↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/74

 第1話 【性転換】 1 

よろしくおねがいします。


 黒影魔導学園こくえいまどうがくえんの学園長室にはかつてないほどの緊迫した雰囲気が漂う……!

 ピカリと光る坊主頭にしゃれた顎髭あごひげを生やし、偉そうに腰掛ける学園長。

 そして、学園長に対面する形で直立する落ち着かない表情の青年。


 「へぇー、君が騎士新太きしあらたねぇ。聞くところによると入学試験で『前代未聞の成績』をとったらしいねぇ」

 「そ、そんなひどかったんでしょうか俺の成績は!?」

 

 青年の名は、騎士新太。

 今年、念願の黒影魔導学園にて入学試験に挑み、見事に玉砕。

 しかし本日の朝、一本の電話によって学園長室に招待を受け、今に至るのであった。

 

 「そうだなぁ……」


 顎髭をそりそりと手で撫でつつ手元の資料に目を通す学園長。


 (うわぁ……めっちゃ資料見てるよこの人。絶対これ俺の成績だよな? 確か前代未聞とか言ってたし……もう最悪だ)


 新太は顔を真っ赤にしながら学園長の次の言葉を待った。

 しばらくの静寂と緊張、そして。


 「うん、紛れもなくひどいねぇこりゃ!」

 

 (直球で言われたぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?)


 メンタル崩壊。

 瞳がぐるぐると泳ぎ、恥ずかしさのあまり体が宙に浮いてしまいそうになった。

 

 「うぐっ……」

 

 けれども真っ直ぐとこちらを見据える学園長を見て、新太ははっとした。

 ならば、なぜ自分は学園長室ここに呼ばれたのか、と。




 

  

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。