【短編】天才令嬢の医療改革〜女は信用出来ないと医術ギルドを追放された凄腕医師は隣国で宮廷医師となり幸せを掴む〜
「エミリア・メディ、お前を医術ギルドから追放する!」
医術ギルドのギルド長から言い放たれた。
「理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「お前の書いたこの論文は何だ! 全くの虚偽の論文じゃないか!」
サモール帝国の医術ギルドでは、年に一度研究論文を提出する事になっている。
なので、エミリアもまた自分の研究論文を提出したのだ。
「虚偽ではありません! ちゃんと医学的根拠に基づいた事実です!」
「瀉血が何の効果もないだと! ふざけた事をぬかすな! これだから女は信用できないんだ!」
この時代、帝国ではまだ瀉血という治療法がとられていた。
瀉血とは、体内に溜まった不要物や有害物を血液と共に排出させることで、健康を回復させるという考えによるものである。
また、美容効果があるなどと謳っている医者もいるのだから呆れたものである。
瀉血には医学的根拠はないと言っていい。
これが、エミリアの研究結果だった。
「瀉血はいたずらに患者の体力を消耗するだけです。美容目的に限らず、瀉血は辞めるべきです!」
「ならん! 瀉血は効果ある治療法なのだ!」
医術ギルド長は聞く耳を持たなかった。
どんな症状であってもとりあえず瀉血しようなんて話があってたまるか。
成人男性でも2リットル近くの血液を抜かれたら死に至る危険性も含まれる。
「とにかく、お前は医術ギルドを除籍処分とする!」
それだけ言い残して、ギルド長は去って行く。
しかし、エミリアの研究は間違いない。
瀉血を行われた24時間以内に死亡している患者さんもたくさんいる。
今までの統計と分析から瀉血は死亡率を上げていることは間違いない。
「もう、帝国をでるしか道はないかもしれませんね……」
医術ギルドに所属していないと、医師として活動することは難しい。
エミリアのような若い女性医師はまだ帝国には少ないので信用がないとやっていけないのだ。
エミリアは一時的に実家へと戻る事にした。
メディ家は代々医師の家系であり、曽祖父は筆頭宮廷医師、祖父は医術局局長、父は医科大学の名誉教授だ。
「お父様、私は医術ギルドを追い出されてしまいました」
「あの論文が原因か?」
「ええ、その通りです」
「やはり、受け入れてはもらえなかったか。私も瀉血にはいささか疑問を覚えていたのだが」
父もまた瀉血の危険性にいち早く気づいていた一人だ。
しかし、父の声ですら医術ギルドには届かなかったのだ。
「これからどうするか考えているのか?」
「はい、この論文を世界に公表するつもりです。それで、誰かの命を救うことができるのなら」
「エミリアの好きなようにやりなさい。私は応援しているよ」
「ありがとうございます」
その翌日、エミリアは世界に瀉血は効果がない治療法であることを示す論文を発表した。
論文を発表してから、医療界では騒ぎになっていた。
父も宮廷から呼び出しを受けた。
エミリアの論文を手伝った人間として名前が入っていたからである。
「すみませんお父様。私の論文でご迷惑をお掛けしてしまいました」
「気にするな。とりあえず、宮廷の連中は黙らせてきた。それに、エミリアは私ができなかったことをやってのけた。これは誇っていい」
そう言って父は私の頭をポンっと撫でてくれた。
「エミリア、ここからが正念場だよ」
「分かっています」
亡き祖父、ブラット・メディに言われたことがある。
エミリア、お前も私のような医師になったらきっと難題に立ち向かわないといけない時が来る。
それでも決して逃げてはいけないよ。
苦しんでいる人を医学で救うのが医師の仕事だからね。
今こそ、祖父の言っていた難題なのだろう。
「必ず、やり遂げて見せます!」
エミリアは医学界と戦う決意をした。
