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暇な龍の冒険記  作者: 皐月 時雨
2/8

キャラクター作成

連続投稿です。


※誤字、脱字等あれば、ご指摘ください。

「ゲームスタート!」


そう言った数秒後、健人の意識が暗転した。


そしてまた数秒後、健人の意識が覚醒する。

そこは1面真っ白の世界だった。


(ここでキャラ作成をするのかな?)


そう思った矢先、どこからともなく声が聞こえた。


『トライブ・アース・オンラインの世界へようこそ。ここではあなたがこれから使用するキャラクターの作成をおこなってもらいます。』


「どんなキャラにしようか…」


このゲームの種族には人族、獣人族、吸血鬼、天人族、竜人族がある。それのどれにしようか迷っていた健人の前に突如ウィンドウが現れた。


『店頭初販特典がございます。確認しますか?

はい/いいえ』


「ん?…あぁ、そういえば一番はじめに買ったっけ。」


そういいながら健人は、はいを選ぶ。ここでは念じれば選ぶことができる。

すると、健人の前に新しいウィンドウが現れた。どうやら特典内容が書かれているようだ。


『店頭初販特典


特典として、新しい種族が選べます。なお、これを選ばずに普通の種族を選ぶこともできます。


新種族:龍族/天龍


特徴:天候を操る龍族・飛ぶことが出来る・ステータスが他種族より遥かに高い・レベル上げがしづらい・領地の守護者・人化の術を覚えない限り街に入れない


この種族にしますか? はい/いいえ』


「・・・え?なにこれ。これかなりいいやつだよね。でもなぁ、これ他の人と交流できなさそうだなぁ・・・」


健人はゲームがかなり好きである。そのうちの一つとして、他人と気軽に交流できるからである。会社では他社間との交渉を主にしているため、事務的な交流しかなかったため、気軽な交流に憧れていたのだ。


「うーん・・・でも、この人化の術っていうのを覚えれば交流はどうにかなるかな。よし、じゃあこの種族でやってみようかな!」


そう言って、はいを選ぶ。すると目の前に全長10mはありそうな龍が現れた。


「うわっ!?」


健人はその迫力に後ずさる。

しかし、すぐにこれが自分の扱う龍なんだろうと思いその龍に近づく。

その龍は有名所の神社の襖などに書かれていそうな流線的なフォルムの龍だった。体表は美しい銀色で、目は薄い黄色だった。金色のようにも見える。背中には翼が生えており、やはりその翼も美しい銀色であった。また足もちゃんと4本生え揃っており、その手の爪はなんでも切り裂けそうに鋭かった。


思わず、見惚れていた健人の前にまたしてもウィンドウが現れた。どうやらその龍の詳細が書いてあるらしい。



龍族/天龍


銀の覇塔を守る守護龍


属性/雷・水


水単体の技は水龍に劣るが、雷との連携技では水龍を上回る


寿命/3000年


龍族のなかでは長命

短いものだと1500年程度


体長/10m


成龍になると40m以上になる


人化の術/人の姿になれる


レベルが最大になると習得できる



「へぇー。いくつか気になるところがあったけど、人化の術のことが知れたからいっか。それに、水龍がいるってことは同じ境遇の人がいるってことかもしれないしね。」


見終わると声が聞こえてきた。


『最後に、キャラクター名を入力してください。』


すると、目の前にキーボードが現れた。どうやら手で打ち込むらしい。いつの間にか腕があるし。


健人は少し悩んだ後、『シーナ』と打ち込んだ。苗字が椎名だからと安直ではある。


『これでキャラクター作成を終わります。特典として、ガイドなどをしてくれる天使が付きますので、今後は天使にお申し付けください。それでは、トライブ・アース・オンラインを楽しんでください。』


名前を決めた直後、どこからともなく聞こえてきた声とともに健人の意識はきれた。



文章書くの疲れるー!

細かいところがね。ほんとね。

今日中にあと何話か書きます。


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