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桜色のきみとまた出会えるその日まで  作者: 林檎飴 abc0707
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第3話 心の穴

あの日から梨里が俺の教室にやってくることはなくなった

傷つけなくて済むと思ったと同時に寂しさもあった

「梨里、、」

俺の勝手な事情で教室まで来てくれた梨里を突き返し

さらに、冷たい言葉まで放った

呆れられても仕方がない

梨里はもう俺に話しかけてくれないかもしれない

そう思うと胸が強く傷んだ



「おーい海浬ーしっかりしろ〜」

「・・・」

梨里が来なくなって一ヶ月俺は完全に塞ぎ込んでいた

「ついに返事もしてくれなくなった、、」

今までと同じなのに心から何かが抜け落ちたようだった

「おーい」

横で拓斗がずっとうるさい

「ついてくんな」

そう言って気晴らしに梨里と始めてあった別棟へ向かった

ここに梨里がいたらな、、

「そんなわけねーか」

放心状態で歩いていると何かにぶつかった

「あ゙?」

、、チンピラか

「テメエどこ見て歩いてんだよお?!」

クソが

ちょうどいい。相手になってもらおう、、

「聞いてんのかテメエ!?」

そう言いながら殴りかかってきたクソども

でも、こんなの俺にとって造作もなかった

「、、攻撃荒すぎ、」

バキッ  ガァァァァンッ ドサッ

「ふうー、、」

どいつもこいつもクソ雑魚だな

コツ、ン コツ

「く、さかべ先輩?」

ビクッ

「え?」

り、り?

なんで、ここに

「ど、どうしたんですか?これ?、、、」

はっ梨里にこんな汚いものを見せてはいけない

「なんでもない、、、行こう」

「え?」

梨里が困った顔をしたのがわかった

「ちょっと待ってください」

そう言って梨里が俺を突き飛ばした

「っ、、、」

そりゃそうか、、、

「なにがあったんですか?こ、、、」

「きゃあ!」

っ?!

「梨里!?」

俺はすぐさま顔をあげた

そこにはさっきボコしたバズのクソどもに

捕まっている梨里の姿があった

「てめえらふざけんな、、、梨里を離せ、、、」

「ふーんそんなにこの女が大事か、、」

っしまっ、、、、、

「じゃあ人質決定だなあ」

「大人しく俺等に従え!、、」

いやだ、、、でも梨里が、、、、、

「わかった、、、、」

「先輩っ!」





バキッ  ガンッ  

「っ、、、」

痛え

「さっきの仕返しだ!ははっ」

ちっこいつら、、、

「先輩もういいです!抵抗してください!」

でも、梨里が人質な以上抵抗はできない、、

どうすれば、、、、

「痛え!」

え、、

「おい!この女噛んできたぞ!」

「梨里っ」

だめだそいつ等に手を出したら、、、、

「このアマァ!」

バキッ

「っ、、、、」

「梨里!!!!」

ちっ

「ぅ゙あ」

「ぎゃあ」

梨里!!

バキッ

「はあはあ」

り、り、、、、、

「無事、か、、」

バタッ、、、、、、、、

「先輩!!!!」


第3話まで突入!!

本当はこのエピソードで海浬くんの過去を出そうと思っていたのですが急遽変更に!!

計画を建てずに書くからこうなるんですよね〜

第4話あらすじ!!

次こそは海浬くんの過去を公開していきたいと思います!

お楽しみに!

以上林檎飴でした!!

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