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016_十分に発達した魔法は科学になるの。

 吾輩は悪役令嬢である、名前は、再現性が疑われるので、今日もない。


 こう、魔法の覚書ですのよ、設定説明回とか言われるやつね、

 いつもと変わらないのじゃないと言われても堪えないわ、

 その程度でダメージを受けるような、低い顔面偏差値ではございませんの、

 伊達に悪役令嬢をしておりませんわよ?


 別に魔法とか呼ばれているわけではございませんの、

 単なる技術ですので、”魔”的な要素はありませんわ、

 ある程度素養があるならば、誰にでも使用できる、類のものですわよ、

 もちろん数位の上の方の方が、威力など大きいですけれども。


 その技術は、小さな粒に干渉して行われますわ、

 目に見えないほどの小さなものではありますが、結構光るので、

 自己主張は激しいですわ、世間では正体は未だはっきりとはしていませんのよ、

 精霊とか神霊とかスピリチュアルな呼び名があったりしますわね。


 小さな粒は世界に偏在してますわ、

 その場の環境ごとに性質が違うように見えるけれども、

 本質はそれほど変わりはないですわ、

 特に意志やらは見られない、存在ですわね。


 性質は、光子に近いものがある、のかもしれませんわ、

 もう少し大きなものをイメージした方が、わかりやすいかもしれませんわね、

 ナノマシン、小さな機械とか言ったら、理解しやすい人もいるかしらん、

 まあ、本質はそんなものではないのですけれどものね。


 可能性が可視化されたものであるとか、

 定量化されたものであるとか、

 物質に近い概念であると、

 世界を構成するものの一つであるとか、色々言われていますわ。


 あてくしのチート的な知識によるのですけれどもね、

 それは情報そのものでありますわ、

 情報生命体と表現しても良いかもしれませんわね、

 海と同一化したならば、ソラリスっぽく振る舞うかもしれませんわね。


 この世界がどこぞのサーバ上にある電子空間である、

 わけではございませんわよ?

 ただ、そのように当てはめても構わないくらいに、

 環境に直接介入することが可能な、法則で動いておりますわ。


 小さな粒、精霊とか呼ばれるそれを、

 どれだけの量支配下に置いているかで、

 術の強弱、つまりは、環境に働きかける力が違いうわけね、

 例外はあるけど、数位が一つ上がるごとに一千倍差が生じるわよ?


 つまり、数位一位に近い二位であるところのあてくしは、

 別に転生チートがなくとも、

 卑怯くさいくらいに強いということなのよね、

 さすが、悪役令嬢ですわね、容赦なく強いところが、気分良く”悪い”わ。


 今日はここまでね。

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