汗の色
掲載日:2025/07/06
【短歌8首】
庭仕事終えて一杯の麦茶をくれるひとありて生き返る時
蝉はまだウグイスの鳴く空梅雨の閑にうるおされ溶ける白昼
翡翠の声響く夏空オレンジを抱いて青が羽ばたく
真昼のアザが紫の花の形、期間限定の刺青かな
汗沁みたシャツを水桶に浸けておくこれもまた夏の音かな
かつて鳥籠の鳥だったきみの空 まだありますか
きみの心に
冷蔵庫から白い涙を一気に飲んでもう大丈夫と言って
瞼を透かす君のうた、水辺を漕ぐ白鳥の中ふたりきり
【短歌8首】
庭仕事終えて一杯の麦茶をくれるひとありて生き返る時
蝉はまだウグイスの鳴く空梅雨の閑にうるおされ溶ける白昼
翡翠の声響く夏空オレンジを抱いて青が羽ばたく
真昼のアザが紫の花の形、期間限定の刺青かな
汗沁みたシャツを水桶に浸けておくこれもまた夏の音かな
かつて鳥籠の鳥だったきみの空 まだありますか
きみの心に
冷蔵庫から白い涙を一気に飲んでもう大丈夫と言って
瞼を透かす君のうた、水辺を漕ぐ白鳥の中ふたりきり