32軒目 強くなりたければ、私を倒してからいけ
投稿遅くなりすいません。
ある日曜日の夕方、レーアントシティ近くの大きな広場に、建築戦隊○○レンジャーは集合した。
庭付き一戸建て3000万ジャー@丹羽 一斗
二階建てアパートショージコーポ家賃二万ジャー@逸花 大成
高層鉄骨マンションレーアントシティ一街区一号棟3200万ジャー@万田 レイナ
高層鉄骨マンションレーアントシティ二街区二号棟@阿南 真由
古民家博物館プライスレスジャー@古屋 民生(通称 古民家)
三階建て商業ビル 庄司ビルX円ジャー@庄司 寛子
そして、対するは
庭付き一戸建て4000万ジャー@丹羽 ロン
一斗の父親である。
建築戦隊がロンを倒せれば、建築戦隊がもっと強くなる。飛べるようになる「ロケットエンジン」が手に入る。
ここは何もない広い平地。地面は土になっていて、少し草が伸びている。
「レーアントシティの近くにこんな場所があるなんて、知らなかったわ」
ベビーカーに乗せた秀を押しながら、レイナは言った。
「私も初めて来たわ」
レーアントシティができたころから住んでいる真由が言った。
「あれ、真由さん、お子さんは?」
真由は、幼稚園児と小学生の男子のママ。
「旦那に押し付けてきたわ」
「ここは、のはらしょうたろう教授の土地なんだ。地図には載っていない、ステルススペースなんだ。対決場所を探していたら、のはら教授が貸してくれたんだ」
ロンが言った。ロンは10年前に、のはら教授の授業を受けていた生徒だった。
「すごーい、のはら教授って、家が飛べるようになる、ロケットエンジンもくれるし。会ってみたい」
レイナ、真由はのはら教授に興味津々。
しかし、一斗、大成、古民家は
「ああ、大変だったな、のはら教授との対戦は…」
苦明寺での対戦を思い出し、疲れた顔をするのであった。
今回は3人ずつで戦う事になった。女性チームと男性チームと別れた。ロンは、二回戦う事になる。
事前に、4000万ジャーの戦いのDVDを見て、作戦を立てていた建築戦隊○○レンジャー。先ずは女性チーム、レイナ、真由、寛子から。男性チームは隅で待機。
真由は走ってロンの後ろに回った。寛子はゆっくりと歩き、ロンの右側に着いた。レイナはロンの正面にいる。そこで3人一斉に変身した。
「高層鉄骨マンションレーアントシティ一街区一号棟@レイナ」
「高層鉄骨マンションレーアントシティ二街区二号棟@まゆ」
「3階建て商業ビル 庄司ビルX円ジャー」
ロンは3棟に囲まれた。これが建築戦隊○○レンジャーの考えた作戦。
「ほほう」
ロンは感心したようにつぶやくと、鍵を握り、変身した。
「庭付き一戸建て4000万ジャー復活!」
「高層マンションのきれいな景色を見せる攻撃」
レーアントシティ@まゆは、10階建ての10階に住んでいる事を生かした攻撃を繰り広げた。
ロンからは、360度高層階からの景色が見えている。
その景色の中に、大きな家が飛んで来た。軒下にタイヤが付いていて、屋根にヘリポートとパンタグラフが付いている、スーパーハウス。
「ロンー。ご注文のロケットエンジンお届けだよー」
スーパーハウスのマイクから聞こえてくる声は、のはらしょうたろう教授。
スーパーハウスは、建築戦隊の周りを飛ぶ。
「何?何―?対決?面白そう!ぼくもやりたい!ロンはしょうたろうの味方だよね!だって、しょうたろうの生徒だもん」
戸惑う建築戦隊をよそに、建築戦隊○○レンジャー対、のはら教授+ロンとの対決が始まった。




