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最初の依頼

ЭuКйаЗтатяой‐ユーキリア駅は、外見が東京駅の丸の内口のような立派な赤レンガ造だ。

健:「ここがユーキリア駅駅内ギルド…」

ユーキリア駅駅内ギルドは、沢山の種族がおり、賑わっている。陰キャ最大の難関、パーティ会場のようだ。

健:「…入るか。」

健は足早に受付へ行き、冒険者登録の列に並ぶ。

たぶん三十分経ち、健の番になった。

受付嬢:「こんにちは。こちらの紙に氏名と年齢、他に何かあればご自由にお書きください!」渡された羊皮紙に渡された万年筆で”名前 霧宮 健 年齢 25歳”と記入して受付嬢に渡す。

受付嬢:「健様ですね!ギルドカードを作成いたしますので、少々お時間いただきますね。」<言葉こそ丁寧だが、しっかり待てという圧が伝わってくる。>

2分後 受付嬢:「お待たせしました!こちら、ギルドカードになります!身分証も兼ねていますので、しっかりと管理してくださいね!」

健:「はい…」

<失くしたら面倒なことになりそうだ>

依頼掲示板を見てみると、一番簡単な依頼で、”Сечкиеавг Раванина,Ковгэи 30,16Ыяшерт(Ыт)”

という依頼があった。

何て書いてあるかわからずに、翻訳アプリを開くと、シェユケナラ草原 ゴブリン30(体) 16ビレウェト(報酬)

と表示された。健:「これが一番簡単そうだな!」早速依頼を担当する申し出をして、シェユケナラ草原へ行こうと思ったが、アクセスの仕方がわからない。駅員に聞くと、

駅員:「シェユケナラ草原なら、ルーナ線を使って、シェケ駅で降りて5キロ歩けば着きますよ。」

<健は、シェユケナラ草原のゴブリン討伐依頼がなかなか引き受けられない謎に納得したのだった。>

<そして、健は依頼の取り消し方がわからなかったので結局引き受けることにした。>

ユーキリア駅からルーナ線の普通列車に乗ること一時間強。森の中にポツンとシェケ駅が見えてきた。

健:「降りるか…」

健が列車から降りると、粗末なホームと大正時代風な駅舎が目に入った。

健:「…は?」

駅舎を通り、外に出ると、老朽化が激しい看板に、

”Уе мерадра ертЫуийа! Асе мамсые абиаы! ☆А кРыумио мыгча авчыоиса!☆”

と書いてあった。特に赤い走り書きの”☆А кРыумио мыгча авчыоиса!☆”という文字は不気味だ。

健:「…はぁ…何だよこの駅…」

健:「…進むしかないよな…電車はもう行っちゃってるし…」

<老朽化が激しい看板と、赤い走り書きの”☆А кРыумио мыгча авчыоиса!☆”の組み合わせで不気味さがMAXになる。”しかも、他と比べて比較的新しい。”>

健:「ノルマは…ゴブリン30体だったよな…」

健:「こっから山道5キロ歩きかよ…」

<駅を見てみると、白い壁のあちこちに赤い汚れが染みついている。しかも年月の経っているものから最近のものと思われる汚れまで様々だ。>

<前を見ると一本のかろうじて残る獣道があった。何かの足跡がある。靴底のような跡だ>

健:「ひっ…。これ、恐怖系小説じゃなくて、一応異世界転生ものだよな?」

健「あ…!帰りの電車は…!」

<一番早い列車は上り2番ホーム、12:25分着の列車だ。>

健:「…おわた…」

健:「まって、これ夢だよな?夢の中でノルマを達成したら戻れるみたいな!」

<健は自分にそう言い聞かせ、獣道を歩み始めた。>

歩くこと十分弱。シェユケナラ草原についた。

すると早速ゴブリンが威嚇して近づいてきたがシェケ駅の恐怖にさらされた健にとって、ゴブリンの威嚇は安心材料だった。

健:「シェケ駅の恐怖よりかはお前の威嚇のほうがマシだ!」

健はそんなことを喚きながらあっという間に30体のゴブリンを倒した。

<健はシェケ駅での恐怖で、ゴブリン討伐時の記憶がない>

健の脳裏にまたシェケ駅に戻らないといけないという考えがよぎる。

健:「…戻るしかないのか…」結局健は、ゴブリン一匹を生け捕りにして、何とか安心材料とした。

<健は今この状態なら囚われても恐怖を感じないと思った。いわば無敵状態である。(精神的に)>

健:「ゴブリン30体+暴れるゴブリン1体って重いな…」

<冷静になって考えてみれば、死んだゴブリン30体と暴れるゴブリン1体とその他必要なものを5キロの山道を通り運搬するのは普通に重労働である。>

健:「シェケ駅に着いたらこのゴブリンも殺るか…」

<そうこうしているうちにシェケ駅に到着した。>

健:「あ…。」

<この依頼は稀に引き受けられるということとシェケ駅の異常さ、そして”駅”という場所。つまり赤い汚れはゴブリンを…。ここから先を言うのはやめておこう。>

駅の時計を見ると”12時”だった。

健:「2番ホームに行くか…」

健はシェケ駅2番ホームに着いた。

健:「帰ったら駅員に16ビレウェトって円でどのくらいになるのか聞こうかな…」

健は、列車に乗り込んでユーキリア駅まで帰ってきた。

健:「異世界なのに、実家のような安心感…」

健はЭuКйаЗтатяой Бкнсбに向かった。

健:「シェユナケラ草原のゴブリン討伐、やってきましたよ。」

受付嬢:「…え?ま…え…?」

受付嬢は信じられないという表情でこちらを見つめている。

受付嬢:「確認しますね…」

確認が終わり受付嬢が健に話しかける。「あ…確かに受け取りました…」

裏から話し声が聞こえる。

???:「まさか…。ضصكس、قفغبلزغعهخنمم、ةكمنتو、ةتكلكفرが出した依頼を受けて帰ってくるなんて…。」

???:「例の組織に報告せねば…。」

???:「できる限り早く報告しろ。」

受付嬢:「あの…、ご無事で何よりです…。」

彼女は心底安心したように見えた。

<”例の組織”それについては深堀しないほうがよさそうだ。消されてしまうかもしれないから。>

”ضصكس、قفغبلزغعهخنمم、ةكمنتو、ةتكلكفرについてはまた別の機会に。”

健:「さて、他の依頼も受けるか…。」

<健は世界の闇に近ずいている。いや、闇のすぐそばで、ギリギリ光側にいるだけだ。今後の行動次第で闇に傾くかもしれない。>

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