呼び出し
オッサン50過ぎにしてダンジョンデビューする
https://ncode.syosetu.com/n0550iv/
を現在新しく執筆しています。
応募した大賞のやつに8万文字以上って条件があるやつがあるので、8万文字クリアまではそちらの執筆に力入れようと思いました。
よろしくお願いします
怒れるドワーフを倒した夜に、協会から呼び出しをくらった。
仕方がないので翌日の探索は中止にして、協会の人と会うことにした。
なにもやってないのに、なんか悪いことでもしたような気分だ。
正直あまり面白くない。
翌日待ち合わせ場所に指定したウサギ小屋に顔を出す。
「こんにちわー、呼ばれたからきたんですけどー」
「いやーすまないね、わざわざ呼び出してしまって」
本当だよ。
40代くらいでなんか格闘技とかやってそうな筋肉質な体格の男性が声かけてきた。
お姉さんは空気だ。
「あ、いや、まぁ、しょうがないですし」
「私は、東エリア担当の須賀だ、よろしく頼む」
偉そうな態度だな。
あ、偉いのか。
「あの、それで、何かあったでしょうか?」
差し出された右手を握手しながら、そう聞いてみた。
「単刀直入に言おう、勇者パーティ“白銀の盾”からSSSランクダンジョン富士の樹海ダンジョンの協力要請があった。」
「お断りします」
間髪入れずに俺は断った。
冗談じゃない、絶対死ぬじゃん!
モンスターはランク10までしかない。
いや、正確にはそれ以上は判定不能になり、ランクが分からなくなる。
そして、SSSダンジョンは、そのランキング不能のモンスターしか出ない。
挑戦可能最低レベル150って言われてる場所だ。
特に富士の樹海ダンジョンは日本でも最難関って言われており、推奨レベル500とか言われてる場所だ。
勇者パーティも全員レベル300超えって話聞いた。
何を言ってるんだろうかこの人は。
「まぁまぁまぁ、話を聞きたまえ」
「話を聞くもなにも、俺たちは試練の洞窟でテイムモンスターの限界突破させなきゃって目標あって、その為にまずBランクを目指してるんですよ?
SSSとか足踏み入れて良いレベルじゃ無いですよ」
「その、試練の洞窟の件なんだが、怒れるドワーフを倒した実績を鑑みて特例として入場許可を出そうと思う。
それくらいの権限は私の判断でどうにでもなる範囲だからね」
おっと、興味がわいてきた。
「話を聞きます」
「うん、良い判断だ。
聞くところによると他のテイマーとは試練の洞窟までという取り決めらしいじゃ無いか。
なので、そこはクリアしてもらった後にテイマーとは分かれてもらって、君たちパーティと白銀の盾と合流してもらう」
「勇者パーティは何名なんですか?」
「4名だね、なので君たちの経験値制限にはかからないはずだ」
よく調べてるな。
「いやーでもSSSダンジョンは厳しいと思うんですよね」
「うーん、これはあまり言いたくなかったんだけど、君たちには別の勇者パーティからクレームが来ててね。
なんでも、そこに入る予定だった新人を無理矢理君たちが加入させたという」
うわーあいつだろう。
「聖女の事ですか?」
「立場上そうだよとは言えないんだよね。
一応守秘義務あるから。
この件でトラブルになった時に協会はあまり介入できないんだ。
パーティ間でのトラブルは自己責任が基本んだからね。
ただ、白銀は国内最強の勇者だから、そこの影響下に入った者に口出し出来る人はまず居ないだろうね」
うーん、なんか既に外堀埋まってる感。
「えーっと、メリットはアレからの干渉の防波堤になる、試練の洞窟に挑戦できる。
デメリットは一瞬でポックリいってしまうかもしれない」
「あ、メリットの方にはパワーレベリングも入れといてくれないかね」
「はぁ、1回メンバーと相談させてもらって良いですか?」
「ああ、もちろん構わないよ」
「あ、ちなみに向こうのお目当ては聖女ですか?」
「いや、どちらかというと、君の巻き戻しだね」
「あれ、クールタイム1週間ありますよ?」
「それは、むしろ、あの効果が1週間で使えるようになるというプラス要素だと思うな」
「はぁ、そうですか」
とりあえず、1回戻ってみんなと相談したい。




