第7話 人生の光 Side梨里
私の人生嫌なことばっか、、、
なんで生きているんだろ、、
どうしたら楽になれるのかな、、
早く、、早く!
「先輩!おはようございます!」
こんなに楽しいのは人生で初めて、、
毎日明日が楽しみでたまらない
全部、、先輩のおかげだな、、
「この前行った通りいじめられているのは本当です、、」
先輩引いてるよね
絶対気持ち悪いって思われたし
やばいやつだって、、
あと半年の命なんて言ったら
先輩どんな顔してんだろ、、
っ!
なんでそんなにつらそうな顔を、、
先輩なら、、
「余命宣告されたんです」
きっと、、
「ど、うゆうこと、、」
「なんでもっと早く言ってくれなかった、、、」
あの日、、、先輩なにを考えてたんだろう、、
「おーい日下部〜なんか1年呼んでるぞ〜」
先輩に話さないと、、余命のこと黙ったまんまはよくないよね、、
「なんか、神埼梨里って子」
ザワッ
「え?もしかしてあの?」
「そうそう噂の梨里って子?」
噂?
「知らねー。突き返せ」
え?知ら、ない、、、?
「え?で、でも知り合いだって、、、」
そんな、、仲良くなったと思ってたのは私だけ、、?
教室に行ったら迷惑だった、、?
私のことは人に知られたくないの、、?
「うるせー!!いいって言ってんだろ!」
「えっ?ご、ごめん、、」
先輩怒ってる、、、
「うっわこわー」
「急に切れたんだけど、、」
泣いちゃだめだよね
私が悪いんだから
「先輩、、、、」
あのあと、、先輩が謝ってくれたけどどうしても忘れられない
今でも、先輩は私のことが嫌いなんじゃないかって
あと半年だって言ったら先輩すごく傷ついてたな、、、
私のことを想って、、?
そんなわけないか
不謹慎だけどすっごく嬉しかった
いつも私のこと優先してくれて
かっこよくて、優しくて
『梨里』
かぁぁぁ////
も、もしかして私先輩のこと好きになっちゃった!?
そうだ!
しかも、先輩が一緒に遊ぼうって!
デ、デート?だよね、、、
どうしよ~
めっちゃ楽しみ!
「先輩!奢ってくれてありがとうございます!」
奢ってくれるってかっこいいな、、
「気にすんな、」
優しい、、
ドンッ
「おねーさんかわいいね。一緒にどう?」
「えっ?」
誰?
「きみ、なかなかいい身体してんね」
え!?
なんでこんなこと言ってくるの?
「結構好み。どストライク。」
でも、知らない人だし断ろう
「すいません、、お断りしま、、」
「あぁ?ついてこい!」
え?!
「いたっ」
こっ怖い、、
「おいお前ら俺の彼女に何してくれてんの?」
え?
「はぁ!?彼女?」
「彼氏持ちかよ。ふざけんなよ!」
先輩、、、
「あの、、先輩!助けてくれてありがとうございます!」
「いや、彼女とか嘘ついてすまなかった、」
そんなことないのに!ふふっ
「いえ!全然平気です!」
でも、先輩、、本当に
「かっこよかった、、、」
「梨里?なんか言ったか?」
え!?今声に出てた!?
「いっいえ!なんでもないです、、//」
あ、危なかった!
「ほっほら!今度はペンギンいますよ!ペンギン!」
今日の先輩かっこよかったな、、、
キッチンカーで飲み物を買いベンチに座って
先輩とお話をする
あれ?、、、でも、、、なんか、眠く、、、
んっ
あれ?寝てた?
って!
先輩の肩で寝てた!?
どうしよ!?
でも、、もう少しだけこのままで、、、
「、、、、好きだ」
え?
「え、、、先輩?今、なんて、、、」
第7話です!
最近テストが近くて投稿できず申し訳ありません!
今回は初の梨里ちゃん視点の回です
物語自体は進んでないのですが少しつながるところがあったのではないでしょうか!
第8話
海浬くんのことが好きかもしれないと気がついた梨里ちゃん
また、好きだと言ったのを聞かれてしまった海浬くん
二人の思いは、、?