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本当にあったお話

作者: 都香紗

これは

本当にあった話です。


とある居酒屋で深夜営業が終わり片付けをしていました。

すると


お客さんがいないのにいきなりブルブルブルブルっと誰かがテーブルにあるボタンを押したらしく鳴ります。

しかしお客さんはいません。

従業員も私一人

まだいるのか確認しても誰もいません。


故障かと思い立ち去ろうとしたらまた鳴り出しました。



フッと後ろを向くと…


小さい子供が微笑んでいました。

私は怖くなってその場から立ち去りました。

しかし何度も何度も呼ばれるのです。

しまいには他のテーブルからも…



恐怖にみちあふれ

仕事もほったらかして逃げようとしました。

しかしどこの扉も開かず

エレベーターも動かず逃げられません。



私はパニックになり叫びうずくまり

一人震えてました。

(誰か…、誰か助けて…。)

涙を流しガタガタ震えてジッ耐えてました。

このまま気絶出来たらどれだけ良いことか。


店のエレベーター近くでずっと誰か来るのを待ってましたが

こんな時間に誰か来るはずもない。




少ししてから

背筋がゾッとしました。

恐る恐る後ろを振り向くと…



「お姉ちゃん、なんで逃げるの?」





それ以降の記憶はありません。

気づいたら病院でした。

発見してくれた人がいうには

エレベーター前で倒れてた。

そしてうなされてた。

とそれだけ聞きました。



こんなことがあってから私はその居酒屋をやめ

一度も顔を出してません。

またあの子供にあったらと思うと怖くて近づけません。


私がやめて今、また新たな被害者が出てるかもしれません。


そう

いままさに…

ねっ。




もしかしたら

あなたが働いている

お店かもしれませんね。



気をつけてください。

今度はあなたの番かもしれませんから。



本当にあったなんて書きましたが

半分本当の半分嘘です♪

どこまでが嘘でどこまでが本当なんでしょうね。


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