンは押し入れの隅に入るくらいの大きさ。

「寛子さんは、庄司ビルのオーナーだから、一戸建てタイプにするか迷ったけれど、体力的な面で、マンションにさせてもらいました」

ロンが寛子に説明した。

建築戦隊は、建物から出た人はロケットエンジンを取り付けて、建物に戻った。まだ変身していない人は、変身し、ロケットエンジンを取り付けた。

広場中央に、4000万ジャーとしょうたろう教授のスーパーハウス。その周りを囲むように、建築戦隊が建った。

「先ずは4000万ジャーから倒そう」

建築戦隊の意見は一致した。


「子育てより、遊びたい攻撃~」

しょうたろう教授の先制攻撃。これは攻撃された相手に子どもがいる場合に有効な物。それまで大人しかった、レイナの子ども秀がぐずりだし、レイナのそばを離れない。

「ママ~」

「え?パパが見ていたんじゃないの?」

真由の二人の子も、真由に駆け寄って甘えてきた。レイナ、真由戦闘不能。

「そういえば、教授、今日お子さんは?」

しょうたろう教授は3児の父でもある。

「長男つよしは、スーパーハウスの中で宿題やっているよ。妻さちかと長女ゆな、次女ゆかは、のはら第二ハウスでお友達呼んで遊んでいるよ」

「第二ハウスは今どこですか?」

「ん~。レーアントシティ内だよ。ロン、後でさがしてみて」

のはら第二ハウスでは、遊び場だけでなく、痩せるマスクや放水銃等の販売をしている。


「せーの」

今戦闘可能な建築戦隊、3000万ジャー、ショージコーポ、古民家博物館、庄司ビルは、一斉に飛んだ。初めてなので、多少はふらつく。

「また班長が回ってきた攻撃~×4」

4人で気合を入れた班長の波動を、4000万ジャーにぶつけた。

4000万ジャーは、しょうたろう教授と話していたので、少し油断していた。ロンは懸命に抵抗するが、4人分の波動には勝てなかった。4000万ジャーは倒れ、ロンに戻った。

「これでロンは、建築戦隊の味方。ぼくは弱い人に興味ないから、後はぼくがみんなを倒すね」

ロンはいつの間にか姿を消していたが、しょうたろう教授が戦闘機を飛ばしていたので、誰にも気づかれなかった。

「部屋の電気が壊れたけれど、修理がなかなか来ない攻撃」

ショージコーポがスーパーハウスの電気を止めた。しょうたろう教授は、一瞬驚くが、乾電池を用意し、電力を回復させた。

 建築戦隊は各自家の中で、針やキリなどの尖っている物を集めた。スーパーハウスのタイヤに刺して、タイヤをパンクさせる作戦だ。苦明寺で成功した作戦。しかし、スーパーハウスのタイヤは、苦明寺の時よりも強くなっていて、針は刺さらなかった。

「タイヤはパワーアップしといたもん!」


その時、車が広場に着いた。庭付き一戸建て3000万の家の車。

ロンが放水砲を持って、車から降りてきた。

「これをスーパーハウスにあてるんだ」

ロンは建築戦隊に放水砲を配った。建築戦隊は一斉に放水砲をスーパーハウスに向けた。

「わ~」

しょうたろう教授の動きが止まった。


「ぼくの負けだよ。ロン、いつの間に放水砲を。それ、うちで作っているものだよー」

「のはら第二ハウスで、放水砲6つと水をあるだけ買ってきました」

「いつの間に、ロン第二ハウス行っていたの?気づかなかった。でも対決楽しかった。またね。あ、最後にひとこと。」

しょうたろう教授は、少し飛んで、振り返った。

「おまけ ばんがいへんも やるので ぜひみてください。『のはらさん たい けんちくせんたい』(pixiv)もよろしくね。 じかい れんあいこうざ?」

スーパーハウスは飛んで行った。


「ロンさんも建築戦隊で戦ったら、最強ですね」

レイナが言うとロンは

「そうでもないよ」

と鍵を取りだして見せた。


その鍵は、割れていた。

「班長の波動で、割れてしまったよ。鍵がもうダメになっていたんだな」




次回 ちょっと一息。

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