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伝説のうさぎ使いって何!?  作者: 山親爺大将


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トロッコダンジョン 4

私用で投稿頻度落ちます

少し休憩していたら、救援の人がやって来た。

わかっていたけど、こういう時って大体終わった時か、手遅れになる時まで来ないよね。


いや、救援できるだけの戦力が集まるまで来れないのは分かるけどさ、意味ないよなって思ってしまう。


正直めんどくさいので、ゴブゴブさんに全部任せた。


その方が手っ取り早そう。


戦闘人数が多すぎたせいで、ドワーフの経験値も入っていない。


この後どうしようっかなぁ。


もう少し潜りたいんだけどなぁ。


「ちょっと良いかな、協会の人が事情を確認したいそうなんだが」

ゴブゴブさんに連れられて、協会の人ってのがやってきた。


「倫理取締り委員の安藤です」


「あ、どうも」


「一応確認だけど、今回の件は勇者パーティにけしかけられて戦闘行為を始めたパーティの危機を助けた。

って事で良いのかな」


「はい、そうですね」


「けしかけたのは君たちでは無いと」


「はい、そうですね」


「倒せる実力があるパーティを無理矢理救援して、アイテムを横取りしたりとかは無いんだよね」


「随分、失礼な事言いますね」


「すまないね、これも職務でね」


「あなた方が戦闘中に来てくれていれば、そんな疑問出なかったんですけどね」


「我々としても二次災害防止の為確実に勝てる戦力が集まらないと動けないのだよ」


「それで間に合わなくて、パーティ見殺しにしてたら本末転倒だと思いますけどね。

もう少し鍛えたらどうですか?」

この人の言ってることが、言い訳にしか聞こえないから、なんかイライラする。


これ俺たちの実力がもっと低くて全滅してて同じ事言えるのかな…言えるんだろうな。


前線で戦ってる人たちじゃ無いもんな。


あれだよね、お役所仕事ってやつだよね。

結果はどうであれ、やってますよって奴。


「わざわざ心象悪くする物言いは、得策じゃないと思うんだがね」


俺はハァァァっと大きなため息をついた。


「たかしー!動画撮ってたんだろう?この人に見せてあげてよ」


「あーはい、ちょっと待ってください、今俺のサイトにアップロード予約入れるんで」

なんでも、最近金回りが良くなったとかで、スマホの最新機種を買ったらしい。


ダンジョンでもある程度外と繋げられるらしく、動画のアップなども可能なんだそうだ。


こいつ、バリバリの前衛職なのになんでそんなに動画アップに熱心なんだ?


「この動画は、資料としてもらって行って良いかな?」

この職務に忠実なおじさんは、たかしにそんなこと聞いてるよ。


「あ、これ!俺のサイトのURLです!

ここに30分くらいしたら載るんで、それ見て下さい!」


「あ、ああ、そうか」

こういう空気読まないところが、たかしの強みだな。


なんとか撃退できた。

たかし、グッジョブ!


「あのう…」


「ん?なにか?」

助けたパーティのリーダー格っぽい人が声をかけてきた。


「今回はありがとうございました」


「いえいえ、たまたまですから」


「それで、あのう」


「ん?まだなにか?」


「あの娘って聖女ちゃんですよね?」


「聖女…ちゃん?」


「あ、はい、最近デビューした女の子で、みんなそう呼んでますよ」


「ああ、そうなんだ、あの子パーティメンバーの妹でね、その縁でうちのパーティに加入してくれたんだよ」


「そうなんですか!それでそのう、勇者の事は知ってますか?」


「ん?なんかあの子嫌がるような事したみたいだね」


「あ、はい、元々彼女のパーティだったメンバーは脅されて無理矢理パーティ解散させられて、その後勧誘したパーティも脅されたり、暴力受けたりしまして。

ちょっとでも反論したり、抵抗したパーティはうちみたく制裁食らってるんですよ。

実際亡くなった方も居るって聞いてます」


「ひどいね、協会に言わないの?」


「今回のも見てわかると思うんですが、協会のルールの穴をついてくるんで、協会としても明確に悪いとは言いづらいらしく…。

それに、ほら勇者じゃないですか、日本でまだ5人しか就いていない。

その為、多少の事は目をつぶるようにって逆に言われちゃうんです」


「そうなんだ…」


くっそー良いクラス着きやがって、こっちは最弱って言われてるんだぞ!

微妙に周りの視線が冷たいんだぞ!


あの勇者、次は殴ろうかな。


その為にもレベル上げだな!


「みんなまだ大丈夫?もう少し潜りたいんだけど」

みんな快く了承してくれた。


良いパーティだ。


数時間後


「あのう、今日中に攻略するつもりです?」

遥香ちゃんが質問んしてきた。


「え!そ、そんつもりあるわけないじゃんか!」

ちょっと視線が泳ぐ、なんか調子いいんでこのまま行っちゃおうかなって思ってた。


「流石に無謀ですって」

千景ちゃんが話に割り込んできた。


「そうだよね、じゃあ、キリの良いところで帰ろうか」

そう言ってトロッコに乗って次の広間に辿り着くと、そこには真っ赤な鬼が居た。


いや、真っ赤なドワーフが居た。


「怒れるドワーフだ!まずいぞ!このダンジョン最強モンスターだ!」

ゴブゴブさんが焦ってる。


「一応確認ですが逃げる手段は?」


「無い、諦めて戦うしか無い、救援信号を出そう」


普通のドワーフだってあんなにかかったのに、それより強い奴相手なんでしょ。

救援間に合うとかぜってー無理じゃん!


俺は奥の手を使う覚悟を決めた。


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