25軒目 しょうたろう教授 対 建築戦隊 前編
絵本版よりのはらしょうたろう教授が登場。
苦明寺商店街がそろそろ寝静まる頃、大きな家が飛んできた。
一見するとごく普通の二階建ての一軒家のようだった。だがよく見ると、家の軒下にタイヤが付いていた。前方にはプロペラ、屋上にはベランダとパンタグラフもついていた。屋根に放水銃が付いていた。この家は、スーパーハウスと呼ばれている。
「のはらしょうたろう教授の家がやってきた!」
苦明寺の住職は窓の外を見て叫んだ。住職は、しょうたろう教授に電話をかけた。
「もしもし、しょうたろう教授、今特にお手伝いしてもらうことないんですよ」
スーパーハウスの主は、のはらしょうたろう教授、16歳。とうきょう大学ですごい家を研究している。時々苦明寺商店街のお手伝いしたり、遊びに来ていたりしている。
「じゃあ、遊ぼう」
しょうたろう教授はそう言って電話を切った。しょうたろう教授は、スーパーハウスの窓を開け、窓から消火器のホースを外に出して、泡を出した。
それから、しょうたろう教授の妻 さちか 17歳。
長男 つよし 8歳 小学二年
長女 ゆな 5歳 年長
次女 ゆか 2歳
も出てきて、各自消火器を持って、泡を出した。ゆかは背が低く、窓に届かないので、さちかが抱っこして放水した。泡が苦明寺にいる一斗達にかかった。一斗達は、タオルや雑巾を持って、消火器の泡を拭いた。
「子育てより遊びたい攻撃」
「フライトプラン未提出の飛行機が飛んできたら困る攻撃」
しょうたろう教授が次々に攻撃をしてきた。
「なんだこれ・・・?」
〇〇レンジャーはびっくりしているが、苦明寺レンジャーは慣れている様子。苦明寺レンジャーはしょうたろう教授は遊んでいるだけとわかっているから。
「古民家さん、あなたの丘から花火を打たせてください。お祭りの残りの花火があるんです」
住職が古民家に言った。〇〇レンジャーは古民家一棟にまとまって変身することにした。
「建築戦隊 古民家博物館プライスレスジャー。丘だけバージョン。」
一斗と大成も古民家の丘に登って鍵を握った。一斗と大成は見た目は変わらないが、能力は使える。
「建築戦隊 庭付き一戸建て3000万ジャー」
「建築戦隊 二階建て木造アパートショージコーポ 家賃2万ジャー」
住職も変身した。
「瑞練山 薔薇院 苦明寺ジャー」
寺の中に変身した寺ができた。
しょうたろう教授はドローンを飛ばして、窓を閉めた。
「操縦していないのに、編隊飛行が上手攻撃」
スーパーハウスは自動操縦モードに入った。しょうたろう教授以外の、のはら家の人は寝てしまった。よい子は寝る時間です。
ドローンが寺の前のスナックに墜落。スナックのママも鍵を握り手を合わせた。
「今夜は帰さない。スナックひかりんりん参上!」




