表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

あの日、俺は気が付くと、白い天井を見ていた。病院と気付くのに、大して時間はかからなかった。白衣を着た男性やら、看護師やらが居たからだ。


「目が覚めたかい?灯堂君。僕は君の担当医の浜田って言うんだ。体の調子はどうかな?」


白衣を着た男性―――浜田さんは、俺に名乗ってから体調を聞いてきた。


「はい、なんか変な感じです。自分の体じゃないような感じで、違和感があるっていうか…」


俺がこう言うと、浜田さんは何か言いづらそうな顔をした。なんなんだろうか。もしかして、俺は難病にでもなったのだろうか。不安になった俺は、浜田さんに聞いてみた。


「あの……俺、変な病気にでもなったんですか?」


「いや…そうじゃないんだけど…病気といえば病気…かな」


「(病気といえば病気?どういう事だ?)」


浜田さんの言葉に、俺は混乱した。


「…灯堂君、今から言う事を落ち着いて聞いて欲しい。いいね?」

浜田さんが突然、真剣な眼をして聞いてきた。だから俺も真剣に頷いた。


「灯堂薫君、信じられないかもしれかいが、君は……………女の子になったんだ」



「―――え?」


浜田さんの言った事は、俺の予想を遥かに上回る事だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