♢
「もう、何も手は残されていないのか」
隣国、マルディン王国の国王は病に倒れていた。
しかし、原因はわからずずっと瀉血を繰り返す日々が続いている。
王太子であるサルヴァ・マルディンは父の死を覚悟する他無かった。
素人目にも分かる。父が日に日に弱っている。
宮廷医ですら原因は分からないという。
もう、残された時間はそう多くないはずだ。
「殿下、少々よろしいでしょうか?」
「何だ宰相、急ぎの用か?」
「はい、殿下に見て頂きたいものがございまして」
宰相の手には紙の束が握られていた。
「これを読んで頂けませんか?」
「これは、帝国の医師の論文か?」
「ええ、その通りでございます」
サルヴァはその論文を読んで目を見開いた。
「ここに書かれていることは事実なのか!?」
もし、この論文が事実だとしたら父は治る所か悪化する事になるのではないか。
「作成者の名前を見てください。間違いはないかと存じます」
「エミリア・メディ……そうか彼女が書いたのか……」
サルヴァはその名前を知っていた。
医学界の名門のメディ家の長女。
元医術局局長を祖父に持ち、史上最年少で医師国家試験に合格した天才。
それだけではない。
まだサルヴァが幼かった時、彼女の祖父に助けられたことがあった。
ブラッド・メディは間違いなく名医だ。
その生涯の最後は医師としての地位も名誉も未来も捨て、目の前で消えかかった命があったら全力で助ける。最強の名医だった。
そんな医師の孫娘の論文なら、無視は出来ない。
「宰相、会いに行くぞ。エミリア・メディ氏に」
「かしこまりました」
サルヴァはエミリアに会いに行く決断を下した。
♢
論文を発表して二週間が経過しようとしていた。
医術ギルドは黙っているわけもなく、エミリアの論文に反抗する論文を発表した。
エミリアは完全に異端者となってしまったのである。
「エミリア、お客様だよ」
「私にですか?」
父がエミリアの書斎に来て知らせてくれた。
「ああ、どうしてもエミリアと直接話したいそうだ」
「分かりました。お会い致します」
「応接間でお待ちいただいている」
エミリアは書斎を出ると応接間へと向かう。
応接間に入ると、綺麗な金髪を短く切り揃えられた青年がいた。
その端正な顔立ちは一瞬女性と見間違えてしまうほどである。
服装や振る舞い、従者を連れていることから高貴な身分であることが察しがつく。
「あなたが、医師のエミリア・メディ殿ですか」
「はい、エミリア・メディと申します」
「お初にお目にかかります。私、マルディン王国王太子、サルヴァ・マルディンと申します。突然の訪問、申し訳ない」
マルディン王国は帝国の隣国である。
そこの王太子は有名人だ。
王太子でありながら、剣の腕は超一流で政治的手腕もある。
そんな国の重要人物が訪ねてくるとは何事だろうか。
「単刀直入に申し上げます。この論文はあなたが書いたもので間違いありませんか?」
王太子が示した論文は私が書いた瀉血についてのものだった。
「はい、私が書いたものに間違いありません」
「そうか。この論文を書いたエミリア氏に頼みたいことがある」
「はい、何でしょうか?」
「一緒にマルディン王国へ来ては頂けないだろうか」
そう言ってサルヴァは頭を下げる。
「頭を上げてください。どういうことですか?」
「無理を承知でお願いしております。しかし、マルディン王の、父の命を救って頂きたいのです」
マルディン王が病に侵されているなどは聞いたことが無かった。
「マルディン王はそんなに深刻な状態なのですか?」
「はい、謎の高熱に倒れてここ数日はろくに食事も出来ていない状態です。それなのに、医師たちは瀉血を行うばかりで」
サルヴァも瀉血に意味がないのではないかという疑惑を持っているのだろう。
「そこに、エミリア氏の論文を拝見しました。これが事実なら父の命は危ない事になります」
