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019_結局はお湯を沸かしてタービン回せ。

 吾輩は悪役令嬢である、名前は、歴史書に残っていないので、今日もない。


 虚モノから得られる結晶体の話が続きますね、エネルギー政策の根幹ですわよ、

 日本の存在する社会においての電池的な役割をしますと、言いましたわよね、

 ですので、直接熱を発するということはないのですわ、

 なので、水蒸気からのタービンですと逆に効率が落ちますわね。


 陽極陰極を加工して作り上げて、

 導体で電線を繋げれば、そのまま、

 動力にも光にも熱にも変換できるという、

 夢の結晶体なわけでございますわよ。


 物理法則に喧嘩を売ってるんじゃなくって?と言う意見には、

 ここではそれが法則なんだよ、って返すしかございませんわね、

 個人が、周囲の小さな粒子的なものを意識で操って、

 現象を現出させるよりは、まだ、理屈は分かり易いですわよ?


 単三とかそのような規格でイメージする世界と比べて、

 その威力は桁が違っていまして、

 小さな電池くらいの大きさの結晶で、

 電圧100v、電流1A、連続72時間越え稼働と言う、馬鹿かな性能ですのよ。


 その電力量換算式は、質量の2乗に比例しまして、

 握り拳くらいの大きさの結晶体なら、

 電化製品マシマシの現代日本の一般家庭での消費量を、

 一年ほど賄えるくらいにはなりますわね。


 そしてその程度の大きさの結晶体は、それほど珍しくはないのですのよ、

 ある程度、採取に命の危険はございますが、

 半年くらい訓練した虚モノ討伐者とか採掘者とかなら、

 日に一つは入手できる代物ですのよ。


 腕の良い討伐者、採掘者、狩人、なら、

 もっと大きな結晶を定期的に、得ることができますわ、

 むしろ、それを安定した電力源に加工する手間と、

 通電まわりと動力機構資源を確保する方が、難しいレベルでございます。


 そうなのですよ、その虚モノから採取される結晶体は、

 そのままではあまり効率よく発電させれないのですわよ、

 腕の良い職人が加工しなければ、燃料として使いづらいですわ、

 逆に採取時に感電するとかの事故は皆無なので、よくできていますわね。


 発電所があり各所に送電している仕組みとは違って、

 動力源を仕事発生先の直近で簡単に用意できますので、

 ロスはかなり少なくなりますわね、

 かなりエコではありますわよ?


 二酸化炭素等の温室効果ガスも発生しませんわね、

 夢のクリーンエネルギーと言えるのじゃあないでしょうか?

 難点といえば、結構命の危機が近接していることくらいかもしれません、

 まあ、力亡きものが不幸になるのはいつの世も変わらないのですわよ?


 そう言える私はやはり悪ですわね、

 今日はここまでですわ。

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