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第10文節 世界の変わった日

言葉は行動に先行すると信じてこの文を書き上げました まあ読まなくてもいいよ

とりあえず記録を取るのに有用かなと思っただけだから


追記;神学はテオロジーだったよ私の馬鹿 まあいいやせっかくだからこのままいくよ

ネオ・リリージョナリズム宣言およびネオ・インペリアリズム宣言


私はこの二つの宣言を持って21世紀の思想を塗り替えようと企む者である。


ん? 君は別の何かを期待していたのかね? では帰りたまえ。私は君らの相手をしている暇はない。


……続ける。現状世界のもっとも大きな対立項の一つは宗教対立であることを疑うものは最早居ないだろう。


異議あり! 貧富の格差こそが最も重要な問題である! 然り! しかしまずは私の話を聞いて欲しい。


いくら彼等が先鋭化した武装集団――盗賊――だとしても、その根底、よりどころにしている物は宗教である。彼等がそれを信仰しているかは関係ない。実のところ全く関係ないのである。名を騙ること、それで意味が生まれ、意志が生まれるのが信仰であり宗教である。これに異議はあるだろうか? 当然あるだろう。しかしいまはひとまず置かせてくれたまえ。宣言は長いと嫌われるので!


ISの長はいままで長らく断絶していたカリフを名乗った。今はさほど意味がない。だが100年、いや50年後はどうだろうか? (もし存続しているのならば)それは意味となり意志となりうるのではないだろうか? 私は好例を知っている。それはナポレオンの一族である。彼等は本人の没落後も富を蓄え貴族として各地で振る舞いついには第二帝政まで生み出した。ナポレオン一族のことについてはあとは各自調べてくれたまえ! 私は割と急いでいる! 眠気が……いいやまあいい。続けよう。


まず現状を(かえり)みよう。新しい波風はたいてい欧州から立つ。覚えておくがいい。何故か? 彼等が帝国主義のプレイヤーだったからだ。最盛期には彼等は文字通り世界を支配しようとしていた。そして彼等は植民地に戦争を輸出することで欧州で起こる戦争を激減させた。それを崩壊させたのがドイツ皇帝ヴィルヘルム三世の野望とオーストリア=ハンガリー二重帝国の最後の後継者の死より始まる世界大戦でありこれに比べればヒトラーの野望などささやかな物である。そもそも彼は……まあいい! 問題は欧州の現状である。


現在EUは包囲されている。北はイギリスが離反をほのめかし内には移民問題、財政問題を抱え、東のロシアとはウクライナを巡って険悪であり、ISはシリアイラクだけではなく南の北アフリカまで飛び火してEUに多量の移民を送り込んでいる。(まあもっとも彼等のほとんどがISを騙る盗賊ではあるが)

これはモンゴル弓騎兵が欧州を襲う直前の状態に似てはいないだろうか。

いわば危機に瀕している。

これを解決するのが前出のネオ・リリージョナリズム宣言およびネオ・インペリアリズム宣言である。


宗教と帝国。そのいずれか。

これが今のEUを救う策である。これを成さなくては世界は危うい。日本の安保改正などゴミ以下のささやかな問題である。 


とにかくEUはキリスト教を根底に建国された国しか入会させないくせに(トルコのいじましい例を見るが良い!)移民の信仰についてあまりに寛容であった。

今世紀の対立項が宗教であることがはっきりした今、何らかの対策を取る必要があると私は愚考する。

そこでネオ・リリージョナリズムである。移民をキリスト教に半ば強制的に改宗させる。改宗できない移民には帰って貰うかペナルティを科す。

当然改宗はうわべだけの物になるだろうからいくつかの“軽く”かつクリティカルな禁令なども必要だろう。

そうして世代を重ねて信仰を育ててゆく。

ムスリム信仰の根無し草となったアラブやボスニアからの移民二世三世が自らのルーツを尋ねてISに志願しないようにしなくてはならない。

彼等が欧州人として歩ける世界を作らなくてはならない。

そうしてそれは元から欧州に住んでいた人間にとっても安心な事になるはずである。(白人原理主義者以外は!)


それができないのならばネオ・インペリアリズムの出番である。

EUに名目上置かれる皇帝にEUに住む者は皆従うことを要請される。

これには当然ある程度の資産と階級を生み出すことになる。

しかし信仰は自由である。階級はあるが信仰は自由だ。

これにはかつて帝国だったころのユダヤ人は居住区を指定されるだけで迫害が激しかったのがむしろ近世の民族主義が台頭し初めてからのもの(ポグロム・ホロコースト)であるという苦い経験から導き出した。まあ中世のペスト禍などもあるゆえに盤石ではないが。


さてどちらを選ぶべきか。選べない! こんなの歴史に逆行している! 然り。だが見たまえ、歴史は逆行しつつある。死んだはずの神は甦った。ならば思想も逆行すべきではないか? いまこそ憚られていた歴史の暗部を光に晒す時が来たのではないか? そうしてやはり早く来すぎたのではないか? いいや遅く来すぎたことを私は恐れる!


そしてそんな新しい宗教対立の時代に変わった宗教を信仰している日本は何が出来るか、何をしなくてはならないか、何をしてはならないかに、ついてはいいかげん眠くなったので後日。まあ、そんなものがあるかはわからないがね。



凄く眠い……貧富の格差についてはだいたい述べたような気もするけど気が向いたらまた書くね

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