024_帝国とかになると悪名度が増すわね、
吾輩は悪役令嬢である、名前は、恐れ多くて言えないので、今日もない。
帝っぽいものがおられますが、正確には皇に近いのですわ、
そもそも連合国ではなくて、完全中央集権国家でありますのですよ、
この、零の国というものは、そして、
それを支えているのは、虚モノの結晶を利用した電信電話通信ですわね。
普通に交通網として線路と列車が稼働しておりますわ、
完全電化な上に、温室効果ガスすら出さない仕様ですので、
大気も綺麗ですし、騒音も少なめですわ、
ボディの金属を生成するときに多少、環境への配慮が必要ではございますが。
基本、こちらの、現代日本の数世代前の技術はあるという、
認識でよろしいかと思われますわ、
産業革命以降の欧州とかの印象でもよろしいかもしれませんわね、
エネルギー源が究極のエコですので、環境破壊が緩やかな所が違いますわね。
電波を利用した広域通信網と単純放送網は、完備されておりますわ、
つまりいわゆるラジオはあるのですわね、
国有放送ではございますが、民間と申しますか、
高数位の方が個人で所有している放送局もございますわね。
画像を伴った通信はまだ一般的ではございませんわね、
と申しましても、順調に開発がこのペースで進むならば、
100年くらいで民間に受信機が出回るくらいになる、
かもしれませんわね。
それらの虚モノ資源、結晶を利用した科学ベースの技術に加えて、
術による広域連絡網やら交通網やらも併用していますので、
まあなんというか隙のない文明になっている、
ような印象がございますわね。
広く、一般に、術だけに頼らないようにしたいという、
発想があるのですわ、
高い数位の権威を守るように動くならば、
術依存文化を後押しして利益を独占する流れの方が良いはずですわね?
どうしてそうしないのかというならば、
まあそのうちに科学技術が発達してくることは確実であり、
それが術力を脅かして権威を削ぐことにつながるのであるならば、
率先して現状権力が強いうちに、抱え込んで力の一つにした方が良いだろう、と。
そんな腹黒と言いますか現実的な視線で代々高位の存在が動いていたからですわね、
一位、二位のあたりが率先してそうするならば、
後もそれに続くようになるわけですわよね、
原初の方々、0位の方々は、表向きは非干渉、裏で好意的に関わるスタンスですわね。
まあ、そもそも、虚モノの狩猟、結晶体の取得には、
術使用が便利ではありますし、
その資源の加工にも術が使用されるわけでございますので、
高位の数位者のアドバンテージは揺るがないという前提もございますわね。
強いものがより強く、富めるものがより富む、残酷な世界でありますよのよ、
悪くてあてくしにピッタリですわね。
今日はここまでですわね。




