第1話 出会った少女
「うるせぇよ!!かまってくんな!」
ばぁん!!
「ちっ くそじじいまじうぜぇ」
天気は快晴。本来なら清々しい気分でいたことだろう
そんな日に限って親父が朝からいちゃもんつけてくる
「おー海浬じゃん。どしたの?機嫌悪そ〜ww」
ちっ どいつもこいつもうぜーな
「話しかけんな」
「おーこわいこわいwwwははっ」
ちっ 意味わかんねー
最悪な気分のままなぜか付いてくる自称友達の拓斗と学校に向かう
ねっむ 昨日も眠れなかったし
「、、くん、、かべくん 日下部くん!!」
朝からギャーギャーと、、
「あなたですよ日下部くん!!」
んあ?あー
「俺?なんだよ話しかけんなよ」
「起きなさい!」
ちっ こいつもうぜーし
「あ゙?」
「っひ、、、」
がたっ
「あれ?海浬どこいくのー?」
うるせー
「・・・」
「ちょっちょっと、、」
イライラしたまま適当に歩いてたらもう使っていない別棟に来ていた
「いつのまに 、、」
てか、何だあれ 人?ってか倒れてね?
流石に助けないとまずいか?っしゃーねー
「おいっ生きてっか?」
「ぅ゙っ」
ッ生きてはいる。けどなかなかまじー状況だな
「運ぶぞっと」
とりあえず保健室か?
「おい養護教務」
「はっはい!」
ぴくっ
なんだ?こいつ見た瞬間から目が変わったな
「こっちでいいわ」
は?なんだこいつ
「日下部くんよね。今は授業中のはずよ。この子はもういいから教室に戻りなさい」
何言ってやがんだ?こいつアホなのか?
「だまれ。俺に指図すんな」
びくっ
「わっわかったわ」
「〜〜だから!、、、んでそ、、何度も、、、」
ん?なんか聞こえ。あー寝ちまったのか
「おい、おま、」
「自殺未遂ばっか」
は?自殺未遂?
「おいどうゆうことだ」
説明しろ
「あっ日下部くん今の、、」
こいつが、、自殺未遂、、
「お前、名前は?」
「えっ私ですか?」
ちっお前しかいね〜だろ ギロッ
「あっ神埼、です」
「下の名前もだよ。言わねーとわかんね〜のか?」
「すいませっ」
なんだこいつ
「梨里です。神埼梨里です」
ふーん梨里ね
「1年?」
「そっそうです」
後輩か、、
「ところで、あなたは?」
こいつ俺のこと知らねーのか?
「2年 日下部 海浬だ」
「あっ先輩だったんですね。すいません」
なんでこいつすぐ謝るんだ?
「あのっ日下部先輩が助けてくれたって聞いて、、ありがとうございます」
そーいえば
「お前自殺未遂したって言ってたけどどうゆうこと?」
なんでこんなやつが?
「あっそれは、、、、」
うじうじしてんな でもやっぱ言いづらいのか?
「いや言いづらいならいいが、、」
「いえっ助けてくれたのなら聞く権利があります」
そうなのか?
「その、話すと長いんですけど、、」
そう言ってあいつ、、梨里はぽつぽつと話し始めた
第1話!投稿させていただきました!
ついにヒロインとヒーローが出揃いました!
ヤンキー男子あまり出てこないので新鮮です!梨里ちゃんの性格もお楽しみに!
ちょこっとだけ2話のお話をします!
2話では梨里ちゃんの過去が登場します
物語を形どっている大切なところです!
お楽しみに!!以上林檎飴でした!!