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建築戦隊〇〇レンジャー  作者: たかげるげVSたこやま
最終章 その後とおまけ
107/114

107軒目 コラボ対決フェア① 建築戦隊○○レンジャー VS 綾小路鈴音

過去作品とのコラボシリーズです^_^

「私の家の物をみんな持っていって頂戴、理由は後で話すわ」の番外編です。

 ある日、ある時、ある場所で、再び集合することになった、建築戦隊○○レンジャーの6名。彼らは、海岸にいた。海の公園とは違う、岩の多い海。シーズンオフだから、人はいない。建築戦隊の6名だけだ。


「私達、何故ここにいるのでしょう? さっきまで、引越の荷物を片付けていたのだけど、気づいたらここに来ている」

と北海道に引越たはずの真由が言った。

「オレも引越の手続きをしていた。なんで、こんな海に来ているんだ、寒っ!」

と大成。

「もういちど、皆さんに会えるとは思いませんでした。真由さんも、大成さんも、一斗さんも、寛子さんも○○区を出てしまったから」

とレイナは少し嬉しそう。

「これは番外編ですから、本編とは違う次元で進んでいるんです。日時、場所、何故いきなり集合なのか、そんな事はどうでもいいんです。今回は、作者たかげるげの過去作品と我々○○レンジャーが対戦するそうです」

と古民家がまとめた。

「うわ、なんだその、作者都合! しかも、正確には、元○○レンジャーだけどな」

と大成。文句は作者までいくらでもどうぞ。


 「オーホホホホホホ」

○○レンジャーの背後から、縦ロールツインテール女子小学生と、メイド服を着た小太りのおばちゃんが現れた。

「今回の対戦相手って、このお嬢さん? 小学生くらいにしか見えないけれど」

と古民家

「私は綾小路鈴音。こっちはメイドの芽衣。○○レンジャーさん、私達と勝負よ。オーホホホホ」

鈴音は強気で自己紹介した。

「『私の家のものをみんな持って行って頂戴、理由はあとで話すわ』の鈴音ちゃんね! ワタシ読みました! 母子家庭の女の子が、交通事故に遭い、クラスメイトの大金持ちに転生する話しよね」

レイナが嬉しそうに話した。

「ちょっと待って。ここで話を説明しないでくださる。ネタばれしてしまうわ」

鈴音がレイナを制した。

「鈴音ちゃん、せっかくだから、クルージング連れて行ってよ。1000円くらいなら出すから。5000円でもいいよ」

と真由。

「クルージングか……、行きたかったんだ。本当は」

鈴音は急にしょんぼりした。

「鈴音様、大丈夫ですよ。また行けますよ」

メイドの芽衣が、鈴音を励ました。

「そうね、そうだったわ。対決ですわ。行くわよ。私の家のものをみんな持って行って頂戴、理由はあとで話すわ」

鈴音が手を振りかざすと、大きなお屋敷が現れた。庭にはりんごやみかんの木があり、畑には作物が実っている。家の扉は開放されていていて、最高級の家具が見える。

「ずげー。これ全部持って行っていいのか?」

大成は早速品物を物色した。

「ええ、どうぞお好きなだけ」

鈴音は飴がたくさん入ったカゴを持っていて、飴をばらまいていた。

「おっしゃー。先ず玄関の靴箱をと」

大成は屋敷内に入り、靴箱に手を触れた。しかし手は、靴箱を突き抜けた。

「ホログラムか。まただまされた〜」

大成は相変わらず騙されやすいようだ。

「ふふふ、逸花大成さん、相変わらずのようね。私も建築戦隊○○レンジャー読んだのよ。読みにくし長いから、読めるところだけ読んだけれど。もう既に家具も処分してしまいましたわ。今は芽衣のアパートに住んでいるから、全部断捨離よ。オーホホホホ」

強がって、高笑いしている鈴音だが、少し悲しげにも聞こえる。レイナは何かを思いつき、真由にヒソヒソと話しかけた。真由は頷いた。

「有紀ちゃん」

レイナと真由は声を揃えて、鈴音を呼んだ。有紀は鈴音の転生前の名前。

「有紀……で、私は鈴音よ綾小路鈴音……わーん」

鈴音は泣き出してしまった。

「大丈夫ですよ。辛かったね……有紀ちゃん」

レイナ・真由・芽衣は鈴音を取り囲んで、鈴音を励ました。

「そうね……有紀はもういないわ。鈴音としてやっていくしかないのだから」

鈴音は立ち直った。芽衣は自分の腕時計を見た。

「大変です。もうすぐ飛行機の時間ですわ」

「あ、本当だ。もう行かないと。これからお父様お母様のいる、海外へ行くの。やっと、家族みんなで暮らせるのよ。オーホホホホ」

 鈴音、芽衣が去って行くとともに、屋敷も消えた。

「この飴はわたしゃのコンビニでよく発注していたのど飴だのう。安くておいしいのじゃ」

寛子は、鈴音の残した飴をなめながら言った。



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