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034_あいでぃんててぃ、ちょっと発音が。

 吾輩は悪役令嬢である、名前は、自らを定義できないので、今日もない。


 0位のものは自身の存在をどう思っているのかという覚書でして、

 管理者側の道具的存在から発生したイレギュラであることは、

 自覚しているわけでございまして、

 そもそもアーカイブが残っているわけであります。


 ただ、それを読み解くことが物理的に不可能であるわけで、

 情報量もともかく、その質が異質すぎる、高度すぎるので、

 こうなんじゃないかなと推測が、それもかなり精度の落ちがそれが、

 かろうじてできるくらいのものなわけでございます。


 一位以下の術人はそのあれやこれを知っている方は少ないです、

 必要のない知識どころか、

 下手に関わると破滅するような情報領域へと、

 アクセスしかねないからです。


 本質的には0位のものと下位のものは変わらないのです、

 ただ、どこまで安全に管理構造と接続できるかどうか、

 それくらいの話でありまして、

 わけもわからずスイッチを押すことは実はできてしまうのですよね。


 なので、そうできる、ということは秘匿されていて、

 無意識に接続しないように学習時に思考を誘導させています、

 それが術の技術になるわけですね、

 一定の手順を踏まないと効果が出ない、という形を作っています。


 術資源の微粒子がそもそも管理側の資源なわけでありまして、

 そこにアクセスできるという能力が、

 全ての基本になっている、わけではあります、

 権限の深さというか繋がる技術を受け継いでいるかどうかが違いになるわけです。


 ただ、遺伝的、環境的な差異もまた存在するわけでありまして、

 具体的には、次代作成段階から出産、初期育成段階で、

 0位独自の工夫が施されていきます、

 なので、滅多なことでは野生の0位は生まれない、ことになっています。


 そう例外は常に存在するわけでありまして、

 さまざまな偶然が重なった結果、

 番外やそれに近い、社会的な監視管理外の領域で、

 0位かそれに近い能力をもつ個体が現出からの育成されることがあるわのです。


 大体は虚モノの発生分布が異常を示すので、発見も早いのですが、

 さらにさらに稀に、最初期からそのアクセス権限を、

 綺麗に使いこなしてしまう個体も現れてしまうことがあり、

 発見が遅れて、大騒ぎになる、展開もあるわけなのです。


 はい、もうお分かりでありますね、

 それがこの乙女ゲームのヒロインの設定になります、

 いやもう、生まれから、どうやっても、

 混乱の中心になることが運命づけられているわけですわよね。


 迷惑よね。


 今日はここまでにしますわね。

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