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建築戦隊〇〇レンジャー  作者: たかげるげVSたこやま
ニセモノとソロバトル編
13/114

13軒目 庄司ビル VS 習字ビル

原作 5歳児

キャラクターデザイン 7歳児

執筆 たかげるげ

 気持ちの良い朝じゃのう。今日は特売だから、オゾンに行こうかのう。

愛車の電動自転車のかごにエコバッグを入れて、出発するか。

 わたしゃ、庄司寛子しょうじひろこじゃ。富川駅前の三階建て商業ビル、庄司ビルと隣町の脳剣台のアパート、ショージコーポのオーナーをやっておる。

わたしゃ庄司ビルの一階に住んでおる。庄司ビルの二階はテナント募集中、三階はコンビニじゃ。コンビニの名前もオーナーもよく変わってのう、セ〇ンになったりロー〇ンになったり、最近の若者は根性がないのう。と・・・わたしゃまだ若いんだよ。うぅ腰が・・・。

なんか「年金」というものが毎月振り込まれておるが、最近流行の振り込め詐欺かのう。

庄司ビルからオゾンショッピングセンターまでは、自転車で10分もかからぬ。オゾンへ向かう途中に大きな公園があって、なかなか気持ちの良いところでのう。公園の中を自転車で走っておったら、

シュ!

わたしゃの自転車のカゴに何か木片が入ってきた。何かとみると、将棋の駒? わたしゃ将棋は詳しくないが、どっしりとした駒だから、「玉将」とか書いてあるんだろうか。

「爆発」

なんだこの駒は?

バン!

駒が爆発した。わたしゃ爆風でよろけたよ。

また駒が飛んできたわい。

「非行機」

?飛行機ではないのか。何も起きなかった。

「しまった漢字を間違えた」

そんな声が聞こえた。声のする方を見ると、三階建てのビルが目の前に立っておった。なんだか、庄司ビルと似ておる。最近建築戦隊のニセモノがいると耳にしたのう。

「建築戦隊 習字ビルX円ジャー 参上」

建築戦隊?わたしゃも何を隠そう建築戦隊じゃが、見たことのない顔じゃのう。

建築戦隊とは、建造物に変身して戦う戦隊集団じゃ。庭付き一戸建てとかアパートなどの仲間もおる。

わたしゃ鍵を取出し、手を合わせた。

「建築戦隊 三階建て商業ビル 庄司ビルX円ジャー 変身じゃ。うっ、腰が・・・」

でも大丈夫じゃ。わたしゃ、変身した庄司ビルの中におるから、そこから攻撃すればよかろう。これが戦隊?とよく言われておるが、昔からそうなんじゃ。

習字ビルは、墨を撒いた。駒も撒いた。庄司、習字、将棋か・・・。

庄司ビルは真っ黒になってしもうた。何も見えん。

うわ、ビルごと宙に浮いた!

窓を開けて下を見ると、ビルが飛行機に乗っておる!

ドン!

ビルが落ちた。

落ちている駒には

「飛行機」

と書いておる。駒が消えた。わたしゃの反撃じゃ。

「建築戦隊 町内の掃除当番が大変だよ攻撃!」

習字ビルに町内掃除をお見舞いした。習字ビルは駒を投げてきた。

「町内会未カ」

何を書こうとしたのか書ききれなかったようだ。

墨か・・水で消えじゃろうか。ホースは。

「当番拒否」

駒が投げられた。

「歩」

ホースを探している間にもどんどん駒は投げられる。「歩」と書かれた駒は歩いておる。駒に書いてある字の通り動くのか。冠をかぶった王将の駒はデーンと動かない。飛車はビルの中を飛んでおる。

ホースがみつかった。台所にホースをつないで。水を撒く。

駒の文字が消えてきた。真っ黒になったビルも、黒がはがれていく。

駒が飛んでこなくなった。わたしゃ習字ビルに叫んだ。

「どうしたんじゃ」

習字ビルはあわてた様子で

「あ、駒がもうない。オゾンに買いに行かないと」

オゾンと聞いて、わたじゃもはっとした。

「そうじゃ、オゾンじゃ。特売が終わってしまう」

わたしゃ変身を解いた。習字ビルもいつの間にか消えておった。

でも、このままではオゾンでも戦うのかのう。

いや、わたしゃ、食料品売り場しか行かん。駒は専門店街に行かないとないから、関係なかろう。


次回は、ソロバトル編最終回

古民家博物館 VS 近未来博物館

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