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チェイン  作者: 旅人
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オルベル学園

俺は13歳になり、オルベル学園に入学した。


この世界にも学校というものが存在し、この世界の人間は13歳になると大陸の中心にある学園という場所に通わなければならない。


オルベル学園は四つの大陸の中心にある大きな島である。


そもそも、この世界は四つの大陸と中心の巨大な島、西の群島があり、四つの大陸と西の群島に様々な国があり、中心の島にオルベル学園がある。


学園とは言っているが実際は中立国のような位置づけであるため各国の戦争には関与しないとされている。


予鈴のチャイムが鳴った。


今日は初めてのチェインの授業である。


興奮してきた。 


周りも興奮しているのかざわざわしている。


チャイムが鳴ると担当の先生が入ってきた。


「席について。授業を始めます。今日は第一回目のチェインの授業のため座学のみとなります。しかし、今後実技もするので心して授業に取り組んで下さい。」


今日の授業はチェインのターン開始時の行動を説明するらしい。


クラスメイト達は、ほとんどルールを知っているとは思うが基本は大切なのでみんな黙って聞いている。


「チェインはまずソウルモンスターをデッキの左上に置き先行後攻をコイントスで決めます。今では機械が判断する事が一般的になりましたがルール上ではコイントスで決めます。手札を5枚引き、先攻はドローができないためドローフェイズをスキップし、コネクトフェイズに入ります。コネクトフェイズはソウルモンスターの下にカードを横にして置きます」

「次にメインフェイズに入ります。メインフェイズではモンスターのチェイン(召喚)をすることができます。他にもストーリーカードを使用することもできます。先攻は攻撃ができないためアタックフェイズをスキップし、ターンを終了し、ターンエンドとなります。後攻はドローフェイズにドローができ、アタックフェイズに攻撃ができます」


先生の授業は電子ボードに解りやすく図を出しながら説明してくれたためとても解りやすかった。


「ここまでで質問がある人はいますか。」


先生が質問すると俺の隣の席の女子が手を上げた。


「コンティノールさん」


「はい」

「先程の説明で後攻はドローも攻撃もできると仰っていましたがそれでは後攻の方が圧倒的に有利になり、コイントスで勝敗が決してしまうのではないですか?」


「良い質問です。確かに後攻はドローも攻撃もでき一見有利に見えますが、先攻はドローと攻撃以外の全ての行動を1ターン速く起こすことができます。例えばコネクトが1ターン速いと強いカードを出すことが相手より速くなります。それ以外にもストーリーカードによるドロー効果などで相手より多くの手札を持って戦うことができます。これらによって先攻と後攻の有利不利は一概に決めることができません。」


先生が先攻後攻の有利不利についてを説明してくれた。


「ありがとうございます」


そう言うと少女は一礼し席に座った。


それから先生は質問に何個か答えているとチャイムが鳴った。


「今日の授業はここまで。次の授業ではカードの見方について説明します。」


そう言うと先生は教室を出て行った。


「今日も勝負するでしょ?」


そう話しかけてきたのは授業で率先して質問していた女子である。


彼女は幼なじみでフルネームはサリア・コンティノールという。


見た目は美少女だ。


燃える様な朱色の髪をウルフカットにしていて整った顔立ちをしている。


とりあえず赤い髪は「燃える様な」って言っとけば褒めてる感が出る。


見た目は少し不良の様だが名家の生まれであるため男子の人気もかなりある。


だが、実際は見た目通りただのいじめっ子である。学園に入る前はいろんなやつにチェインの勝負を仕掛け叩きのめしては舎弟にしていたので地元では恐れられている。


俺はいつも一人でチェインでネット対戦をしていたため標的になり喧嘩をふっかけられたが当時まだ10歳前後のやつに負けるわけがないので、ボコボコにしたら何回も挑んでくる内に仲良くなった。


「今日はいいや。この島のカードショップを回ろうとと思ってるから」


いつもは俺の部屋でチェインばっかやっていたため今日もやるのかと質問が来たが、今日は最初からこの学園のカードショップに行ってみようと思っていたため断った。


「それなら私も行く」


「いいよ」


断る理由は無いので承諾した。


「なら俺も一緒に行っても良い?」


チャラい系の男3人組が大声でそう言ってきた。


「いいよ」


断る理由は無いので承諾した。


そう言うとクラスメイト達も一斉に自分も行きたいと言ってきたので


「いいよ」


断る理由は無いので承諾した。


結局クラス全員で行くことになった。


チャラい系のクラスメイトは顔が引き攣っていた。


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