表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/74

 第1話 【性転換】 4 


 (なんで、【回復能】の方が高いんだ……? それに、【AAダブルエース】ってなんだよ。【A】より上ってことか?)


 「思うところ沢山あるみたいだけど、まぁ落ち着いて聞いてくれぇ。結局、あれから何回も君の対戦データを分析させてもらったけど、この数値で間違いないんだよぉ」

 「で、でも! 男子は【戦闘能】、女子は【回復能】ってさっき……!」

 「あくまでも傾向だからねぇ。君はその、【傾向外イレギュラー】になんらかの原因でなってしまったとしか私の口からは言えないよぉ」

 「あうっ……」


 開いた口がふさがらない。

 学園長が言ったことを元に考えると、新太は戦闘能と技術値の両方で合格基準スコアを下回ったということになる。

 

 (こんなの……不合格判定に決まってるじゃないか。【技術値】はともかく、【戦闘能】がここまで低かったなんて……俺は、いままで一体何をやってきたんだ……!)


 こみ上げてくる思い。

 ぎゅっと拳を握りしめる。

 けれども、話は新太が思ってもみなかった展開へ移行する。


 「で、今日の本題」

 

 ーーさて、騎士新太君。女生徒として入学してみないか?


 「ぶふぉっ!?」




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