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建築戦隊〇〇レンジャー  作者: たかげるげVSたこやま
苦明寺商店街編
24/114

24軒目 一斗VS大成

暑いのに暑苦しい人がいます。

「建築戦隊 二階建て木造アパート ショージコーポ 家賃二万敷礼二か月分ジャー」

いきなり変身した大成に一斗は、

「一体・・・何をするんだ?」

ただ驚いていた。

「いつまでも落ち込んでいて、うぜーんだよ! 負けたって、また練習して強くなればいいんだよ。かかってこい!」

「そんな、いきなり・・・」

一斗は動こうとしない。

「ふーん、何でもそれなりにはできるけれど、失敗しても立ち上がれないんだな。お前は親父がいないと何もできない、ぼんくらな二代目か?え?いいか、かかってこねーなら、オレは建築戦隊を辞める。そんなぼんくらリーダーについていけないからな」

大成は挑発している。一斗ははっとして鍵を握った。

(建築戦隊を辞める・・・本気か?いや大成は挑発しているだけだ。そう信じたい。)

「建築戦隊 庭付き一戸建て3000万ジャー」

一斗は庭付き一戸建てに変身した。

「おお、来たね。先ずは班長攻撃来い!」

大成は嬉しそう。

「また班長が回ってきた攻撃」

一斗は精神を集中して、班長の波動を出した。しかし、大成はその波動に動じなかった。

「ふーん、でも班長ってオレもやったことあるけれど、大した仕事ねえよ。じゃ、オレも攻撃の練習しよう。壁ドン攻撃」

大成はアパートの壁をドンドンたたいた。一戸建てにも響く大きな音。

「お前、なんか特技ないの?趣味でもいいけれど」

大成は一斗に尋ねた。

「そういえば、特に、なんか今までなんとなくうまく行っていたから・・・。班長攻撃で負けたことなかったけれど、意外性だけで勝っていたんだよね。敵のドアに班長押し付けるとか・・・」

一斗は今までの戦いを振り返った。そして、はっと気づいた。

「意外性・・・それを突き詰めて」

「いや、商店街長に班長攻撃しても、そういうの慣れてんだろうし、そういうの好きな人がダメージになるような攻撃をしたらいいんじゃないの?」

「そうだった・・・。気づいていなかったよ。攻撃は相手に合わせて変えていかないと」

「そいや、一斗って学生の時も生徒会とかやっていたな。そういうの好きなの?」

「特に考えたことないけれど、そういわれてみればそうかも。攻撃を思いついた」

「おお、いいね。」

「ずっと班長が回ってくる攻撃」

ドーン。

「うわ、これは来るね」

「もう一つ。班長かと思いきや、役員が回ってきた攻撃」

「おお、これは商店街長には効かないけれど、オレには効く~」

「ずっと班長が回ってこない攻撃」

「ははは、それは地味にきついかも。でも商店街長みたいな人の弱点って・・・」

「これだ。町内会を脱退するぞ攻撃!!!」

「いいね。それだよ。」

大成は何かをつかんだ一斗に興奮した。自分のことのように。


変身を解いた。

はあはあ、二人とも息があがってきた。

「いい運動になったな。体動かすと元気出るよな」

「ああ、ありがとう、大成。」



苦明寺に戻ると、古民家こと古屋民生が到着していた。この後は夕食。


夕食後、最強の敵、現る。


次回は最強の敵現る。

絵本版より、のはらしょうたろう教授登場!

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