「瀉血をしてからのマルディン王の状態はどうでしたか?」
「確かに、一時的には静かに眠っていましたが、どんどん体調は悪くなる一方だと感じています」
一度に大量の血液を抜かれたら誰だって大人しくなるものだろう。
それを回復に向かっているという医師がいるのもまた事実だ。
「でも、なぜ私に? 私は今、異端者と呼ばれて医学界から追放されている身ですよ」
エミリアの発表した論文は薬学界や医学界から問題視されている。
そんな渦中の中にいるエミリアにわざわざ会いに来たのだ。
少し気になる。
「今まで、組織や世界を変えたものは多くいました。しかし、その誰もが最初は異端者だったのです。世界を変えるのはいつだって異端者、違いますか?」
今までの概念を変えるのは最初は異端に映るもの。
サルヴァは分かっているらしい。
「それに、私は昔あなたのお祖父様に命を救われました。私が今、こうして生きているのはお祖父様のおかげなのです。だから、その孫娘であるあなたを信じてみたい」
「そうですか、お祖父様に」
「彼こそ私は最高の名医だと思います。惜しい人を失くしました」
ブラット・メディ、彼の功績は数知れない。
世界の医学を10年は進歩させたと言われている。
「お父様、私行きます。そこに、私の助けを待っている人がいるのなら」
エミリアは決断した。
自分のことを最後の希望として頼ってくれる人がいる。
それ以上の理由が必要だろうか。
「行ってきなさい。私はエミリアの生き方を尊重するよ」
「お父様、ありがとうございます」
早速、隣国へ向かうために準備をする。
「エミリアが遠くに行ってしまうのは、少し寂しいな」
「何言っているんですか、お父様。一生会えないわけじゃないんですから」
マルディン王国は帝国から、一番近い国である。
馬車で飛ばせばそこまでの時間はかからないはずだ。
今はマルディン王の体力を考えて、一刻も早くマルディン王都に向かうべきだ。
もたもたしていたら、手遅れになりかねない。
「まあ、そうだな。向こうでのエミリアの活躍を期待するとしよう」
父は好きなように生きることを許してくれた。
女性の医師というのは、まだ数が多くない。
男性社会の医師という世界を目指すと言った時も、反対しなかった。
「ありがとうございます。必ず、マルディン王を救ってきます」
サルヴァ王太子が訪ねて来た翌日。
エミリアは隣国へ行く準備を整えていた。
医師として必要な道具や薬、ポーションなど、状況に応じて様々な薬を処方できるように用意した。
そして、屋敷の庭に王太子様の馬車が迎えに来た。
「エミリア様、お待たせしました。荷物は先に積ませてもらいます」
従者によって、エミリアの荷物が馬車に積み込まれていった。
「では、参りましょう」
「はい、父上行って参ります」
「エミリア様をお預かり致します」
「気をつけてな。不束な娘だが、よろしく頼む」
そう言って、父は頭を下げた。
「お父様、大げさですよ。またすぐに帰ってきますから」
「ああ、行ってらっしゃい」
父に見送られて、エミリアは馬車へと乗り込んだ。
御者が馬に鞭を入れると、馬車はゆっくりと進み始める。
やがて、地面を踏む蹄鉄の音が規則正しく聞こえてくる。
ここから、約1週間は馬車の旅である。
「まだ、先は長いですから、気を楽にしていてください」
「ありがとうございます」
流石は、王家の馬車である。
クッションがふかふかでとても乗り心地がいい。
これなら、長距離移動でも腰が痛くならずに済みそうだ。
「先日説明しましたが、僕と弟が今は父の代理を務めています。エミリア様には、僕の権限で父上の容態を見てもらおうと思っています」
宮廷医師は、その国の国王しか任命することを許されていない。
なので、いくら代理でも宮廷医師に任命することはできないのだ。
「わかりました」
「宮廷の医師たちは何か言ってくるかも知れませんが、気にしないでください。あいつらは信用できない」
