【プロットタイプ】私の目に狂いがあると、言われている様で
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
自分が絶対の自信のあるものに対して、卑下されると『何を言ってるの?』と思うタイプです。
一人で生きていける奴が、気が弱い訳がない。とはよく聞く言葉である。誰かに丸め込まれないよう、誰かに凭れる事のないよう、気が強くなる。
そしたら意味で、俺の目に狂いは無いのだと思わされる。
休み中に大都会に出て、小洒落たカフェに着席した時の事、隣から声が聞こえて来た。
――……もっと俺には相応しい人がいる。もっと可愛い子と付き合いたいって言われて……。
――はぁ? 何それ最低じゃん。
――ブスだから、もっと頑張らないと駄目なのかな……。
男女の痴情の縺れであるらしい。傷心中であるらしい。其れを友人に話す為に、この場を借りた様だ。
一瞥した為に、詳しい言葉分からないが、大都会に馴染みそうな華やかなヘアスタイル、フリルの付いた衣類を纏っていた。そこまで頑張っても、認められ無いのか。世は無情である。
其れから暫く暗い話が続いた。そして話は方向転換すること無く、この場を去った。
彼女達が席を外したのを見計らって、鏡花は口を開く。
「あのね、可愛い格好をしている人が、メイクをしている人が、ヘアスタイルをしている人が、自分の事を卑下するのが極めて遺憾な人間なのだけど」
どうやら先程の彼女達の話が引き金になっているらしい。
普段は穏やか。人に対する愛嬌を忘れる事の無い生きもの。その生きた方は犬に似ている。けれども、一皮捲れば気性の粗さが剥き出しになる。相手が自分を軽んじていると思えばその場で叩き潰そうとするし、報復を忘れない。そうしてその時の物言い、口調は周りを震え上がらせる程、低い声となる。
今はその声だった。ドスの効いた、低音。自分の意思を貫通させる時の声だ。
「私の目が狂ってる、節穴って言われている様で。無いとは思うけど、皮肉を言われている様で。まぁ、あまり良い気分はしないかな」
俺も諭羅も、そして鏡花も、物書きである。そして書く上で、人の事をさり気なく監察する癖がある。つまり人の評価を否定される事は、自分の見る目を疑われる事に他ならない。例え其れが本人からのものであっても。
「私の目に狂いはないって、意見に間違いはないって証明したいが為に、危うく手が出そうになるぐらいには」
「見知らぬ第三者だぞ」
「分かってるよ。だから何もしない。自分なりのやり方で黙らせる」
俺が鏡花を選んだ理由。病弱故に何時死んでもおかしくない、そんな俺が居なくても、一人で生きていける。絶対に悲観にくれて沈み込む様な真似をしない。
そうしてそういう輩は大抵、気に入らない事があると食ってかかる。従順なのは自分が許容出来る範囲内だから。
「少なくとも、私が認めたものに関して、卑下されるのは不愉快かな」
この人、皆から好かれそうだな。
この人、モテそうだな。
この人、とても素晴らしい人だな。
という判定に、謙遜や卑下をして欲しくない人間。
本人であっても許さないタイプの人。
少なくともその一点に対しては、
『私が「素敵」っつってんだから、「素敵」なんだよ!!』
『黙って「私は可愛い!!」って喜べば良いんだよ!!』
『認められないのは、周りと世界が悪いんだから』←(?)
自分が認めたものに対して、謙遜とか卑下とかして欲しくないタイプ。
完全な人を見る目がある訳では無いけれど、何も見てない訳じゃないから。
極端な言い方をすると
『それは貴方の目がおかしいから、そう見えるんじゃないの?』と言われている事だから。
『そりゃ貴方よりは可愛いかも知んないけど』と言われている気がするから。
『嬉しいなら黙って受け取っておけ』というスタイルで生きてます。




