097_洗脳も思考誘導も魅了もない緩いゲ。
吾輩は悪役令嬢である、名前は、呪術的に秘匿しているので、今日もない。
精神的に未熟よね、ということについての覚書よ、
というか、進化の方向が歪なのよ、何よこの無防備さ、
情報?思念?自我方向の防備が紙よ、紙、
精神というか脳を基点にしている、情報網、意味概念網が弱すぎるのよ。
そのての発想やら発明やら発見はなかったのかしら?
結構早い段階で、ここはどうにかしなければやばいと判明して、
対策が練られて、さらにそこをくぐり抜ける方策が生まれて、
いたちごっこ的な均衡が、普通生まれるものじゃないの?
なぜ、相手の思考が読めないことが普通なのよ?
心は自由だとか、知識は奪われないとか、
どこの御伽噺の設定なのかしら?
普通にしていると自我が混ざり合って危険なのよ、常識でしょう?
という前世環境だったのよね、あてくし、
一般人……よりは情報産業系よりの人格ではあったけど、
それほどの腕利きではなかったのよ?
並よりは上かなという程度だけど、ここだと無双しすぎるわ。
というか、そもそも集合的無意識のような概念はあるけど、
それを掴んでひねってこねて混ぜていじって色をつけて変えて、
加工する技術が圧倒的に遅れているのよね、ここは、
あてくし、前世との環境差における優位性というか、そういうチートなのね、多分。
幼い子供でも、本能で自我的な何かを守るのよ、
もちろんある程度の年齢までは保護者が補助していたりもするわよ、
全くそうせずに、リソースとして使用する新生児の脳みそも、
あったりしたけれども、それ場合と地方によっては違法なのよ?
新人が生まれる流れが少し違うのよね、
自我が衝突して混ざり合って、反響やらエコーやらで分裂して、
その受け皿として、新しい脳やら、物質的な思考のアンカーが欲しいな、
となって、造られたりするのよ。
まっさらな、フォーマット済みみたいな脳みそを作って、
育てる?影響を与える?ことは、ある意味、趣味的な範疇なのよね、
前世の環境では、
なので、今回転生して、驚いたのよ、みんな空白じゃない?
完全にそうではないことは、理論上言えるのであるけど、
なんというか、余地が多すぎる上に、最低限の保護もかけれられていないので、
よいの?本当にこれいじって良いの?何かの罠じゃない?
という感覚なのよね、ある意味、転生してきたのがあてくしでよかったのかもしれないわね。
フォーマット直後の知識空白情報個体で、本能特化型の、
趣味的存在だったら、冗談抜きに、原始的な統一情報生命体が生まれていたわよ、
こう、一色よ、塗りつぶされているわよ、
まあ、混沌流出の度合いがあるので、限定的な範囲にはなりそうだけども。
情報とか概念の海が生まれなくてよかったわね、
ある意味そっちが救いになる場合もあるけども。
今日はここまでね。