セカンドオピニオンといったところか。
手持ちの薬で治すことができればいいのだが、それが無理なら新たに調剤する必要があるだろう。
「何か言われても僕は必ずエミリア様の味方です。あいつらを黙らせる方法は考えてありますからご安心を」
「ありがとうございます」
そして、一週間の旅が終了しようとしていた。
「エミリア様、王都に到着しますよ」
サルヴァが声をかけてくれる。
「すぐにでも、マルディン王の容態を診たいですね」
「お疲れの所申し訳ない」
「気にしないでください。苦しんでいる人がいたら全力で助けるのが医師の仕事です」
道中に聞いたマルディン王の容態から察するに、もはや一刻の猶予もない。
すぐに瀉血を辞めさせなければ危険だ。
馬車は王都を抜けていき、王宮の前で停車する。
「お疲れさまでした」
「ありがとうございます」
エミリアは馬車を降りる。
そこには、サルヴァと同じ金髪を肩の位置まで伸ばした中性的な顔立ちをした男性が従者を連れて立っていた。
「遠い所からお越し頂きありがとうございます。グレン・マルディンと申します」
そう言って軽く頭を下げた。
「私の弟です」
「兄上が無理なお願いをしたようなのに、快く引き受けてくださり感謝いたします」
どうりでマルディンと似ている訳である。
「長旅でお疲れの所申し訳ございませんが、父上の容態を診て頂けますか?」
グレンは改めて頭を下げた。
「もちろんです」
私はサルヴァとグレンと共に王宮の中に入って行く。
「こちらです」
王宮の中をしばらく歩き、豪華に装飾された扉を開く。
そこには、ベッドに横たわったマルディン王が居た。
そのすぐ横には王宮医が二人ついている。
「二人は今すぐ退出してください。今後の治療は彼女に一任します。宮廷医の立ち入りは今後一切禁止とします」
サルヴァが言い放った。
「しかし、陛下には我々には必要なのです! そんなどこの馬の骨かも分からん女なんかに!」
医師は反抗的であった。
「彼女は私とグレンの権限において特別臨時宮廷医師として来て頂きました」
「なんだと……」
特別臨時宮廷医師は、正式な宮廷医師では無いので、国王の代理なら任命することができる。
しかし、宮廷医師と同等の権限を得ることができるのだ。
「父上は素人目でも酷くなっているではないか。ここは彼女に治療を任せる。命令です」
「承知しました……」
宮廷医たちは苦虫を噛み潰すような表情を浮かべながら、退出した。
「エミリア様、お願いします」
「はい、分かりました」
エミリアは陛下のもとへと近づいた。
「想像以上に酷いですね……」
腕には何回も行われたであろう瀉血の跡があった。
ろくに食事も取れていないのだろう。
頬は痩せこけ、呼吸も薄くなっている。
「このままでは衰弱死してしまいますね」
私は鞄を開ける。
まずは、瀉血で傷ついた腕の治療である。
綺麗に消毒した後、薬を塗って包帯を巻く。
「お香は消してください」
「分かりました」
お香を消して窓を開けて換気する。
「食事は消化に良い粥に変え、水分をいつもより多く取って下さい」
私は陛下の従者へと伝える。
「私は、薬を調合したいのですが」
「部屋を用意してあります。ご案内します」
サルヴァが王宮内にあらかじめ部屋を用意してくれていた。
「ここにある物は好きに使って頂いて構いません。何か足りないものがあったら言ってください。準備します」
「助かります」
私に用意された部屋には調薬に必要な物が全て揃っていた。
「これ、本当に全部使っていいんですか?」
「もちろんです。あなたの為に用意した物ですから」
「これだけ揃っていれば、明日にでも薬は完成すると思います」
「ありがとう。ただ、エミリア様もちゃんと休んでくださいね。あなたが倒れたら意味がありませんから」
サルヴァに忠告される。
確かに、私は夢中になると周りが見えなくなってしまうことがある。
