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ネジ花の芯

作者: 檸檬

シャープペンシルの芯を針のように伸ばし


また今日という白紙のページの一点から流れるものが


わたしの中へと流れてゆく


雲となって、風となって


それだけのリアリティーに刺されるように生きて

いる


この芯がノートに摩擦し、削れた熱


風に吹かれて乾いても 流れたものがあること


それだけが あなたに伝わって溶けたなら


そんな壁のないイメージの翼をもっていいのなら


もっていたい 種子から広がるイメージを


朴の木の葉が揺れるように


ヤマボウシの白い風車のように


どこまでも広がっては別れてゆく藻のように


芝刈りを終えた 公園の広場には


小さなネジ花が土からスッと伸びた芯に沿って


螺旋を描くように空へ空へと咲いている


小さな桃色の鈴の花達がリンリンリンと


夏空に向かって歌っている


耳をくすぐるような音とその芯が


この胸の何処かを刺して流れてゆくものがある




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― 新着の感想 ―
好きです!!!それでも書きたいことがある、そういう情熱を感じました!!!
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