「お気遣いありがとうございます」
「では、よろしくお願いします。何かあったらこちらのメイドに言ってくれ」
サルヴァは王宮に慣れていない私に、メイドを付けてくれたようである。
「分かりました」
「じゃあ、私はこれで失礼するがいつでも呼んでくれて構わんから遠慮はしないでくれ」
そう言うと、サルヴァはその場を後にした。
「さて、やりますか」
私が診た限り、国王陛下は肺炎だ。
ただ、繰り返される瀉血によって体力と免疫力が大幅に低下している。
そのことにより、肺炎の症状も重篤化しているのだろう。
国王陛下の年齢を考慮すれば、このまま瀉血が続けられていては命に関わっただろう。
肺炎なら適切な処置をすれば命を落とすことは無い。
私は調薬を続けた。
患者の体重、年齢、症状の重さなどを考えて調薬する。
肺炎だからといって全て同じ薬を出せばいいというものでは無いのだ。
「できた……」
薬が完成した頃にはすでに朝が近くなっていた。
そして翌朝すぐにエミリアは、メイドに案内してもらい国王陛下の寝室へと向かっていた。
再び診察と調薬した薬を飲んでもらう為である。
「体調はいかがですか?」
「貴殿は……?」
今日の国王陛下は意識があった。
しかし、それでも声は掠れるほど小さなものである。
「医師のエミリア・メディと申します。ご子息から頼まれまして、陛下の治療に参りました」
「サルヴァが……?」
「はい、サルヴァ様に頼まれました。必ず、よくなりますからがんばりましょう」
医療に携わる人間が“必ず“や“絶対“などの言葉を使うのは良くないとされている。
しかし、私は患者さんには希望を持って治療に臨んでほしい。
「アイツが頼んだということは、腕は確かなんだろうな……」
陛下が囁くような声で吐いた。
少しではあるが昨日より良くなっているようだ。
「食事は取れていますか?」
「ああ、少しだが……」
「よかったです。これ、飲めますか? 私が調合したお薬です」
「ああ」
私は薬を陛下にゆっくりと飲ませる。
それから毎日、私は陛下のもとに通って治療を続けた。
陛下の体調は日々良い方向へと向かっていた。
そして、私が治療を開始して二週間が経過した頃、陛下の体調は完全に回復したのであった。
♢
そして、今日は回復したマルディン王と謁見する日。
しかし、今日はまだ非公式な場である。
「お待たせして申し訳ない」
王宮の応接間にマルディン王が入ってきた。
「いえ、お元気になられてよかったです」
「貴殿のおかげだ。改めて自己紹介させてくれ。私はアーサー・マルディン、この国の国王だ」
「医師のエミリア・メディです」
エミリアは頭を下げる。
「いや、頭を上げてくれ。頭を下げるのはこちらの方なのだ。命を救ってくれた事、感謝する」
「苦しんでいる人を救うのが医師の仕事ですから」
「エミリア殿は帝国にお帰りになるのだろうか?」
「そのことなのですが、帝国にはもう居場所はありません。可能なら、この国に滞在したいと考えています」
医師として、帝国ではもう仕事はできないだろう。
「それならよかった。エミリア殿は宮廷医師として迎え入れたい。そして、医師功績一等勲章を授けようと思う」
「え!?」
医師功績一等勲章は医師がもらえる最高位の勲章だ。
生きているうちに叙勲したものは片手で数える程度だ。
「私からのせめても礼だ。受け取ってくれ」
こうして、エミリアは医師としてマルディン王国に認められた。
そして、エミリアの論文が正しかったことをマルディン王が証人となってくれたのだった。
【作者からのお願い】
もしよろしければ、本編の下の方にある☆☆☆☆☆から評価を入れていただけると嬉しいです!
これにより、ランキングの上位へと行き、より多くの方に作品を読んでいただく事が出来るので、作者である自分の執筆意欲が高まります!
ブックマーク、感想などもしてくださるとさらに高まりますので、よかったらぜひ!